この私、ランゼには策がある!
ギガント28号を討ち倒す術(すべ)があるッ!!
そもそも空対地と言う圧倒的アドバンテージッ!!
ギガントの堅牢な装甲が故に、そのアドバンテージを上手く生かす事が出来なかったが、
1000m付近までしか跳べないと言う事実を知った以上、
手の打ち様はあると言う事だ!!
もうすぐ“空母”『赤飛(あかとび)』に帰艦する!
そのプランを伝えようじゃあないか!!
そして声高らかにこう言おう!!
ッ
ッ
「 ギ ガ ン ト 2 8 号 、 敗 れ た り ぃ ぃ い い い い い ! ! ! 」
・
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○クロガネの賛歌 第4.5章 “ギガント空中大激戦”
第 4 話 「 支 配 者 の 一 声 」
○高度1万m アムステラ軍 “空母”『赤飛(あかとび)』
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
皆と合流するランゼ。
ボギヂオは小躍りしながら、こう言う。
ボギヂオは小躍りしながら、こう言う。
「ムフフ♪ギガント28号を破壊出来るんだってね♪♪」
「嬉しいったら!嬉しいったら!嬉しいったら、ありゃしないぃーんん!!」
「これで枕を高くして眠れると言うモノですよぉん♪ハァ~シュポシュポ♪♪」
オペレーターの女性がランゼに抱き付く。
「あぁん!ランゼ様、これで、もうすぐS○X出来ますわぁー!!」
ランゼは応える。
「カワイコちゃん♪S○Xはまだ先だ。」
「ここで気を緩める訳にはいかない。」
「大丈夫だ。必ず私は君とS○Xをする…!」
「もう少しばかり待っていてくれ。」
オペレーターの女性は。
「はい♪」
と、ランゼから離れた。
ボギヂオはご機嫌に。
「それじゃあね。爆雷をね。高度1万mから落とそうね♪」
「加速度ついてギガント28号をドッカンドッカンですよぅ~!!」
そんな折り…。
「少しお待ちを。」
ジョーゲンが口を挟む。
「高度1万mで爆雷を落としても、加速度はつきません。空気抵抗があります。」
- 加速度(空から落とした場合)
雨滴で秒速6~10m弱(時速20~36km/h)
人体で時速200km/h超 加速250~300km/h
人体で時速200km/h超 加速250~300km/h
加速 × 加速姿勢(頭若しくは足からの落下)
ジョーゲンは続ける。
「空気抵抗を無効化する装置を内蔵していて、対象に直接質量ダメージを与えつつ爆発する対操兵弾が存在しますが…。」
「この“空母”『赤飛』には搭載はされておりません。」
「確かに高度1万mと言う距離は安全ではありますが、効果的な攻撃は出来るかどうかは…。」
ランゼは答える。
「特別製の爆雷が無いのは誤算でしたが、方法はあります。」
「それは『ドリルミサイル』です。」
「爆雷は落下による加速だけの話で推進力を持つものなら別なのと、
ドリルミサイルは直撃→穿孔(せんこう)→爆発のプロセスで破壊するので速度アップ=威力アップに繋がります。」
ジョーゲンは続ける。
「しかし、ランゼ大尉。距離は大分に離れる事に…。」
ランゼは再び答える。
「私は狩りの才能を持つ男。10km先の獲物の仕草を、当てる事が出来ます。」
「1万mとはつまり10km。ギリギリだが当てる自信はあります。」
ボギヂオが割って入る。
「ま、と・も・か・く♪」
「こっちが有利って話でしょぉ~ん♪♪」
「バァーっとやっちまいましょうよん♪ハァ~シュポシュポ♪♪」
ジョーゲン。
「そうですね。試す価値はあると思います。」
ランゼ。
「では再び出撃してきましょう!!」
そして、ランゼは再び出撃をした。
○高度1万m アムステラ軍 『裸空』
ブ ォ オ ォ オ ォ ォ オ オ オ ォ ォ ォ オ オ オ オ
ォ ォ オ オ オ ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ! ! !
ー 裸空はギガントから距離1万m付近を旋回するッ!
ー 絶対の安心感を持って旋回するッ!
「 ギガント28号…!流石のお前もそこからではここには届かない…!! 」
「 さて、ぶち込むとするか…!! 」
「 く ら え ぃ !
ド リ ル ミ サ イ ィ ル ! ! 」
ッ
ッ
ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド
ド リ ド リ ド リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ー 発射したァーッ!ドリルミサイルを発射したァーッ!!
ー 加速度+推進力の猛烈発射だァーッ!!
対
し
!
百文字!
「 ギガントよ。ここからが正念場である。 」
「 敵の武装は超聴力で大体は把握しておる。 」
「“受け切れば”ワシ等の勝ちだ。 」
「 気を入れて耐撃をするぞ!ギガントッ!! 」
ギガント!
「 タ”イ”ゲ”キ” ノ” フ”タ”ツ”ナ” ッ ! ! 」
そ
し
て
!
ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ
ガ リ ガ リ ガ リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ー 命中命中ゥ!ドリルミサイルが命中したァーッ!!
ッ
ッ
百文字!
「 ギガントよ!上空からの攻撃!!
そうそう、鋼鉄蛇腹に命中(当たる)モノではない!! 」
「 装甲の厚い、腕や胸の装甲で、このミサイルをやり過ごすのだ!! 」
ギガント!
「 ウ”ケ” ノ” ビ”ガ”ク” ッ !! 」
ッ
ッ
ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド
ド リ ド リ ド リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ー ギガントは、ドリルミサイルを両腕と胸でばらけて受ける!
そしてドリルミサイルはそんなギガントの装甲を穿孔する!!
ッ
ッ
ー ギガントの厚い装甲と言えど、加速度+推進力の猛烈発射!!
ー 穿孔!即ちは“穴”を空け!!然る後にッ!!
ッ
ッ
ヴ ォ カ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ン ン ! ! ! !
ー 爆発ゥ!!爆発をするゥ!!!
ッ
ッ
ランゼ!
「 先の攻撃は、そこから攻撃に移られたが、
その場所からではどうしようもあるまい、ギガント28号!! 」
「 上手い事大ダメージは避けてるようだが、
ドリルミサイルはまだまだあるぞ!ぶち込みまくりだ!! 」
「 うぉおおおおおお!これはチ○コだ!!チ○コの如きぶち込み様だ!! 」
ッ
ッ
「 や っ た る ぞ 、 バ ッ コ ン ! !
よ っ こ ら 、 セ ェ ェ ェ ェ ○ ス ッ ッ ! ! 」
ッ
ッ
ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド
ド リ ド リ ド リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ッ
ッ
ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ
ガ リ ガ リ ガ リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ッ
ッ
ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド リ ド
ド リ ド リ ド リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ッ
ッ
ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ リ ガ
ガ リ ガ リ ガ リ リ ィ ィ ィ ィ イ イ イ イ イ ! ! !
ッ
ッ
ランゼは連呼する!!
「 S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X !
S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! 」
ッ
ッ
「 S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X !
S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! S ○ X ! 」
ッ
ッ
そして雄叫ぶッ!!
「 チ ” ィ ” ィ ” ィ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” ○ ” コ ” ッ ” ッ ” ! ” ! ” 」
ッ
ッ
モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ク モ ! ! ! !
ー ランゼが見据える、その先には…!!
ッ
ッ
ー 装甲がズタズタになり、煙を噴き上げるギガント28号が其処にあった!!
ランゼは再び雄叫んだッ!
「 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ” 雄 ”( お ぉ ぉ お お お お お お お お お お お お お お お お ! ! ! ! ) 」
喉が枯れんばかりに雄叫んだッ!!
Pi! Pi!(ランゼは、通信を入れる。)
「ドリルミサイルは撃ち尽くしました。しかし、あれだけボロボロの状態です。」
「見て下さい。装甲はズタズタ。内部の機械も見えています。」
「煙だって噴き上げている。内部がやられている事を現しています。」
「後は、普通の“爆雷”でも大丈夫でしょう!!」
「さぁ!ギガント28号を倒しましょう!!」
「そして、こう凱歌(がいか)をあげるのです!!」
ッ
ッ
「 ギ ガ ン ト 2 8 号 、 敗 れ た り ぃ ぃ い い い い い ! ! ! 」
ッ
ッ
「 そ う ! 凱 歌 を あ げ る の で す ぅ ぅ う う う う う う う ! ! ! ! 」
Pi! Pi!(ボギヂオは、通信を返す。)
「はぁん♪シュポシュポですよぉん♪♪」
「あの!あの!あの、憎ったらしい、ギガント28号が!!」
「遂に!遂に!遂に、倒す事が出来るんですからぁぁあああああああああ!!!」
「ルン!ルン!ルン、たららったルンバルルンルンルゥン♪♪」
Pi!(ボギヂオは、攻撃班に連絡を入れる!)
ッ
ッ
「 爆 雷 投 下 だ よ ぉ ~ ん !
だ よ ぉ ~ ん ! そ ん な も ん だ よ ぉ ~ ん ! ! 」
ッ
ッ
クイッ!(コマネチをして!!)
ッ
ッ
「 ぱ み ゅ ぅ う う う う う う う う う う う う ! ! ! 」
ボギヂオは、そう嬌声(きょうせい)をあげた!!
百文字は、こう呟く…。
「よくぞ…。よくぞ、耐え忍んだぞ、ギガントよ…。」
「あの空母に、爆雷を吐き出させるまでの死合であった。」
「あれしか、勝機は無かった。故に耐え忍んだ。」
ッ
ッ
「 耐 え 難 き を 耐 え 、 忍 び 難 き を 忍 び 、
今 、 こ の 瞬 間( と き )の 為 に 逆 転 の 一 手 を う つ ッ ! ! 」
ッ
ッ
「 我 等 は 天 を 行 く 、 階 段 を 歩 む の だ ! ! 」
ッ
ッ
「 そ れ は ・ ・ ・ !
こ う や っ て ッ ッ ! ! 」
ッ
ッ
ガ シ ィ ! !
ー ギ ガ ン ト は
百 文 字 を 掴 む ッ ! !
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
「 『 超 聴 力 よ ぉ し ! 即 ち は ハ ン ド レ ッ ド ・ イ ヤ ー が よ ぉ し !
鋼 鉄 蛇 腹 の 収 縮 も 完 璧 で あ る ! 全 力 を 持 っ て 行 え よ う ! !
準 備 は 万 端 で あ る ぞ 、 ギ ガ ン ト ッ ッ ! ! 』 」
ー ダ” イ” ナ” マ” イ” ト”
ギガントは異音にて答えるッ!
ッ
ッ
ー コーナーポストよりッ!
ー 飛び上がりて、落下ッッ!!
ー その額、地に向け、倒者に打ち据えるが事を『完遂』とすッッ!
額と額。
火花飛び散らんが如くにブチ当てる事にて、『スーパー・ダイビング・ヘッド・バット』と相成るが・・・ッ!
火花飛び散らんが如くにブチ当てる事にて、『スーパー・ダイビング・ヘッド・バット』と相成るが・・・ッ!
「 『 こ の 度 は 特 別 だ ッ ! 』 」
ー ギガントよ!
ー 天に向けて『ワシをブン投げるのだ!』
ー 狙 い は ッ ッ ! ! !
ー 狙 い は ッ ッ ! ! !
ー ソ ” コ ” ォ オオオオオ オ オ オ オ オ オ オ ー ー ー ーーーー ッッ ッ ! ! !
ギガントは 雄 叫 び ッ ッ ! !
『 爆発的投擲故似遠投 ( オ ー ヴ ァ ・ ズ ゥ ー ム ・ ス プ リ ン ガ ー )ァァアア ア ー ーー ッ ッ ! ! 』
ッ
ッ
そ し て 投 げ た ぁ ぁ ぁ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! !
ランゼは叫ぶ!
「 愚 か ッ ! 」
「 如 何 に 投 擲( と う て き )し た と て 届 く 訳 が な い ッ ! ! 」
そう。赤飛の高度は1万mである。1000mの跳躍をするギガント28号。
通常の人間が垂直跳びをし、そのトップクラスが約130cm。
ギガントは通常の人間のトップクラスと比べて、約770倍の記録を出せるとしよう。
通常の人間が垂直跳びをし、そのトップクラスが約130cm。
ギガントは通常の人間のトップクラスと比べて、約770倍の記録を出せるとしよう。
そして通常の人間の遠投のトップクラスが約130m。770倍として…。
ッ
ッ
届く!1万m程度の遠投になる!!
しかし球型の様に投げやすいモノならともかく、人型の物をそう上手く投げれるモノだろうか?
それに“爆雷”が雨あられと落ちてくるのだ。投げたとしても爆雷にブチ当たると言うモノ!!
更に言えば、これは遠くに投げる話ではない!高く投げる話なのだ!!
そうだ。つまりそれは遠投の距離そのままを、鵜呑み(うのみ)にする必要が無いと言う事だ!!
結論から言えば“無理”である!!出来る訳が無いッ!!!
そう。“そのハズ”であった!!
だ
が
!
ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン!
ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン!
ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン!
ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン! ダシュン!
それは投下されていく“爆雷”であった!!
何と言う事だ!!
百文字は!!
耐撃の百文字はッ!!
ッ
ッ
“ 爆 雷 群 ” を 足 場 と し 、
天 高 く 高 度 1 万 m を 飛 ぶ
『 赤 飛 』 目 指 し 跳 ん で 行 っ た の だ ! !
こ
れ
ぞ
!
かつて、アフリカ大陸南部で暗躍をした、サイボーグ集団『“QX団”最強のサイボーグ』ッ!!
『耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)』の“身体能力”であるッ!!
ランゼは…!
「ダメだ!速過ぎるッ!!」
ケツ穴にツララをぶち込まれる感覚を覚えた…!!
「油断してたのもある。あらかじめ解っていればまた別だったのだろうが…!!」
「今、コイツを撃ち落とす術(すべ)は無いッ!!」
程
な
く
!
ド グ シ ャ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア
ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ン ! ! ! !
ッ
ッ
ー 百 文 字 は 赤 飛 へ と 到 着 し た ッ ! !
そ し て こ う 言 う ッ ! !
「 気 に 入 っ た ぞ 、 こ の 空 母 。
今 か ら ワ シ が 、 こ の 空 母 の 主(ヌシ)と な ろ う 。 」
「 異 存 が あ る な ら ば 掛 か っ て く る が 良 い ・ ・ ・ ! ! 」
「 こ の ワ シ 、 耐 撃 の 百 文 字 が 相 手 と な っ て や ろ う ・ ・ ・ ! ! ! 」
ッ
ッ
ー そ れ は !
支 配 者 の 一 声 で あ っ た ッ ! !
ーーーーーー