Juteline's Ball-Room
Shall we ダンス? 珠子先生のミス
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匿名ユーザー
平凡なサラリーマンの単調な生活に 不満を感じている中だるみのサラリーマンが 窓際にたたずむ美人に気を引かれて 看板を見るとダンス教室と有り それをきっかけにダンスレッスンに通い出すと云う動機付けは ちょっと不自然な感じがした
私の体験では 中学時代に見た外国映画の中のダンスシーンや音楽に魅せられて
先ず先に音楽とダンスって素晴らしいな~と云う憧れが生じて それを動機にダンスの世界に飛び込んでみたら チャーミングな女性にめぐり会って 心を惹かれるようになる 色気抜きの純粋な動機からダンスに取り組み 後から色気がついてくる~そう云うものだと思い 映画のサラリーマンはちょっと不自然に思う…
初級者レベルにしか見えないサラリーマンが やがてアマチュア競技会に出るようになり 確かアマチュアチャンピオンからプロに転向されたと思うのですが わたりとしお先生が コンペ用のアマルガメーションを作成して指導するシーンがありましたが 初級選手が踊るのには 難しすぎるフィガーグループで 初級レベルでは使用禁止のフィガーではなかったでしょうか? それとも上級選手と云う設定だったのだろうか? 前宣伝ばかりであまり面白くない映画だったので この辺は良く覚えてないが…
★ブルースのレッスンシーンだけは ダンス未経験者が誤解すると困るので 又世間一般の人達にはリズムに鈍感な人が多いと云う現実があるので ここで強調しておきたい 草村礼子さんの珠子先生が ブルースのステップカウントを生徒に教えるシーンで
【スロー・スロー・クイック・クイック を同じ時間的長さのタイミングで足を踏みながら つまりステップしながら 1・2・3・4 の4拍を スロー(1拍目)・スロー(2拍目)・クイック(3拍目)・クイック(4拍目) と4拍で口で唱えながら 4拍で4歩をステップしていた】 これは間違いでプロにはありえないことです
★正しくは スロー(1―2拍目)・スロー(3―4拍目)・クイック(1拍目)・クイック(2拍目) と4歩を6拍でステップするのが正しいのです
もっと易しく言えば スローオー・スローオー・クイック・クイック と唱えれば 6拍で4歩を踏む と云う感じがつかめるでしょう…リズムに鈍感な人にはこのやり方が分かり易いでしょう
★ダンスホールやダンススナックで 演歌ブルースで踊っているのを見ると 4歩を4拍でステップしているから
クイック・クイック・クイック・クイック=1・2・3・4
であり スローがどこにも無いのです
~~のブルース…と云うド演歌の曲はテンポがとても遅いので 普通の人には長いタイミングを1歩でステップすることが出来ないので クイックばかりにステップするのですね
上手な人ならば バランス良く大きく動くので スローを入れて正しいブルースを踊れるのですよね
★1拍に 1歩を ステップすることを クイックと云う
★2拍に 1歩を ステップすることを スローと云う
☆タンゴは 例外で 4分の2拍子を 8分の4拍子にカウント変更しています
★珠子先生は Q・Q・Q・Qのステップタイミングで(発声はスロースロークイッククイック)ブルースを教えていたのですよ………だから この映画は 完成直前に ダンスを分かる人が チェックをしていない この意味からは かなり安直に作られたと云えるのです
しょせん娯楽映画なんだから…… かまわないかも?!
プロ教師は こんな口と足が チグハグな いいかげんな 指導は絶対にやりませんので 念のため
私自身の体験からも こんな指導は 受けた事がないのです
ダンス経験者から見ると あまり面白くないし
なんでヒットしたの~ 信じらんない~