バイトも終わり、だいぶ日の沈むのが遅くなった街をのんびりと歩く。
今日5月28日は私の誕生日だ。
去年はゆーちゃん達と思いっきりすれ違いになっちゃったけど、今年はちゃんと帰るようにバイト仲間に言ったらすんなりとOKが出た。
お願いしたら二つ返事で、と言うか逆に早く帰れと言われたのはどうなんだろう?
いや、チーフになって増えた仕事もちゃんと終わらせてるから問題はないんだけど。
私とゆーちゃんの仲はバイト先でも既に認められていて、ゆーちゃんが来ると仕事が残っていても帰らされそうになったりする事も何度かあったっけ。
ただ、ゆーちゃんまでバイトさせようとするのは勘弁して欲しい。
実際にうちで働く事になったら、まぁキャラ物のコスプレは無理っぽいけどメイド服なんか着せたら人気出るだろうと思う。
けど、ゆーちゃんのそういう可愛い姿を見るのは私だけで十分、悪い虫が付いたらなんて考えまで浮かんでしまう辺り、かなり独占欲が強いのかな?なんて思わず苦笑してしまった。
そんな他愛のない事を考えながら、行きよりも重くなった荷物を手に家路を急ぐ。
荷物の中身はバイト仲間からのプレゼントの他に、かがみ達からの物も入っていた。
新生活で忙しいはずなのに皆でバイト先まで来てくれて、少し大人びた元気な姿を見せてくれたのは本当に嬉しかったな。
当日になって時間を変更したステージイベントの始まる30分くらい前に休憩と準備の為に裏方でくつろいでたら皆が来たんだっけ。
わざわざパティが連絡してたらしく、時間変更も皆が来るのもパティを始めとしたバイト仲間で計画してたんだそうな。
ダンスの後にサプライズイベントで私の誕生日をお客さん達も巻き込んで祝ってもらえたのは嬉しいやら恥ずかしいやら何とも言えない気分だったよ。
つくづく私は幸せ者なんだなと、今日1日を振り返っているともう家まであとわずかだった。
今日5月28日は私の誕生日だ。
去年はゆーちゃん達と思いっきりすれ違いになっちゃったけど、今年はちゃんと帰るようにバイト仲間に言ったらすんなりとOKが出た。
お願いしたら二つ返事で、と言うか逆に早く帰れと言われたのはどうなんだろう?
いや、チーフになって増えた仕事もちゃんと終わらせてるから問題はないんだけど。
私とゆーちゃんの仲はバイト先でも既に認められていて、ゆーちゃんが来ると仕事が残っていても帰らされそうになったりする事も何度かあったっけ。
ただ、ゆーちゃんまでバイトさせようとするのは勘弁して欲しい。
実際にうちで働く事になったら、まぁキャラ物のコスプレは無理っぽいけどメイド服なんか着せたら人気出るだろうと思う。
けど、ゆーちゃんのそういう可愛い姿を見るのは私だけで十分、悪い虫が付いたらなんて考えまで浮かんでしまう辺り、かなり独占欲が強いのかな?なんて思わず苦笑してしまった。
そんな他愛のない事を考えながら、行きよりも重くなった荷物を手に家路を急ぐ。
荷物の中身はバイト仲間からのプレゼントの他に、かがみ達からの物も入っていた。
新生活で忙しいはずなのに皆でバイト先まで来てくれて、少し大人びた元気な姿を見せてくれたのは本当に嬉しかったな。
当日になって時間を変更したステージイベントの始まる30分くらい前に休憩と準備の為に裏方でくつろいでたら皆が来たんだっけ。
わざわざパティが連絡してたらしく、時間変更も皆が来るのもパティを始めとしたバイト仲間で計画してたんだそうな。
ダンスの後にサプライズイベントで私の誕生日をお客さん達も巻き込んで祝ってもらえたのは嬉しいやら恥ずかしいやら何とも言えない気分だったよ。
つくづく私は幸せ者なんだなと、今日1日を振り返っているともう家まであとわずかだった。
「ただいま~」
そう声を掛けると、奥から一人の少女が出てきた。
いや、家には私以外の女の子は1人しかいないんだけど、その格好に思わず呆然としてしまった。
「お帰りなさいませ、お嬢様。お荷物をお持ちします」
なんて言いながら、いまだ衝撃から立ち直れない私からその少女――メイド服に身を包んだゆーちゃん――は荷物を受け取ると、
「如何なさいましたか? もしやお加減でも優れないのでしょうか?」
と言っておでこをこつんと合わせて、いつもの笑顔を浮かべると
「おかえり、お姉ちゃん♪」
私の唇に軽くキスをしてくれた。
それが鍵となって魔法が解けたかのように、私は思わずその場にへたり込んでしまった。
「え、えぇぇっ? お、お姉ちゃん大丈夫?!」
「どうした、ゆーちゃん? こなたは帰ってきたんだろう? って、なーにそんな所に座り込んでるんだ、こなた?」
「あ、いや。ちょっとビックリしただけだよ。ただいま2人とも。 あと、すごく似合ってるよ、ゆーちゃん」
ようやく立ち上がり心配そうなゆーちゃんを優しく撫でてあげると、安心したのか顔を綻ばせる。
「急に動かなくなるからびっくりしたよぉ。 本当に大丈夫?」
「へーきへーき。いやまさか、ゆーちゃんがそんな格好するとは思わなくてさ。どういう風の吹き回しかな?」
「えっと、田村さんがね、この格好ならお姉ちゃんを驚かせられるよって。わざわざ用意してくれたんだ」
むぅ、ひよりんの差し金か……ま、まぁ思わず見惚れるくらい可愛いからよしとしよう。
しかし……絶対うちじゃバイトさせられないね、こりゃ。悪い虫が付く事間違い無しの激萌えロリメイドだよ。
などと固く決心しながらゆーちゃんに先導される形で部屋に向かい、着替えを済ませて居間に向かうと……
そう声を掛けると、奥から一人の少女が出てきた。
いや、家には私以外の女の子は1人しかいないんだけど、その格好に思わず呆然としてしまった。
「お帰りなさいませ、お嬢様。お荷物をお持ちします」
なんて言いながら、いまだ衝撃から立ち直れない私からその少女――メイド服に身を包んだゆーちゃん――は荷物を受け取ると、
「如何なさいましたか? もしやお加減でも優れないのでしょうか?」
と言っておでこをこつんと合わせて、いつもの笑顔を浮かべると
「おかえり、お姉ちゃん♪」
私の唇に軽くキスをしてくれた。
それが鍵となって魔法が解けたかのように、私は思わずその場にへたり込んでしまった。
「え、えぇぇっ? お、お姉ちゃん大丈夫?!」
「どうした、ゆーちゃん? こなたは帰ってきたんだろう? って、なーにそんな所に座り込んでるんだ、こなた?」
「あ、いや。ちょっとビックリしただけだよ。ただいま2人とも。 あと、すごく似合ってるよ、ゆーちゃん」
ようやく立ち上がり心配そうなゆーちゃんを優しく撫でてあげると、安心したのか顔を綻ばせる。
「急に動かなくなるからびっくりしたよぉ。 本当に大丈夫?」
「へーきへーき。いやまさか、ゆーちゃんがそんな格好するとは思わなくてさ。どういう風の吹き回しかな?」
「えっと、田村さんがね、この格好ならお姉ちゃんを驚かせられるよって。わざわざ用意してくれたんだ」
むぅ、ひよりんの差し金か……ま、まぁ思わず見惚れるくらい可愛いからよしとしよう。
しかし……絶対うちじゃバイトさせられないね、こりゃ。悪い虫が付く事間違い無しの激萌えロリメイドだよ。
などと固く決心しながらゆーちゃんに先導される形で部屋に向かい、着替えを済ませて居間に向かうと……
『ハッピーバースデー! こなたお姉ちゃん!(こなた! こなた先輩!……)』
クラッカーと共にお祝いの言葉が口々に投げ掛けられた……って、人数多っ?!
「ちょ、何この顔ぶれ?! ひよりんはともかくとして、何でかがみ達までいるのさ!」
「あら、いちゃ悪いの?」「それはひどいよ、こなちゃん」「私達はお邪魔でしたか?」
そう、そこにはお父さんとゆい姉さん、ゆーちゃんにメイド服を着せたひよりんを始めとした新2年組、そしてバイト先に来てくれたかがみ達3人が揃っていた。
「や、悪いとかじゃなくってさ。さっき別れた時は明日も学校で忙しいとか言ってなかったっけ?」
「あぁあれね。嘘に決まってるじゃない」
「たまには泉さんを驚かそうと思いまして」
「皆で決めたんだよね~」
なんて順番に言いながら揃って「ね~」なんて言う3人を前に、私は本日2度目のへたり込みをしていた……アルファベットで書くなら「orz」って感じで……
クラッカーと共にお祝いの言葉が口々に投げ掛けられた……って、人数多っ?!
「ちょ、何この顔ぶれ?! ひよりんはともかくとして、何でかがみ達までいるのさ!」
「あら、いちゃ悪いの?」「それはひどいよ、こなちゃん」「私達はお邪魔でしたか?」
そう、そこにはお父さんとゆい姉さん、ゆーちゃんにメイド服を着せたひよりんを始めとした新2年組、そしてバイト先に来てくれたかがみ達3人が揃っていた。
「や、悪いとかじゃなくってさ。さっき別れた時は明日も学校で忙しいとか言ってなかったっけ?」
「あぁあれね。嘘に決まってるじゃない」
「たまには泉さんを驚かそうと思いまして」
「皆で決めたんだよね~」
なんて順番に言いながら揃って「ね~」なんて言う3人を前に、私は本日2度目のへたり込みをしていた……アルファベットで書くなら「orz」って感じで……
ショックから立ち直り、気を取り直すと誕生日パーティの再開だ。
ここまでのメンツが揃うのは卒業してから初めてと言う事もあり、当然ながら半ば同窓会になっていった。
新学年でもゆーちゃん達は4人同じクラスになった事。黒井先生は相変わらず元気一杯だと言う事。かがみとみゆきさんの大学生活。つかさの専門学校での事。私のバイトでの事……
どれも新鮮で、懐かしくて、やっぱり楽しくて。
あの時はかがみと誓った事だったけど、やっぱり皆いつまでも友達でいられたらいいな、と改めて心から願った。
ここまでのメンツが揃うのは卒業してから初めてと言う事もあり、当然ながら半ば同窓会になっていった。
新学年でもゆーちゃん達は4人同じクラスになった事。黒井先生は相変わらず元気一杯だと言う事。かがみとみゆきさんの大学生活。つかさの専門学校での事。私のバイトでの事……
どれも新鮮で、懐かしくて、やっぱり楽しくて。
あの時はかがみと誓った事だったけど、やっぱり皆いつまでも友達でいられたらいいな、と改めて心から願った。
さすがに平日ではお泊りも出来るはずもなく、9時を回ると楽しい時間も終わりを告げる。
お父さんとゆい姉さんの車に別れて乗る皆を見送ると、家には当然ながらゆーちゃんと2人っきりになる。
ゆーちゃんは相変わらずメイド服のままで、私と寄り添うようにソファでくつろいでいる。
「しっかし今日は騒いだね~。今日も、かな?」
「ふふっ。そうだね、お姉ちゃん」
「ところで、いつまでその格好でいるつもりなの?」
「ん~、とりあえず片付けをしてから、お風呂入る前には着替えるよ」
「へ? でも借り物でしょ? 汚れとか付いちゃわない?」
「大丈夫だよ。お手入れの仕方とか色々聞いてるから」
「そかそか、なら安心……ん? あれ? それ借り物、だよね?」
「え? ううん、田村さんがくれるって……」
「はい?」
「この前ね、田村さんのお手伝いをした時にお礼だって言って。でもさすがに悪いから、また機会があればお手伝いする約束でもらっちゃったの……お姉ちゃんも喜んでくれるみたいだし……」
「ひ、ひよりんのお手伝い? それって同人の……」
「うん。ほら、私、絵本描いてるでしょ。その練習にもなるからって。それに、たまに色んな服着てモデルさんみたいな事もしてるんだよ」
……ゆきおばさん、ゴメンナサイ。もしかしたらゆーちゃんが染まっちゃうかも知れません……
ゆーちゃんは絶句した私を不思議そうに見ると、ふと何かを思い出したようにメイド服のポケットを探ると1枚のチケットを差し出してきた。
「ね、お姉ちゃん。これもう1つの誕生日プレゼントなんだけど、もらってくれる?」
あれ? この光景はどっかで見たような……いやいや、ゆーちゃんがまさかあんな事するはずないって。
「ありがとー、ゆーちゃん♪……なになに? 『御奉仕券 5/31&6/1限定』?」
「うん、ここ最近お姉ちゃん忙しいでしょ? だからたまにはゆっくりしてもらおうかな、って」
はにかむように笑うゆーちゃんの頬がうっすらと赤いのは多分こんな事を言い出すのが恥ずかしいんだろうね……反則級の可愛さだけど。
「喜んで使わせてもらうよ、ゆーちゃん。そういやお父さんはその日に取材旅行だって言ってたっけ。って事は、ゆーちゃんのメイド姿を独り占め?」
「あぅ……そ、そうだよ」
真っ赤になって俯くゆーちゃんを抱き寄せて、顎に指を添えて上を向かせると、潤んだ目をゆっくり閉じて……小さな唇に優しくキスをしてあげてから、
「ね、ゆーちゃん。片付けなんて後でいいからさ。今から一緒にお風呂に入ろうか?」
耳元で囁く。びくっと体を震わせながらこくりと小さくうなずくのを確認して立ち上がると、ゆーちゃんを抱き寄せたまま膝の裏に手を差し入れてひょいっと抱き上げる。
「ひゃっ! お、お姉ちゃん?!」
「前はみなみちゃんにしてやられたからね~。私にだって出来るんだよ~♪」
有無を言わせず、お姫様抱っこのまま風呂場へ向かい……
お父さんとゆい姉さんの車に別れて乗る皆を見送ると、家には当然ながらゆーちゃんと2人っきりになる。
ゆーちゃんは相変わらずメイド服のままで、私と寄り添うようにソファでくつろいでいる。
「しっかし今日は騒いだね~。今日も、かな?」
「ふふっ。そうだね、お姉ちゃん」
「ところで、いつまでその格好でいるつもりなの?」
「ん~、とりあえず片付けをしてから、お風呂入る前には着替えるよ」
「へ? でも借り物でしょ? 汚れとか付いちゃわない?」
「大丈夫だよ。お手入れの仕方とか色々聞いてるから」
「そかそか、なら安心……ん? あれ? それ借り物、だよね?」
「え? ううん、田村さんがくれるって……」
「はい?」
「この前ね、田村さんのお手伝いをした時にお礼だって言って。でもさすがに悪いから、また機会があればお手伝いする約束でもらっちゃったの……お姉ちゃんも喜んでくれるみたいだし……」
「ひ、ひよりんのお手伝い? それって同人の……」
「うん。ほら、私、絵本描いてるでしょ。その練習にもなるからって。それに、たまに色んな服着てモデルさんみたいな事もしてるんだよ」
……ゆきおばさん、ゴメンナサイ。もしかしたらゆーちゃんが染まっちゃうかも知れません……
ゆーちゃんは絶句した私を不思議そうに見ると、ふと何かを思い出したようにメイド服のポケットを探ると1枚のチケットを差し出してきた。
「ね、お姉ちゃん。これもう1つの誕生日プレゼントなんだけど、もらってくれる?」
あれ? この光景はどっかで見たような……いやいや、ゆーちゃんがまさかあんな事するはずないって。
「ありがとー、ゆーちゃん♪……なになに? 『御奉仕券 5/31&6/1限定』?」
「うん、ここ最近お姉ちゃん忙しいでしょ? だからたまにはゆっくりしてもらおうかな、って」
はにかむように笑うゆーちゃんの頬がうっすらと赤いのは多分こんな事を言い出すのが恥ずかしいんだろうね……反則級の可愛さだけど。
「喜んで使わせてもらうよ、ゆーちゃん。そういやお父さんはその日に取材旅行だって言ってたっけ。って事は、ゆーちゃんのメイド姿を独り占め?」
「あぅ……そ、そうだよ」
真っ赤になって俯くゆーちゃんを抱き寄せて、顎に指を添えて上を向かせると、潤んだ目をゆっくり閉じて……小さな唇に優しくキスをしてあげてから、
「ね、ゆーちゃん。片付けなんて後でいいからさ。今から一緒にお風呂に入ろうか?」
耳元で囁く。びくっと体を震わせながらこくりと小さくうなずくのを確認して立ち上がると、ゆーちゃんを抱き寄せたまま膝の裏に手を差し入れてひょいっと抱き上げる。
「ひゃっ! お、お姉ちゃん?!」
「前はみなみちゃんにしてやられたからね~。私にだって出来るんだよ~♪」
有無を言わせず、お姫様抱っこのまま風呂場へ向かい……
5月31日の朝。
ちゅんちゅんと小鳥のさえずりの中、腕の中の大切な子の温もりを感じ……ない?
「あれ? ゆーちゃん?」
おかしい。夕べはゆーちゃんと甘い時間を過ごしたはず。たいてい私の方が先に目覚めるのに……
ゆっくり体を起こすと、1枚の手描きのチケットが目に入った。
「あ、そっか。今日だっけ」
そう、今日と明日はゆーちゃんのご奉仕を独り占め出来るんだっけ。だから頑張って起きたのかな?
そんな事をボンヤリ考えていると、トタトタと軽い足音が聞こえてきた。ドアをゆっくり開けてフリルたっぷりのエプロンをつけたゆーちゃんがひょっこりと顔を出した。
「あ。おはよう、お姉ちゃん。朝ご飯出来てるよ~」
「うん、おはよー。今日と明日はよろしくね。そういえば、まだメイド服じゃないんだ?」
と何気なく聞くと、顔を真っ赤にして俯いてしまうゆーちゃん。そんな恥ずかしいかなぁ?
「う、うん。それはまた後でね。は、早く来ないと冷めちゃうよ!」
慌ててUターンしていくゆーちゃん……ちょっと待って。今なんだか後姿に違和感があったよ?
ゆーちゃん、あんなに背中の開いた服持ってたっけ?
と言うか……服、着てた??
ちゅんちゅんと小鳥のさえずりの中、腕の中の大切な子の温もりを感じ……ない?
「あれ? ゆーちゃん?」
おかしい。夕べはゆーちゃんと甘い時間を過ごしたはず。たいてい私の方が先に目覚めるのに……
ゆっくり体を起こすと、1枚の手描きのチケットが目に入った。
「あ、そっか。今日だっけ」
そう、今日と明日はゆーちゃんのご奉仕を独り占め出来るんだっけ。だから頑張って起きたのかな?
そんな事をボンヤリ考えていると、トタトタと軽い足音が聞こえてきた。ドアをゆっくり開けてフリルたっぷりのエプロンをつけたゆーちゃんがひょっこりと顔を出した。
「あ。おはよう、お姉ちゃん。朝ご飯出来てるよ~」
「うん、おはよー。今日と明日はよろしくね。そういえば、まだメイド服じゃないんだ?」
と何気なく聞くと、顔を真っ赤にして俯いてしまうゆーちゃん。そんな恥ずかしいかなぁ?
「う、うん。それはまた後でね。は、早く来ないと冷めちゃうよ!」
慌ててUターンしていくゆーちゃん……ちょっと待って。今なんだか後姿に違和感があったよ?
ゆーちゃん、あんなに背中の開いた服持ってたっけ?
と言うか……服、着てた??
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- >ゆーちゃん、あんなに背中の開いた服持ってたっけ?
と言うか……服、着てた??
ひよりGJ -- 名無しさん (2008-08-24 19:37:16)