- オーストリア TV局(ビル) ー ビスケットカデンツ放映場所 ー
壁画の男は…。
「ん~~~~。」
倒立(逆立ち)をする事で起き上がる。
「ジークか。君の事も良く見ていたよ。」
ジーク。
「気軽にジークと呼ぶなピョン!」
壁画の男は気にせず。
「でもねぇジーク。君の事よりも、私はうたのおねーさんが気になるんだ。」
「いい年した女性がそんな野暮ったい格好をして、とてもサワヤカな事ばかりしている…。」
「それが堪らなく凌辱欲(りょうじょくよく)を高めてねぇ。」
「キャベツ畑やコウノトリを信じている可愛い女のコに、
無修正のポルノをつきつける時を想像するような下卑た快感さ…!!」
「そりゃあ勃起しますよ!乳首ビンビン丸じゃあありませんか!!」
ジークは吐き捨てる。
「クズがッ!」
壁画の男は倒立を止め、仁王立ちしながら、構わずこう言う。
「ジーク。君は私に倒されて、おねーさんがメス犬のよーな喘ぎ声を挙げるのを聞く。」
「さぁ…。S○X前の一運動だ…!!」
壁画の男が動き出した!!
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○クロガネの賛歌 第5章 “オーストリアよ、こんにちは”
第 5 話 「 ジ ー ク フ リ ー ト = フ ォ ン = ラ ビ ッ ト 」
壁画の男は笑いながら近づく。
「アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
「アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
「ジーク!君は偉そうな態度をする中国拳法家や、
マナーのなってないカスどもの駆逐をするのを得意とするが…。」
「規格外の私にどこまで通じるかな…?」
ジークは答える!!
「クズは黙っていろッ!!」
壁画の男は左フックを繰り出す!!
「ほぅら!くらえ!!」
ヒ
ュ
!
ジーク!!
「馬鹿が!!」
左フックの内側に入り込み、そのまま壁画の男の左膝(ひざ)を巻き込む!!
“ ビ ク ト ル 式 膝 十 字 固 め ” で あ る ! !
ガ
シ
ィ
ジーク!!
「今考えていることの逆が正解だ。でもそれは大きなミステイク。」
「お前には打撃すら生ぬるい…!骨を折らせてもらう。」
「 私 が ア ン チ ェ イ ン だ ! ! 」
ジークは壁画の男の左膝を思い切り捻(ねじ)ったッ!!
そ
の
時
で
あ
っ
た
!
メ コ ゥ … ! !
何とも間の抜けた音がする!!
ジークは違和感を感じる!!
「折れぬだと?」
壁画の男は答える。
「私はね。超軟体生物なのだ。」
「骨あるが自分の体を折り畳む事が出来るぐらい柔らかいのだよ♪」
「残念だったねぇ、ジークくん♪♪」
ジークはこう言う。
「何を粋がっている?なら洒落にならんぐらいに捻(ひね)ってやるぜ…!!」
ス
タ
!
ジークは立ち上がり!
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグル!!
壁画の男の股関節を支点に左脚をグルグルと捻りに捻った!!
壁画の男!
「ほう、面白い。捻り続けてみろよ。」
然る後に!!
ブ
チ
ィ
!
壁画の男の左脚は千切れた!!
ジークはその左脚を捨てながらこう言う!!
「パワーこそが全てだ!見たまえ、この逆三角形を!!」
し
か
し
!
ヒ ュ ン ! !
捨てた壁画の男の左脚が、元の箇所へと飛び戻る!!
そして!!
シ ュ オ ン … ! !
再 び 繋 が る ! !
壁画の男は得意げにこう言う。
「超再生能力だ♪」
「四肢が千切れ飛んでも、くっつける事で元通りになるんだよ♪♪」
ス
タ
!
壁画の男は立ち上がる。
「解ったろ?君は私には敵わない。私とおねーさんのS○Xを黙って見てろよ、兎。」
ガ
シ
ィ
!
ジークが壁画の男の両肩を掴む。
そしてこう言う。
「 バ カ だ ぜ ア ン タ ! ! ! ! ! 」
ッ
ッ
ゴ” キ” ュ” ッ ッ ! ! ! ( ジ ャ ガ っ た ッ ッ ! ! ! )
ゴ” キ” ュ” ッ ッ ! ! ! ( ジ ャ ガ っ た ッ ッ ! ! ! )
ゴ” ッッッ キ” ュ”ウ”ウ”ウ”ウ”ゥゥ ウ ウ ウ ッ ッ ! ! ! ( ジ ャ ガ っ た ァ ァアア ア ア ッ ッ ! ! ! )
ジークは、その豪力にて!
壁 画 の 男 を !
『 ジ グ ザ ク に、 押 し 潰 し た 』の で あ る ッ ッ ! ! !
壁画の男は潰れた蛙みたいな声でこう言う。
「出た。ジャガる。だが残念ながら、大きなダメージは…!!」
ジークは更に潰し続ける!!
ッ
ッ
ゴ ” ギ ” ュ ” ゴ ” ギ ” ュ ” ゴ ” ギ ” ュ ”
ギ ” ュ ” ゴ ” ギ ” ュ ” ゴ ” ギ ” ュ ” ゴ ”
ッ
ッ
ゴ ” ギ ” ュ ” ラ ”
ッ
ッ
壁画の男は!
「 グ ボ ォ ! ! 」
吐血する!!
ジークはこう言う!
「そこを通すんだ!コイツを倒すにはここじゃ手狭だピョン!!」
「 ち ょ っ と 屋 上 に 行 っ て 来 る ! ! 」
ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム! ダム!
ジークは潰れた壁画の男の体を、バスケットボールの如く、操りながら、
階段で、屋上へ向かい走って行った!!
うたのおねーさん!
「頑張って~!ジークー!!」
ジーク!!
「任せるピョン!!」
子供達も応援する!!
「「「ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!ジーク!」」」
スタッフも応援する!!
「「「頼んだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!ジィィィィィィィィィィク!!!!」」」
皆の声援を後にして、ジークはビルの屋上へ向かった!!
- オーストリア TV局(ビル) ー 屋上 ー
ベンキマンに肉団子にされた超人の如く球体になった壁画の男はこう言う。
「ダメージはある。」
「しかし、回復力が追いつくだろう。」
「私は規格外なのだよ。こんなトコロに来ても無駄だよ、ジーク。」
ジークはこう返す。
「君はとんでもないことをしてくれたね。私に殺意を感じさせたのだから…。」
「うたのおねーさんに対する、様々な卑猥(ひわい)な言葉の数々…。」
「 最 早 許 し 難 い ッ ッ ッ ! ! ! 」
ギ ” ュ ” ン ” (ジークは!)
ギ ” ュ ” ン ” (壁画の男を!)
ギ ” ュ ” ン ” (思い切り“ジャイアントスイング”する!!)
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
何 回 転 も !
何 回 転 も !
何 回 転 も !
何 回 転 も !
ギ ” ュ ” ウ ” オ ” ォ ” オ ” オ ”オ ”
ギ”ュ” ル”ル” ル” ル” バ” ォ” ゥ” ゥ”
ウ ” ウ ” ウ ” ウ ” ゥ”オ”ォ”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ー それは凄まじい回転であった!!
ー 竜巻でも起きんが如くの回転であった!!
ー 回転は遠心力を生み!!
ー 遠心力は臨界点に達しッ!!
“パ”
“ァ”
“ン”
“ッ”
“!”
壁 ” 画 ” の ” 男 ” は ” 思 ” い ” 切 ” り ” 飛 ” ん ” で ” っ ” た ” ! ” ! ”
ッ
ッ
ー ジークフリート=フォン=ラビットの恐ろしさは此処からである!!
「ピョン。」
ドッヒュォォオオオオオオオオオオオオ!!!
ドッヒュォォオオオオオオオオオオオオ!!!
ビルからビルへと!
跳びて移りながら、
己が放りて投げた壁画の男を追う!!
そしてやがて追いつき…!!
「ピョン。」
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
壁画の男に頭突きを見舞う!!
グォォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
壁画の男は更に飛ぶ!!
ドッヒュォォオオオオオオオオオオオオ!!!
ジークはそれを追う!!
「ピョン。」
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
頭突く!その繰り返しである!!
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
最中こう言う…!
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
「人は兎には勝てない…。」
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
「太気拳もコマンドサンボもやってない兎にだ。」
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
「ならばどーする?」
ズドォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!
「 な っ ち ま え ば い ん だ よ 兎 に ! ! ! 」
ズドォォォォォォォォオオオオオオ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! !
壁画の男は、いつの間にか田舎町まで飛ばされていた!!
そして、山の麓(ふもと)に達した時!!
ジークはこう言う!!
「オーケーオーケー。これから君は大変なことになるがいいかね?」
壁画の男は!!
「フ…ゴ…!フゴ…ゴ…!!フゴ…!!!」
最早言葉すら発する事が出来ない!!
ジーク!!
「 こ れ が お 前 の “ シ リ ア ス プ ロ ブ レ ム ” だ ぜ ! ! 」
ズ ” ッ ” ッ ” ッ ” ッ ” ッ ” ッ ”ッ ”
ド”ォ” オ”オ” オ” オ” オ” ォ” ゥ” ゥ”
ウ ” ウ ” ウ ” ウ ” ゥ”オ”ォ”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ー ト ド メ の “ 零 距 離 頭 突 き ”
哀 れ 壁 画 の 男 は 、 地 面 と 激 突 し … ! !
ドッッ ッッ ッ パ ァ ァァ ァ ァ ァ ァア アアアアア ア ア ア ア ア ア アアア ア ア ア ア ン ン ンン ン ! ! ! !
破裂音がした。
そして次の瞬間。
真赤な液体と・・・。
千切れて、爆(は)ぜた無数の肉片が飛び散って。
霧散をする・・・。
これには、流石の壁画の男も死した…。
か
に
見
え
た
!
ズリ…
ズリ…
ズリ…
肉片が集まる…!!
再び再生を始める!!
ジーク!
「何度でも破壊してやるピョン。」
「何度でも破壊してやるピョン。」
コキ!コキ!
首を鳴らして、近づこうとするその瞬間。
???
「ワシも手伝おうジーク。」
「ワシも手伝おうジーク。」
「ソイツが脱走した時点で、
壁画の男の始末を
ルドルフより依頼されておる。」
ジーク!
「百文字か!」
「百文字か!」
百文字!
「気を付けよ。ヤツは“砂神嵐”と言う技を持っておるぞ…!!」
「気を付けよ。ヤツは“砂神嵐”と言う技を持っておるぞ…!!」
レゼルヴェ国の真の首相!
“耐撃の百文字”の登場であるッッ!!!
“耐撃の百文字”の登場であるッッ!!!
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