*基本情報
【出典】アーサー王伝説
【地域】ブリテン
【CLASS】
ランサー
【真名】ガレス
【性別】女性
【身長・体重】149cm・42kg
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力:C+ 耐久:B+ 敏捷:B 魔力:B 幸運:C 宝具:B++
【クラススキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
騎乗:B
Bランクでは魔獣・聖獣以外のあらゆる物を乗りこなす。
【スキル】
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。稀有な才能。
ランサーは自ら軍団の先頭に立つタイプではないが、その天真爛漫な魅力は人望のみで軍団を作り上げることすら可能である。
聖者の数字:E
ガウェイン卿の持つ特殊体質。
午前9時から正午の3時間、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというもの。これはケルトの聖なる数である3を示したものである。ガウェイン卿の妹であるランサーもこの
スキルを持っているが、その触れ幅は3倍ではなく、あくまでも誤差程度である。
魔力放出(光):A
武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。ランサーの場合は眩い光の形で放出され、その姿は非常に美しい。
無垢なる白き手:C
伝承にも残る白く大きな手に由来する特殊スキル。武器を持たない間は全てのステータスが1ランク下がる代償として、サーヴァントとしての気配を掴みにくくする。また、武器以外の道具の扱いが上手になる。
【宝具】
『愛し従う三つの色』
ランク:C
種別:対人宝具
レンジ:2-8
最大捕捉:8人
由来:ガレスに倒され、従った三人の騎士
ランサーの身の丈より更に巨大な馬上槍。その穂は鮮やかな赤、青、緑の三色に塗り分けられている。単純な打突や殴打でも大きな威力を発揮するが、ランサーの随意でそれぞれ「赤」「青」「緑」の騎士に対応した「火」「水」「風」の力を纏わせ威力を上昇させることが可能である。ランサーはガウェイン卿譲りの炎の力を乗せられる、破壊力に優れる「赤」の力を特に好む。各色の力を発動させると、槍はその一色に染まる。なお、単純な武器としての使いやすさは無発動状態の三色が最も優れる。「赤」は前述の通り炎を纏い巨大化することによる破壊力の増強、「青」は水を纏わせ槍が細身に変化しスピードを補強する。「緑」は少々特殊であり、Eランク相当の威力の風の刃を飛ばしての遠距離攻撃が可能となる。
『一つ足りない四つの色』
ランク:B++
種別:対軍宝具
レンジ:1-999
最大捕捉:1000人
由来:四騎士のうち唯一ガレスの味方とならず打ち倒された「黒」の騎士
『
愛し従う三つの色』の真名解放状態。通常時の三つの力は実際には四つの力であるが、唯一ランサーに従うことなく倒れた
「黒の騎士」の力は制御することができないため使用できていない。真名解放を行うことにより、特性を発揮できず純粋な破壊の力となった「黒」の力を発動、残り三つの力で無理矢理押さえ付けて敵にぶつける。輝きの騎士にはあまりにも不釣り合いな、どす黒い色の破壊波動が空間を蹂躙する。単純に使用するだけでもバックファイアがあるほか、充分な魔力が足りずに使用した場合、暴発の危険がある。単純な破壊力で考えれば間違いなく奥の手に当たるが、その経緯や特性からランサーはこの宝具の使用を好まない。
『この栄光は貴方のために』
ランク:B
種別:対人宝具
レンジ:1
最大捕捉:1人
由来:
ランスロット卿に譲られた出場枠で馬上槍試合大会に優勝した逸話
他のサーヴァントの力を得る変化宝具。外見以外はステータス、スキルから宝具に至るまでその全てをコピーとすることができる。当然ながら宝具の真名解放も可能であり、単純に言えばコピー元のサーヴァントが二騎存在することと同義となる。ただし、この宝具を使用するには変化対称サーヴァントの同意が必要であり、またそのサーヴァントのがランサーの宝具使用に反対の意思を持つと効果が解除される。即ち、この宝具を使用している間は常に変化対称サーヴァントが同意の意思をもっていることが必要とされることとなる。同盟者が存在しない場合全く無意味であり、同盟サーヴァントがランサーに劣る場合使用価値の薄くなる宝具であるが、もし味方サーヴァントが強力なものであった場合同格の力を得ることが出来るという使いどころの難しい宝具である。
*解説
ブロンドのくせ毛をショートカットにした小柄な女性騎士。童顔・低身長・巨乳。だが思いの外身体は筋肉質のアスリート体型であり、その体格はむしろよい方である。白銀の鎧は兄ガウェインと似通った意匠を持っているが、女性である彼女に合わせて軽装気味に抑えられている。その上からランスロットに影響された十字の装飾を取り付けている。外側が黒、内側が黄の薄手のマントを着用。その非常に大きく白い手で身の丈ほどもある巨大な馬上槍を用いて軽やかに戦う。基本的に身軽さを活かしたスピードで敵を翻弄する戦法をとるが、その技量はガウェイン・ランスロット・トリスタン・モードレッド・アルトリアといった円卓の主要メンバーたちには大きく譲る。
物腰は非常に丁寧で柔らかであり、常に敬語を用いて話す。だが、その性格は天真爛漫で非常に人懐っこい末っ子気質で、どんな人ともすぐに仲良くなることができる。これは騎士になる前にキャメロットの厨房で働いていたことに由来しており、当時円卓に加わっていなかった
ベディヴィエールを初め、騎士となった後も王城で働く者たちとは掃除婦から執事まで多くの人々と仲が良く、また慕われていた。敵味方隔てなく礼節を尽くして接し、仲良くなった人はキャメロットへ誘い、更に非常に親しくなれば円卓に推薦する。一方で後先を考えずに行動を起こす癖があり、衝動的な行動が多い。それでいていざ判断を迫られると、優柔不断気味で判断を他者に委ねがちなきらいがある。
しかしながらこれは彼女の表面に過ぎない。その明るい仮面の裏には、自罰的で自らの存在の価値を実際以上に下に見るマイナス思考が存在する。下働き出身であること、また女性であることが彼女には騎士としてコンプレックスになっていた。兄のガウェインやガヘレスが功績を立てるほど、またランスロットに救われる度に、自らも多く功績を立てているにもかかわらず、募る劣等感を拭い去ることは出来なかった。争いを嫌う彼女は、騎士として誰かを手にかける度に頭から離れない後悔となって彼女を苛んだ。かの特異点における所業の記憶は存在していないが、もし残っていたとしたら、彼女の精神は崩壊したまま召喚されることとなっていただろう。
聖杯に賭ける望みは「グィネヴィア処刑場における自らの死の回避」。彼女はその死を恨んではいない。だが、そこで果てた自分が許せない。自らの死がランスロットとガウェインの対立を招き、円卓を崩壊へと導いたのだと信じて疑わない。ただ、鎧を纏って行けばよかった。ランスロットに敵意を持っていないと示す手段はいくらでもあったというのに、自分はそこで選択肢を間違えたのだ。ならばもう一度あそこへ戻ってやり直せば、きっと。それが彼女の願いである。だが、彼女は理解していない。もし彼女の行動が間違いであったとするのならば、それはそんなに単純なことではないのだと。そして、騎士王と近しくなかった彼女は、そもそも円卓が滅びる定めであったこと――否、それ以前にキャメロットが非常にぎりぎりのバランスで成り立っていたことすら知らないのである。この戦いの中で、彼女は未だ学ばなければならないことが山積しているのだ。
生前のように、彼女が明るく活発で可愛らしい騎士であることには変わりがない。だが「破滅」を経験した少女は、もはや生前の彼女ではいられない。
イメージカラー:クリアイエロー
特技:料理(自称)、友達づくり
好きなもの:ランスロット、ガウェイン、その他キャメロットのみんな
嫌いなもの:家族会議、けんか、血
天敵:ランスロット
基本的に明るく無邪気な子。でも宝具は仲間に出来ず殺めてしまった騎士の力を使うのでどうしても乗り気にはなれない。みんな大好き!な末っ子タイプだけれど逆に責任を自分に求めがちな二面性を持つ女の子。曇らせたい。ちなみに恋愛は知らない子だが実は潜在的に両刀だったりする。どんなマスターとでもそれなりに上手くやっていける人格的当たり鯖ではあるが抱え込みがちな性格でそれを明るい仮面で隠しているので深い仲になるにはハードルが高い。
*TRPG用キャラクターシート
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性能を使い分ける槍と身を削った大火力宝具
【真名】ガレス
【クラス】ランサー
【HP】 /最大HP=耐久d6 modifier+5+幸運
耐久ランクに+がある場合、その数だけsides+2
(キャラシート提出時にダイスを振ってください)
【宝具1】『愛し合う三つの色』(トライカラード・クローバー) ∞ / ∞
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:2-8 最大捕捉:8人
【効果】1巡開始時ごとに以下の4つの効果から1つ選び発動する。
赤:物理攻撃時、dice+5を得る。
青:先手判定と逃走判定と物理攻撃時、dice+2を得る。
緑:先手判定を行わず、先手を取る。自身は魔力攻撃しか行えない。
無:物理攻撃時と物理防御時、dice+3を得る。
【宝具2】『一つ足りない四つの色』(ブラックロスト・クローバー) 1 / 1
ランク:B++ 種別:対軍宝具 レンジ:1-999 最大捕捉:1000人
【効果】第一宝具の効果を無効化することで発動できる。
自身の現在HPを15減らす。
現在HPが15以下の場合、1d3を振る。1が出た場合、自身は消滅する。
物理攻撃時、相手前衛全てに攻撃でき、3d60で攻撃できる。
この宝具に対して、自身は令呪は使用できない。
【宝具3】『この栄光は貴方のために』(グロウリー・フォー・ユー) 1 / 1
同意を得たプレイヤーのサーヴァントと最大HP以外の全てのステータスを同一にする。
変化対象のサーヴァントと同一の宝具を使用することが出来る。
変化対象のサーヴァントのプレイヤーが、任意で解除できる。
【筋力】C+:3
【耐久】B+:4
【敏捷】B:4
【魔力】B:4
【幸運】C:3
【スキル1】対魔力:C
魔術防御時、dice+3を得る。
【スキル2】騎乗:B
先手判定と逃走判定時、dice+4
【スキル3】魔力放出(光):A
物理攻撃時、sidsを8に変更する。
このスキルを使用した攻撃時、自身は令呪強化を重ねて使用することは出来ない。
【容姿】ブロンドのくせ毛をショートカットにした小柄な女性騎士。
童顔・低身長・巨乳。だが思いの外身体は筋肉質のアスリート体型であり体格はむしろよい方である。
白銀の鎧は兄ガウェインと似通った意匠を持っているが、女性である彼女に合わせて軽装気味に抑えられている。
その上からランスロットに影響された十字の装飾を取り付けている。外側が黒、内側が黄の薄手のマントを着用。
その非常に大きく白い手で身の丈ほどもある巨大な馬上槍を用いて軽やかに戦う。
【その他】
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*台詞集
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FGO基準 |
召喚:「サーヴァント、ランサー。あなたの召喚に応じ参上致しました。なんなりとお申し付けくださいませ」
レベルアップ:「ありがとうございます!マスター!」
霊基再臨:「これで、少しは騎士らしくなれたでしょうか?」
その2:「僅かですが、お兄様に近づけた気がします。これでよりマスターのお役に立てますね」
その3:「いつか、私もランスロット卿のようにいつかなれるでしょうか?あの素晴らしき理想の騎士に。そうすれば、私はマスターを……」
最終:「すごい!すっごいですマスター!ここまで至れば私も理想の騎士の末端くらいにはなれた気がします!これからも精一杯お仕えさせていただきますね、マスター!」
開始:「ちょこっとこらしめちゃいますね、マスター!」
その2:「私が勝ったら、争いはやめて仲良くしましょうね!」
スキル:「太陽の騎士のように、激しく!」
その2:「湖の騎士のように、美しく!」
選択:「はいっ!」
その2:「わかりました!」
その3:「いきますね!」
攻撃:「たあっ!」
その2:「いっけぇ!」
その3:「とりゃ!」
EX:「ちょっと……痛いですよッ!」
宝具選択:「……わかりました、マスター」
その2:「お借り、しますね……!」
宝具:「この力は我が過ち、この力は我が後悔、この力は我が罪の証……いざ、邪悪を砕けッ!……「黒」の力よッ!」
小ダメージ:「いやっ」
大ダメージ:「いっ、痛い……っ」
戦闘不能:「ああ……私はまた、間違えて……?」
その2:「マスター……お役に立てず……申し訳……っ」
勝利:「参りましたか?それではこれくらいで勘弁してあげましょう」
その2:「なかなかいい筋でした。貴方、私と一緒にキャメロットへ行きませんか?」
会話:「マスター、たまにはどこかへ出かけましょう!」
その2:「今日の夕飯は私が作りますね!え?いい?座ってて?そんなぁ…」
その3:「お兄様ですか?気高く力強く、そして誰よりも忠実な、尊敬すべき素晴らしい騎士です!…ちょっぴり素直すぎるのが欠点ではありますが」
その4:「ランスロット卿ですか?はい、卿は私の恩人にして憧れの存在です。誰よりも一人一人のことを考えていて、しかしいざ戦いとなれば名剣アロンダイトを振るって天下無双!私も何度も卿には助けていただいたのですが、一番印象的だったのは……えっ、もういい?」
その5:「私の側には常に素晴らしい方々がいらっしゃいました。偉大なる騎士王、円卓の先輩方、城で働く給仕の方々。そして私の部下たちも。だから……私は」
その6:「あっく…アグラヴェイン卿ですか?彼はどうも苦手でした。堅物で、話が通じなくて。なにより、私が遊びに誘っても渋い顔をするんですから!」
その7:「お兄様、ランスロット卿、べディくん、そして騎士王。円卓に女性は一人しかいませんでしたが、とても楽しい日々でした。誰もが尊敬すべき人物で。ああ、そういえば先ほどの言葉には語弊がありましたね。騎士王はじつは……いえ、なんでもありません」
好きなこと:「キャメロットの方々とは殆ど全員と仲良くさせていただきました。後は、料理をするのも大好きですよ」
嫌いなこと:「重苦しい雰囲気、内乱、殺し合い…笑顔が失われる出来事には、いつまでも慣れません。例えそれが、必要なことだと分かっていても」
聖杯について:「私の最期については、ご存じかと思います。……ええ、恨んではいません。ランスロット卿はたとえ私だと認識できていたとしても、変わらず刃を振るったでしょう。けれど、もし私があの時命を落とすことがなかったら……そう考えずにはいられません」
絆:「この手、ですか?綺麗でしょう?私の自慢なんです!……ケイ卿に弄られたりもしましたが」
その2:「戦闘だけではなく、何かあったら言ってくださいね?私、色々とできるんですよ!」
その3:「マスターのこと、もっと教えてください。私、マスターについても詳しく知りたいんです!もちろん、マスターも私に何でも聞いてくださいね」
その4:「マスター、先程街中で面白いものを見つけたんですよ!是非見ていただきたいんです!さあこっち、こっちですマスター!早く早く!」
その5:「まさかサーヴァントになってからあなたとこんなに楽しい日々を過ごせるとは思っていませんでした。ああ、勿体ない!もしあなたがあの時のブリテンにいたなら、是非キャメロットの騎士に推薦していたというのに!」
イベント:「何か催しが開かれているようですよ?行ってみましょうよ!」
誕生日:「マスター、お誕生日おめでとうございます!今日はご馳走をこっそり用意させていただきました!鴨の丸焼き、魚の丸焼き、茹で野菜。そしてたっぷりのマッシュポテト!おいしく召し上がってくださいね!」
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マスター:柏木緋月基準 |
「サーヴァント、ランサー。あなたの召喚に応じ参上致しました。なんなりとお申し付けくださいませ」
召喚されての一言。騎士らしく振る舞おうとどこか気取った言葉遣いをするが、すぐにメッキは剥げる。主に彼女が可愛らしい女性であったと知ってテンションを上げたマスターによって。
「はい、行ってきますマスター」
挨拶は騎士の基本。活発で好奇心旺盛な彼女であるがやはり最高峰の騎士の一人。礼儀・礼節・マナーは自然な振る舞いに滲み出るほどたたき込まれている。
「……お兄様。……ランスロット卿。……そう、私は譲れない」
接敵直前、マスターにすら聞こえないような声で自らに発破をかける。あのときとは違う。この戦いでは、他6騎のサーヴァントは例外なく殺し尽くさねばならない。胸の痛みを抑え込んで、彼女は槍を構える。マスターのため、自分のため、そしてかつて愛した王城の人々のため、彼女は他のサーヴァントたちを手にかける。この程度の感情で心を動かされては、きっと騎士として失格だ。
「灼けよ!爆ぜよ!"赤"の力よッ!」
『愛し従う三つの色』に、赤き炎の力を纏わせる。その熱は兄の聖剣にも似た、彼女の不浄を焦がす清めの業火。
「ふんふん、どうやらマスター、私のスキルはこの「すーふぁみ」なる遊戯にも適応されるようですよ?」
マスターの念願叶ってのゲーミングタイム。「無垢なる白き手」は武器ではないものの扱いを上手にする。それと騎士としての戦略眼があれば初めて触れるテレビゲームもこの通り。
「マスター!どこにいるんですか?答えて!マスター!どこ!?私は、私はこれからどうすれば……!」
拠点が襲撃され、マスターとの通信が途絶える。生前、彼女の側には常に優秀な者たちがいた。厨房の先輩、我が儘な姫、忠実なる部下、素晴らしき兄、偉大なる王、そしてランスロット卿。だから彼女は自分で決断をしてこなかった。選ぶべき道は常に誰かが示してくれていた。故に彼女には分からない。独りぼっちになったとき、彼女は道を選べない。
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愛され妹系騎士。ただし拗らせ気味。
最終更新:2016年10月12日 18:37