- オーストリア 田舎 ー 山の麓(ふもと) ー
ジークは問う。
「砂神嵐?」
百文字は答える。
「腕を回転する事により、脅威の風圧を誇る渦状の烈風を生み出す必殺技である。」
「くらえば大ダメージは免れられん。」
ジーク!
「再生したら腕を優先的に潰すか。」
「再生したら腕を優先的に潰すか。」
百文字!
「超回復を誇る以上、何度も破壊するしかない。」
「超回復を誇る以上、何度も破壊するしかない。」
「此処からが正念場であるぞ!ジーク!!」
ジーク!
「ピョン!!」
「ピョン!!」
百文字!
「ム…ッ!!」
「ム…ッ!!」
百文字は感じ取る!
己が背後から聞こえる、回転音を!!
ギャルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル!!!
百文字が叫ぶ!
「気を付けよ、ジーク!」
「気を付けよ、ジーク!」
「ヤツめ、腕だけ既に再生させておる!!」
ジーク!
「く…!」
「く…!」
グ ” ル ” ゥ ” オ ” ゥ ” グ ” ル ”ル ”
ル”ゥ” ア”ア” ア” ア” ア” ア” グ” ル”
ル ” ル ” ル ” ル ” ゥ”オ”ォ”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
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○クロガネの賛歌 第5章 “オーストリアよ、こんにちは”
第 6 話 「 砂 神 嵐 の 結 界 」
ジークと百文字!
二人は横に跳ぶ事によって、回避をする!!
そして発射方向を見る!!
其処には、小動物程度の大きさの両足が生えた、
壁画の男の“腕”があった!!
「アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
壁画の男の声を響き渡る…!!
「いやいや、予想外だったよ。」
「ジークが其処まで強いとはねぇ。」
「そして例の“神回”で登場した『耐撃の百文字』まで一緒とはね。」
「こうなればなりふり構っては居られないなぁ。」
ジークが問う…!
「ほう…。どうする気だ?」
その声に呼応するように…!!
ド
ン
!
足の生えた壁画の男の腕が…!!
ド
ン
!
一つ…!!
ド
ン
!
また一つと…!!
ド
ン
!
ジークと百文字を囲むように…!!
ド
ド
ン
!
現れるッ!!
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
壁画の男!!
「“砂神嵐の結界”だよ。」
「私にこれを出させるとは大したモノだ。」
「だが四方八方から巻き起こる砂神嵐の烈風を一体どうする?」
「どうするどうするどぉする?君ならどうする~??」
壁画の男は高笑う!!
「アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
「死んでしまいな、この玉無しヘナチンがァーッ!!」
ッ
ッ
!
「 砂 神 嵐 ( す な が み あ ら し ) ッッッ !!!! 」
グ ” ル ” ゥ ” オ ” ゥ ” グ ” ル ”ル ”
ル”ゥ” ア”ア” ア” ア” ア” ア” グ” ル”
ル ” ル ” ル ” ル ” ゥ”オ”ォ”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
・
・
・
・
・
・
・
歯 車 的 砂 嵐 の 小 宇 宙 … ! !
四 方 八 方 か ら 逃 げ 場 無 く
発 射 さ れ た 砂 神 嵐 は 、
百 文 字 達 を 一 片 の 肉 片 す ら
残 さ ぬ 凄 惨(せいさん)に … ! !
ッ
ッ
こ ・ こ れ は ッ ッ ! !
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
穴 で あ っ た !
百 文 字 と ジ ー ク は 攻 撃 を さ れ る そ の 一 瞬 、
“ 穴 ” を 掘 っ て 攻 撃 を 免 れ た の だ ッ ! !
そ
し
て
!
ド ォ ン ! ( 百 文 字 と ! )
ド ォ ン ! ( ジ ー ク が 大 地 よ り 現 れ る ! ! )
ジ ー ク !
「 百 文 字 ! 腕 を 拾 い 上 げ ろ ! ! 」
百 文 字 !
「 了 解 で あ る ッ ! ! 」
ダ
ッ
!
百 文 字 と ジ ー ク は 円 状 に 広 が る
壁 画 の 男 の 腕 を 駆 け な が ら 拾 う ッ ! !
ジ ー ク !
「 ヌ ゥ ゥ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ウ ン ン ! ! 」
百 文 字 !
「 ヌ ゥ う ゥ ぉ お お お ぉ ぉ ォ お お お お お お オ 雄(オ)ッ ! ! 』 」
両 者 共 に 、 そ の 腕 を 締 め 上 げ … ! !
捏(こ)ね て 球 状 の 形 へ と 変 え て 行 く ッ ! !
そ
し
て
!
ジ ー ク !
「 百 文 字 !
ジ ャ イ ア ン ト ス イ ン グ を し た 後 、
コ イ ツ を ブ チ 当 て る ピ ョ ン ッ ! ! 」
百 文 字 !
「 了 解 で あ る !
バ ラ バ ラ に し て や ろ う ぞ ッ ! ! 」
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” (百文字とジークは!)
ギ ” ュ ” ン ” (壁画の男の腕を!)
ギ ” ュ ” ン ” (思い切り“ジャイアントスイング”する!!)
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
ッ
ッ
ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ” ギ ” ュ ” ン ”
何 回 転 も !
何 回 転 も !
何 回 転 も !
何 回 転 も !
ギ ” ュ ” ウ ” オ ” ォ ” オ ” オ ”オ ”
ギ”ュ” ル”ル” ル” ル” バ” ォ” ゥ” ゥ”
ウ ” ウ ” ウ ” ウ ” ゥ”オ”ォ”オ”ォ” ン ” オ ” ォ ” ン ” オ ”
ン ” ォ ” ォ ” ォ”オ”オ”ォ” ン ”ン ” ゥ ” ォ ” ォ ” ッ ッ ! ! !
ー 回転は遠心力を生み!!
ー 遠心力は臨界点に達しッ!!
“パ”
“ァ”
“ン”
“ッ”
“!”
壁 ” 画 ” の ” 男 ” の ” 腕 ” は ” 互 ” い ” の ” 前 ” 方 ” に ” 飛 ” ん ” で ” っ ” た ” ! ” ! ”
ッ
ッ
ドッッ ッッ ッ パ ァ ァァ ァ ァ ァ ァア アアアアア ア ア ア ア ア ア アアア ア ア ア ア ン ン ンン ン ! ! ! !
破裂音が起こった。
先にジークが壁画の男をそうしたように。
真赤な液体と・・・。
千切れて、爆(は)ぜた無数の肉片が飛び散った。
だ
が
!
声が響き渡る。
壁画の男だ!
「良い戦術だ。」
「私が超回復を持たなければね。」
「次に“砂神嵐の結界”を張る時は、地面も気を付けよう。」
「次はどうする?空でも飛ぶか??」
「そんなの良いマトになるがねぇ。」
壁画の男は高笑う!!
「アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」
「どんなに強くても、超回復を持つ私には敵わなぁぁぁぁぁぁぁぁぁい」
「 ” イ ” 」
壁画の男は急に苦しみだす!!
「 イ ギ ャ ァ ァ ァ ァ ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ア ! ! ! 」
百文字!
「やはり、これが“核”であったか。」
百文字は『梅干し程度の大きさ』の『黒い球体』を指でつまんでいた。
百文字は続ける!
「どうにも違う音に気になっていた。ワシの超聴力は捉えていたのだ。」
「肉片と血、そして骨とも違う『鉱物』の音をな。」
「不思議に思い。拾うてみれば…。成の程。やはりこれが『弱点』であったようだな。」
壁画の男は焦る。
「そこ!そこはダメなのぉん!!」
「やめてやめてやめてやめてやめてぇん!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
百文字は冷静に。
「ジーク。お前がケリをつけよ。」
「コイツの相手はお前が先約だ。」
ヒ
ュ
ン
!
百文字は、壁画の男の核を、ジークに投げ渡す。
ジーク!
「受け取ったぜ、百文字。」
今度はジークが、壁画の男の核を、指でつまむ。
「これを潰せば、お前は死ぬ。そうだな?」
ジークは壁画の男に問うた。
壁画の男はどもりながら。
「そ…そいつは…。どーでしょうねぇ~。」
「ナハッ!ナハッ!ナハハハハハハハハハハハ!!」
ジークは、核をつまむ指に力を込める。
壁画の男は苦しむ!!
「ほわぁぁぁぁああああああああああああああ!!?」
「スンマセン!マジ、スンマセン、嘘ぶっこきました!!」
「そうです!それを潰せば私は死にます!!」
「だから、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!!?」
ジークは冷たく言い放つ。
「ふざけるなピョン。あれだけの事をやっておいて。」
壁画の男は必死だ。
「そ・そうだ!ジーク!いや、ジークさん!!いや、ジーク様ッ!!」
「ジーク様ッ、マ○コに興味はありませんか!!」
「私、他の部位を腕にして量産した要領で、マ○コだって作れるんです!!」
壁画の男は続ける。
「もう、濡れっ濡れですよ!いわゆる“名器”ってヤツッス!!」
「何なら声も変えましょう!ロリ声の萌え萌えきゅんなヤツにします!!」
「出し入れする度に、アハンイヤン言いますッ!めっちゃ高まりますよッ!!」
そして壁画の男は言い放つ!!
「 マ○コォォォォオオオオオオオ オ オ オ オ ! ! ! 」
「 マ ○ コ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! ! ! 」
「 好 き に し ち ゃ っ て い い の よ ん !
バ カ ん 、 い や ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ん ! ! 」
ッ
ッ
ジ ー ク !
「 地 獄 で や っ て ろ 。 」
パ ァ ァァ ァ ァ ァ ァア アアアアア ア ア ア ア ア ア アアア ア ア ア ア ン ン ンン ン ! ! ! !
・
・
・
・
・
・
・
ジークが指に力を込めると、壁画の男の核は粉々に砕け散った。
そして、再生を続けていた、肉片や血の動きも止まった。
ヒュゥゥゥウウウウウウウウウウ………。
風が吹いた。
その風が壁画の男の“死”を暗示するようであった。
ー 壁画の男 男 年齢 軽く2000歳以上
必殺技 『 砂 神 嵐 の 結 界 』
・・・ ・ ・ ・ ・ 『 死 亡 ッ ッ ! ! ! ! 』
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