ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン !
ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン !
ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン !
ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン ! ヒ ュ オ ン !
ー 爆雷である!“空母”『赤飛(あかとび)』から落とされる爆雷だ!!
百文字が赤飛に到達した後も、爆雷はギガント目掛けて落とされていた!!
ー 先のドリルミサイルでボロボロのギガント28号!!
この爆雷にて、破壊をされてしまうのかァー!!?
否
ァ
!
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
ー それは…。『逆立ち』であった。
ドリルミサイルでダメージを負ったのは胸や腕の部分。
足は無事であるから、空に向けて“逆立ち”をした。
そ
し
て
!
ギュルルルルルウ ォォ オ オ オ オ オ オ オオオオオオオオ!!!!!
( 大回転ェェェェエエエンンーーー ッ ッ ! ! )
ー 大地に両手を突き、逆立ちで足を竹トンボの如く広げる!!
そして、その状態で大回転をするのだッ!!
ー こうする事により、ダメージを負った、胸と腕を庇い、
両の足が爆雷を防ぐ傘となる!!
ー そして、元より爆雷程度の爆発力で、ギガントは傷が付かない!!
結
果
!
ギガントは爆雷を耐え凌(しの)いだのだッ!!
ー そして…。爆雷の雨は止む。
それは百文字が赤飛を、
のっぴきならない状態にしている事を示していた!!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
○クロガネの賛歌 第4.5章 “ギガント空中大激戦”
第 5 話 「 ち ょ っ と 待 っ た ぁ ! 」
○アムステラ軍 “空母”『赤飛通路』
タッタッタッタッタッタッタッタ!!
走る!百文字が走る!!
狙いはボギヂオ大佐である!!
大将を抑え、空母を手に入れる!!
そ
こ
に
!
ガシュオン! ガシュオン! ガシュオン! ガシュオン!
隔壁が何枚も閉じられる!!厚さ30cmはありそうな鋼鉄の壁だ!!
どうする、耐撃の百文字ィィィイイイイイイイ!!!
こ
う
す
る
!
「『 ヌゥうゥぉおお ォ お お お お お お オ 雄(オ) ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ー タァーックル!!体当たりである!!
剛力を持って、壁に体当たるのだ!!
結
果
ァ
!
ド ッ ゴ ォ ォ ォ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オン ン ン ンン ン ! ! ! ! !
ー ブチ破ったァー!!
強固な壁を力でブチ破ったァー!!
ド ッ ゴ ォ ォ ォ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オン ン ン ンン ン ! ! ! ! !
ー 2枚目ェー!!
ド ッ ゴ ォ ォ ォ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オン ン ン ンン ン ! ! ! ! !
ー 3枚目ェー!!
ド ッ ゴ ォ ォ ォ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オン ン ン ンン ン ! ! ! ! !
ー 4枚目ェー!!
ド ッ ゴ ォ ォ ォ オ オオ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オン ン ン ンン ン ! ! ! ! !
ー 5枚目ェー!!
そして百文字はこう言う。
「何をもってしても、このワシを止める事は敵わぬ。」
「待つが良い。すぐそこに行く。」
百文字は道を急いだ。
○アムステラ軍 “空母”『赤飛操縦室』
ボギヂオは青ざめていた。
「ホ…!ホ…!ホ…!!」
「ホチョォォオオオオオオオオ!!」
ボギヂオは悲鳴を挙げる。
「じ・冗談じゃないよぅ!?」
「高度1万mをものともしないサイボーグとか、
どうすりゃあ良いんだよぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!」
ボギヂオはジタバタする。
「バトゥロくぅん!鷲鼻のバトゥロ(わしばな の ばとぅろ)くぅん!!」
「助けてよ、バトゥロくぅぅうううううううううんんんんんんんん!!!!!」
ジョーゲンは宥める。
「落ち着いて下さい。」
「“鷲鼻のバトゥロ(エイグロン)”はこの作戦に参加しておりません。」
「そして、今できる事はただ一つです。“逃げましょう”!!」
「手の打ち様が無いなら、逃げる事も大事です!!」
ボギヂオは泣き出す。
「うぉぉおおおおおおおおおおおんんんんんん!!」
「この前“地上戦艦”『赤福(あかふく)』を破壊されちゃったんだよぉおおおおお!!」
「今度は赤飛もとか、ダメな子過ぎるよぅぅぅぅぅ!!グスリのグスグスゥン!!!」
そんな折り。
Pi! Pi!(ランゼから、通信が入る。)
「ご安心下さい、ボギヂオ大佐!まだ私が残っています!!」
「私は全裸でキャノピー無しの戦闘機に乗る男…!私もまた人類を超える男です!!」
ボギヂオ。
「でも…。でも、相手は高度1万mをだよぅ!?」
ランゼ。
「確かに身体能力は相手のが上でしょう。」
「しかし私はスッパダカ星で“素手”で獲物を捕らえていました。」
「自分より筋力がある獲物達相手に、力を受け流しながら捕殺してきたのです。」
ボギヂオ。
「けど…。獲物って高度1万mを跳ばないでしょう…?」
ランゼ。
「確かに相手は、獲物達よりも身体能力はあるでしょう…。」
「戦闘方法もクレバー。あの逆境を跳ね返す胆力(たんりょく)もある。」
ボギヂオ。
「やっぱり無理だよぉぉおおおおおおおおお!!!」
ランゼ。
「大丈夫です、ボギヂオ大佐…!」
「戦いは何時だって“劣勢を跳ね返す為”に行ってきました。」
「それは不利な状況だったり。それは強大な相手だったり。」
「 こ の 度 も 同 じ で す ! ! ! 」
ボギヂオ。
「ラ…ランゼくん!!」
ランゼ。
「 こ の ラ ン ゼ = ク ラ ケ ッ ト 大 尉 ! ! 」
「 必 ず や 侵 入 者 を 、
討 ち 倒 し て ご 覧 に 見 せ ま し ょ う ! ! 」
ボギヂオ。
「解ったよ!ランゼくん!!
ランゼくんを信じてみるよ!!」
ランゼ。
「しかし、勝つ確率決して高くは無いでしょう。」
「大佐以下全員、脱出艇でお逃げ下さい。」
「赤飛は自動操縦に切り替え、飛ばして置いて貰えれば結構です。」
ボギヂオ。
「逃げ…。逃げかぁ。」
ランゼ。
「もうそう言う事態にまで陥ってしまいました。」
ボギヂオ。
「解ったよ…!そうするよぉ~ん!!」
ランゼ。
「あとハッチを開いて下さい。」
「裸空(らくう)から、そちらに向かわねば…!!」
・
・
・
・
・
・
・
こうして、それぞれはそれぞれの行動を行った。
ある者は避難し、ある者は操作をし、
そしてある者…、即ちはランゼは百文字の元へと向かった。
この全ての動きと会話を、百文字の超聴力で聞いていた。
あの戦闘機に乗る男…つまりは『ランゼ』が、
このワシ、耐撃の百文字に戦いを挑みに来るつもりなのを知る。
場所は超聴力で把握する…。
ランゼもまた、空気の流れで百文字の位置を感じ取る。
程なくして…。
○アムステラ軍 “空母”『赤飛・とある通路』
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
百文字が問う。
「貴様がランゼ=クラケットであるな?」
ランゼは答える。
「そうだ。私こそが“裸で空を駆る男”…!」
「ランゼ=クラケットだ!!」
百文字がこう言う。
「ワシは“耐撃の百文字”。この空母をもらい受ける。」
ランゼは拒否する。
「そうはいかない!お前はここで果てるのだ!!」
百文字。
「ならば“力”で押し通すまで…!!」
ランゼ。
「無論こっちもだ!!」
そうして、二人の獣(戦士)が互いに動いた!!
「チ”ィ”ィ”ィ”イ”イ”イ”イ”○”コ”ッ”ッ”!”!”」
ランゼは、百文字に向かい跳びかかる!
右の拳を思い切り、百文字の顔面に拳をぶち込む!!
「 ぶ ち 込 む ぞ 、 バ ッ コ ン ッ ! ! 」
ゴッシャァアアアアアアアアア ア ア ア ン ン ! !
百文字はまともに顔面に拳を喰らった!!
続
け
様
!
「S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!」
「S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!」
「S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!S○X!」
ー 拳だァ!拳の連打だァ!!
凄まじい速度で、拳を百文字にブチ込んでいく!!
「 よ っ こ ら 、 セ ェ ェ ェ ェ ○ ス ッ ッ ! ! 」
グワッシャァアアアアアアアアア ア ア ア ン ン ! !
ー 渾身(こんしん)の拳を百文字に叩き付ける!!
流石の百文字もこれには!
「 ゴ ハ ァ ! ! 」
ー 体内にを循環するガソリンを吐き出した。
ランゼが叫ぶ。
「どうした耐撃の百文字!防戦一方だぞ!!」
百文字は静かに…。
「フッフフ。」
ランゼが問う。
「何がオカシイ?」
百文字が答える。
「直に味わってみたくてな。その拳。」
ランゼ。
「何だと?」
百文字。
「貴様は良き戦士である。」
「最後にその信念。拳として受け取っておきたかったのだ。」
ランゼ。
「それは何かな?私が負けると言うのか??」
百文字。
「その通りである。」
ランゼ。
「笑えぬ冗談だ。」
百文字。
「冗談ではないからだ。」
ランゼ。
「ならば私を殴れ!」
百文字。
「ほう?良いのか??」
ランゼ。
「やらせて貰った攻撃に意味などない!」
「それで仕切り直しだ!!」
百文字。
「まことに良き戦士であるな。」
ランゼ。
「能書きは良い!早く私を殴るのだ!!」
百文字。
「良いだろう…!」
そして百文字はランゼを…!!
「『ちぇりぃぃいいいぁぁぁ あ あ あ あ あ あ あ あ ー ー ッ ッ ! ! 』 」
ド ッ ッ ッ ッ
グシャァァァアア ア ア ア ア アア ア ! ! !
(思い切りぶん殴ったぁぁぁあああああ あ あ あ あ あ あ あ あ あ あ ! ! ! )
ッ
ッ
ランゼ!
「ごぶぇえええええええ え え え え え え え え ! ! ! ? 」
ー ランゼは思いっきり吹っ飛び!!
グワッシャァァアアア ア ア ア アア ア ア ア ア ア ア ! ! !
ー 壁に叩き付けられ…!!
「 グ ハ ァ ! ! 」
ー 吐血をした。
ッ
ッ
そんなランゼに百文字はこう言う。
「苦しかろう。今、トドメを刺してやろう。」
そ
の
時
で
あ
っ
た
!
「 ち ょ っ と 待 っ た ぁ ! 」
ー 一人の女人の声が響き渡った。
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
その女はパンツ一丁であった。
発達した腕。発達した足。発達した腹筋。
発達した胸部と鍛え抜かれた体躯(からだ)をしていた。
女は語る。
「私は、ガリガリ星と言うスマートな人類が住む星の少数民族『ムキマッチョ族』の女。」
「非常時にマッチョ化する能力を持つ、類まれな筋力に恵まれた女よ。」
「でも私はそんな体が恥ずかしくて仕方がなかった。」
「皆ガリガリなのに、どうして私はこんなキモマッチョなの?」
「ありえない!体が普通の時余裕のある大きさの服を、破ってしまう程肥大化する筋肉なんて!!」
「そう思い、星を出て、可愛いオペレーターとして働く事にしたの。」
女は続ける。
「でも、それもここまで。」
「このままじゃ、ランゼ様死んじゃうモノ。」
「死んじゃったら、可愛がって貰えないモノ。」
「自分の本当の姿を忌(い)み、奥手な私に、
初めてS○Xしてくれるって言ってくれたランゼ様…。」
「この肥大化した体で嫌われても構わない。」
「私は…!ランゼ様を守る!!」
百文字はこう言う。
「ほう…。それは勇ましき事だな。」
「では、この耐撃の百文字が相手をしてやろう…!」
割って入るはランゼ。
「待ってくれ、百文字!!」
百文字冷たく言い放つ。
「どうした、裸体の勇士よ?命乞いなら聞かぬぞ??」
ランゼは必死にこう言う。
「彼女と話をさせてくれ。」
百文字はそれに応じる。
「いいだろう。3分くれてやる。」
ランゼは女にこう言う。
「すまない。こんな事になってしまって…。」
女は答える。
「いいの。ランゼ様の為だもの。」
「でも、一つ言う事聞いてくれるなら…。」
「あんまり私を見つめないで欲しいな。」
「この体…。可愛くないでしょ?」
「カワイコちゃんって呼んで貰うには、あまりにゴツイモノ。」
そんな女に…。
ランゼは告白する。
「好きだ。結婚してくれ。」
女戸惑いを感じながら…。
「え…?」
と言う。
ランゼは続ける。
「私が産まれた星は、皆裸のスッパダカ星。」
「より機能的な体が美しいとされる…。」
「カワイコちゃん。君の名は?」
女は言う。
「キーナよ…。」
ランゼは口説く。
「キーナよ。君の筋肉は醜くなんかない!!」
「女神の如き美しさを兼ね備えている!!」
「そんな君と!私は!“結婚”をしたい!!」
女は。キーナはランゼに抱き付く。
「ああ、ランゼ様!!」
ランゼは宥めるように。
「フフ…。キーナは甘えん坊だなぁ。」
「だが、結婚をするには…。」
「乗り越えなければならない壁がある…!」
キーナは緊張感を持って。
「ええ…。そうよ…!!」
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
ランゼは百文字にこう言う。
「耐撃の百文字…!」
「私達の幸せな結婚生活の為…!!」
ッ
ッ
「 お 前 に は こ こ で 死 ん で も ら う ッ ! ! 」
キーナもまたこう言う。
「 結 婚 の 為 ! S ○ X の 為 ! !
貴 方 に は 死 ん で も ら う わ ! ! 」
ランゼ!!
「 チ ” ィ ” ィ ” ィ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” イ ” ○ ” コ ” ッ ” ッ ” ! ” ! ” 」
キーナ!!
「 マ ” ァ ” ァ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ○ ” コ ” ッ ” ッ ” ! ” ! ” 」
二人は同時に百文字に跳びかかったッ!!
そんな二人を前に百文字は…。
「レスラーへの賛歌 その100…!」
と呟いた。
かつて。百文字は日本国・地下プロレスにて絶対王者と呼ばれた時代があった。
そんな地下プロレスのリングにて、巡り合った復讐の戦士・・・。
そんな地下プロレスのリングにて、巡り合った復讐の戦士・・・。
シュートレスラー。『ワイアード・ヂェロニモ』へと捧ぐる・・・。
『 レ ス ラ ー へ の 賛 歌 そ の 1 0 0 』
耐撃の百文字の戦法(スタイル)。
即ち“プロレス”は『賛歌』である。
孤独で・・・。
真っ暗で・・・。
真っ暗で・・・。
誰一人として、信用できる者などいない『地下プロレス界(闇の世界)』。
勝ち続ける事でしか、生きていけなかった。
王者(チャンプ)である事でしか、生きていけなかった。
ケチャップの如く駄々漏れをする、血(リングに咲く花)を愛で続ける『狂気の世界』。
繰り出すその技のみが、『敬意』に値した。
繰り出すその技のみが、『畏敬』に値した。
故に、百文字は『 賛 歌 』をするのだっ!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
異国の戦士・ヂェロニモよッ!
シュートレスラーッ! ワイアードと呼ばれた貴様へと捧げようッッ!!!!
こ
の
!
『 レ ス ラ ー へ の 賛 歌 そ の 1 0 0 を ッ ッ ! ! ! 』
超聴力の源(みなもと)たる『超音波』を体内で増幅をさせッ!!
広げられた両の腕ッ! 両の手にへと、伝導(コンダクション)させるッ!
両の手に停滞された超音波は『超振動』を伴(ともな)いッ! 高周波の手刀(やいば)と化した『その両の手をッッ!!』
十 字 に 振 り 落 と す 事 に よ り 完 遂 と す る 、 こ の 賛 歌 ッ ッ ! !
そうッ!
貴様が得意とした『ワイアード・トマホーク・チョップ(鋼線の如き・マサカリ染みた・その手刀)』ッッ!!
そして『アパッチの雄叫び(断末魔)』を、 超 融 合 さ せ た ッ 、
『 ジ ・ ハ ン ド レ ッ ド が 、
必 殺 技 ( フ ェ イ バ リ ッ ト ・ ホ ー ル ド ) ォォォオオオオオオーーーーーー ッ ッ ! ! ! 』
そ の 名 も ッ ッ ! ! ! !
ッ
ッ
「 『 ハ ン ド レ ッ ド ・ ヂ ェ ロ ニ モ ン で あ る ッ ッ ! ! ! 』 」
ーーー そ の 破 壊 力 と は ッ ッ ! ! ーーー
グ ” ッ ” ッ ” オ ” ォ ” ォ ” ォ ”ォ ”
オ”オ” オ”オ” オ” オ” オ” ォ” ォ” ォ”
オ ” オ ” オ ” オ ” オ”ォ”ン”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ド ” ッ ” ッ ” パ ” ァ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ン ” ン ” ン ” ン ” ! ” ! ”
ーーー 百文字のハンドレッド・ヂェロニモンは、ランゼとキーナを切り裂き致命傷を与えた。
誰がどう見ても解る、百文字の完全勝利であった。
ランゼとキーナは2m離れたトコロで、共に倒れていた。
後は死を待つのみ。悲しい運命(さだめ)の中に居た。
そんなランゼが、キーナの手へと手を伸ばす。
「キーナ…。キーナよ。」
キーナもまた、ランゼの手へと手を伸ばす。
「ランゼ様…。ランゼ様ァ。」
そして二人の手は結ばれる事無く。
- ガク。
二人は絶命した。
そんな二人の手を百文字は。
- ギュ。
と、握手をさせる。
そしてこう言う。
「良き夫婦であったぞ。お主等。」
哀しき勝利が其処にはあった。
ーーーーーー