“ジ・ハンドレッド”耐撃の百文字が、ギガント28号と共に現れた!
そ
れ
を
見
、
各
人
!
“とってもペケペケペケェーなスラムの男(ガイ)”エモンド=アマドは歓喜を覚える。
「(耐撃の百文字(オサ)と共に戦える…!)」
そ
れ
は
!
「(レゼルヴェ軍人にとって…『 最 高 の“栄 誉( ス テ イ タ ス )”』ッッ!!!)」
だから、エモンドはこう言い放つ!
「ここからが本番でさぁ!百文字(オサ)ッ!!」
エモンドは決意を新たにする!!
ッ
ッ
“モノホンのゴリラ”コングマンは自分が高揚(こうよう)するのを感じる。
この人間…!何と言う人間なのだ!!
国王ノサリマ・タハとは、また違った王だ…!!
このコングマン…!この王と共に戦うのも悪くない…ッ!!
「 ウ ッ ホ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ ! ! 」
コングマンは雄叫びを挙げた!!
ッ
ッ
“南アフリカの剛腕”イクマ=トルベルナは己の力が溢れかえるのを覚えた。
「百文字か。俺もまた人を束(たば)ねる者だが、コイツの前では頭が下がる。」
「それはギガント28号と言う巨大な機体を操るからか?それとも類まれな百文字の戦闘能力か??」
「否(いいや)。おそらくそのどちらでもない…!おそらくそれは…『彼の戦わんとする“心意気”』だろう…ッ!!」
「凄まじいまでの“意志”を感じる。何の為にか解らぬが、それが彼にとって大切な事なのだろう。」
だから、イクマはこう言う!!
「共に戦おうぞ!百文字!!このイクマもまた全力を尽くすッ!!!」
イクマは百文字に感化された!!
ッ
ッ
“二代目超人間”マドモアゼル・シエンヌは大敵の登場に…!!
「来たか。耐撃の百文字(ジ・ハンドレッド)…ッ!!」
「鷲鼻のバトゥロ(親父)の最大のライバルにして、今回の防衛の最大の障害…ッ!!」
シエンヌは叫ぶ!!
「行くぞ!百文字(ハンドレッド)ッ!今回は俺が勝つッッ!!」
シエンヌは大敵の登場に激情した!!
ッ
ッ
“エキセントリック・マスター・フルーティー”マスク・ド・サンキスト"ザボン"はニヤリと嗤(わら)う。
「(キィス!遂に会えたぜ!!)」
「(早速『アノ策』と行きたいトコロだが…。他の3機が邪魔だ。)」
「(キィスキスキス!まずは乱戦に持ち込むか。そして『アノ策』を決行するぜ!!)」
ザボンが言い放つ!!
「キィース!アンタを殺すぜ百文字!!」
ザボンは再びニヤリと嗤った!!
片
や
!
“ジ・ハンドレッド”耐撃の百文字が駆る!
全長50m!体重550tの!!『ギガント28号』ッ!!
“南アフリカの剛腕”イクマ=トルベルナが駆る!
全長30m!体重250tの!!『ゴールド・ラッシュ』ッ!!
“モノホンのゴリラ”コングマンが駆る!
全長35m!体重300tの!!『ドラミング・A・GOGO!』ッ!!
“とってもペケペケペケェーなスラムの男(ガイ)”エモンド=アマドが駆る!
全長20m!体重120tの!!『ダークラビット』ッ!!
対
し
!
“二代目超人間”マドモアゼル・シエンヌが駆る!
全長45m!体重460tの!!『狂犬客(クルイ・ケン・キャク)』ッ!!
“エキセントリック・マスター・フルーティー”マスク・ド・サンキスト"ザボン"が駆る!
全長・体重、共に標準サイズの!!『シェルボーイ(Shell Boy)』ッ!!
計6機がぶつかり合った!!
・
・
・
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・
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・
・
○クロガネの賛歌 第8章 “激戦!クロガネの咆哮”
第 9 話 「 対 ギ ガ ン ト 2 8 号 の 秘 策 ! ! 」
まず動いたのは、シエンヌの駆る『狂犬客』であった!!
狙いは…!『ギガント28号』ッ!!
シエンヌ!
「うぉぉおおおおおおおおおおおお!!」
シ
ュ
パ
ァ
ン
!
ジャブだ!最速のジャブを放つ!!
あと数瞬で着弾ッ!!
そ
の
時
で
あ
っ
た
!
ガ シ ィ ! !
ギガント28号が狂犬客の拳を掴む!!
ッ
ッ
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴゴゴゴ ゴゴゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
百文字!
「先の対戦の時ように、暗闇に背景同化している訳でもなければ…。」
「ここまでの戦闘により、万全の状態でもない。前と比べれば速度が落ちる。」
と
な
れ
ば
!
百文字!!
「その拳!掴むのは決して不可能では無いッ!!」
ッ
ッ
「レスラーへの賛歌 その12ッ!!」
「ワシは捧ぐるッ!
『マッスルボルケーノ』と呼ばれた、パワー・ウォリアーへと、
こ の 『 逆 一 本 背 負 い 』を ォ ー ッ ッ ! ! ! 」
- 『逆一本背負い(ぎゃく・いっぽんぜおい)』
通常の一本背負いが前回りさばきで踏み込み体を沈め、右(左)腕で、相手右肩を掴むか挟むことで固定し、
受けの体を背負い上げて、投げる技とするなら、逆一本背負いはその『逆の肩』掴み挟む事にて、ブン投げるッ!!
受けの体を背負い上げて、投げる技とするなら、逆一本背負いはその『逆の肩』掴み挟む事にて、ブン投げるッ!!
受身を取るのが難しく、ひとつ間違えば肩の脱臼や脳天からの落下を招く。
主な使い手である佐々木健介は新日時代にヘラクレス・ヘルナンデス(ジュラシック・パワーズにおけるスコット・ノートンのパートナー)を、
それまで劣勢だったにもかかわらず、この技一発によって劣勢を跳ね返し、ピンフォールを奪った事がある。故にこの技、恐るべし『必殺投技』と言えるだろうッ!!
主な使い手である佐々木健介は新日時代にヘラクレス・ヘルナンデス(ジュラシック・パワーズにおけるスコット・ノートンのパートナー)を、
それまで劣勢だったにもかかわらず、この技一発によって劣勢を跳ね返し、ピンフォールを奪った事がある。故にこの技、恐るべし『必殺投技』と言えるだろうッ!!
ッ
ッ
「『 ヌゥ う ゥ ぉお お お ぉ ぉォ おお おお オ雄(オ) ーーーー ー ー ー ッ ッ ッ ! ! ! 』 」
ッ
ッ
シエンヌ!
「く…!何とか背中からの落下で受け身を…!!」
ッ
ッ
ド ” ッ ” ッ ” ッ ” グ” シ ” ャ ” ァ ” ア ” ア ” ア ” ア” ア ” ア ” ア ” ア ” ア ” ! ” ! ” ! ”
ッ
ッ
シエンヌ!
「グハ…ッ!なんてぇ衝撃だ…!!」
ッ
ッ
狂犬客は背中を強(したた)か打つ!!
その衝撃がシエンヌの体を駆け巡るッ!!
シエンヌがサイボーグでなければ、
動けぬ衝撃であったろう!!
続
け
樣
!
メ ボ ギ ィ ィ イ イ イ イ イ イ イ イ イ ! !
“腕ひしぎ逆十字固め”である!!
ギガント28号は!
狂犬客の左腕を両足で挟み!!
仰け反る事にて、腕折を(かんこう)した!!
結 果 折 れ た ! !
狂犬客の左腕があさっての方向を向き、折れ曲がる!!
ッ
ッ
百文字!!
「続けて足をへし折る!!」
シエンヌッ!!
「ぐッ!逃げ切る!!」
グ
リ
ン
!
ギガント28号が、狂犬客の足へと移動した時!
グ
ォ
!
狂犬客はブリッジをし!
転がるように、技の間合いから外れる!!
ト
ッ
!
そして立ち上がる!
シエンヌ!
「強い…!改めてそう思うぞ…!!」
「これがギガント28号…ッ!!」
PiPi…。
ザボンがシエンヌに通信を入れる。
「キスト!聞きし勝る強さだな、ギガント28号は!!」
シエンヌ。
「ああ。このダメージは大きいな。」
ザボン。
「ギガント28号が現れた以上、もうじき、
Mrs.Queen(ミセス・クイーン)が、
暴顛贅(アバレテンゼイ)でここに来るだろう。」
シエンヌ。
「QueenX(クイーンエックス)か。」
ザボン。
「マドモアゼル。それまでギガントの他3機を頼む。」
「俺は、ギガント28号を戦う。」
シエンヌ!
「その機体では差があり過ぎる!無謀だ、ザボン!!」
ザボン!
「キィス!俺は自殺志望者じゃねぇぜ?」
「勝算があるからヤるのさ。ま、任せておきな。」
シエンヌ!
「そうか…。なら頼むぞ!ザボン!!」
ザボン!
「キィス!頼まれたぜ!!」
そう言うと、ザボンはギガント28号を睨(にら)んだ!!
〇対ギガント戦略
●内部特攻
- ギガントの体内にサイボーグ/パワードスーツ兵士を送り込み内部破壊を決行する。
なまじ装甲が堅牢な分、ギガント本体が対応するのは困難。自ら傷口を広げてダメージ覚悟で潰すしかない。
百文字が出向いて排除は有効だが、それはギガントとの連携が困難になるどっちに転ぼうと難儀な一手。
- 送り込む方法はドリルミサイル。
待機兵士の精神錯乱や、地獄耳による感知を避ける為にミサイル内には仮死状態の兵士を装填(そうてん)。
ミサイルが着弾したら兵士が覚醒する様にして、同時に装甲をぶち抜いたドリル先端部から兵士を送り込む。
- シェルボーイの股間砲を使う場合、装弾数は多くて5発前後。
他の方法でミサイル発射もありえるが、今度はこんな自殺行為をやる様な弾丸兵士を揃える方が難点になる。
それと『当たって装甲を射抜かねば意味が無い』為、当てられる状況と技量も必須となってくる。
- だが狂信的なサンキスト一族なら、それでもミサイル役を受ける奴が居る。
ミサイル装填(そうてん)の関係上、小柄な奴を重視。“金柑”“柚子”だと言った小粒の奴がその役割を担う。
ザボンは金柑や柚子達にこう言う。
「キィスト!俺達の怨敵は誰だ?『耐撃の百文字』だろう?
つまり、奴の人形遊びに付き合ってやる義理は無ぇって事よ!!」
「ギガント28号は百文字じゃ無ぇ!ただの障害だ!!
その障害を壊してりゃ、百文字ご本尊がやって来るってな。楽な仕事だろうがヨォ?」
「お前らは小柄だから、通常の肉弾戦じゃ不利かもしれねぇ。
だが、閉所での戦いならドでかい木偶の坊よりもお前らの方が強い!」
金柑!
「キィィスキスキスサンキスト!僕達にね。任せておくれよ、ザボン!!」
柚子!
「ギガント28号を内部破壊して見せるよ!!」
「ビックリするくらいに、果実的(フルーティー)にさっっっ!!!!」
・
・
・
・
・
・
・
ザボンは思考する。
「(さて、コイツをギガントにブチ当てねぇとな…!!)」
ッ
ッ
ギ ュ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! !
ッ
ッ
シェルボーイはローラーでギガント28号に接近する!!
そして、こう言う!
「キィス!百文字!!俺がお前ェを殺しに来たぜ!!」
ッ
ッ
百文字!
「サンキスト一族であるか。イクマとの戦闘から考察をするに…。」
「サンキスト一族の中でもトップレヴェルのサンキストらしいな。」
ザボン!
「マスク・ド・サンキスト"ザボン"ってんだ!お前ェの事は嫌って程聞かされたぜ!!」
百文字!
「ほぅ…。ザボンと言うのか。皮の厚そうな名であるな。」
ザボン!
「このアフリカまで、お前ェを追ってここまで来たんだ!」
「土産にデケェ戦果を挙げてェ…!!」
百文字!
「ワシを相手するサンキストはいつもそう言う。」
「悪いが貴様をワシが殺したサンキスト達が待っておるぞ。」
ザボン!
「キィスキスキス!そう捨てたモンじゃねェさ!!」
百文字!
「ならば“腕”で示してもらおうか…!」
「来るが良い。目に物を見せてやる…!!」
ザボン!
「キィス!百文字!!お前ェをブッコロ死だッ!!」
ザボンはシェルボーイで、ギガント28号に立ち向かった!!
終始シェルボーイが押していた。
カポエイラと見せかけナイフ術。
ナイフ術と見せかけ、無反動砲。
それで居て狡猾(こうかつ)にギガント28号の間合いを出たり入ったり。
見かけはシェルボーイが押していた。
そう…。見かけは。
ッ
ッ
百文字!
「どうしたザボンとやら。」
「どの攻撃も軽い。」
「それは機体差と言うよりも何か策があっての事と思えるな。」
ッ
ッ
ザボン!
「キィス!敵に手の内明かす馬鹿はいねぇーぜ、百文字!!」
ッ
ッ
百文字!
「そうか。ならばそれが最後の言葉となる…ッ!!」
ッ
ッ
その時!ザボンは気付いた!!
「バネ仕掛け…!徐々に“収縮”してやがったか!!」
ッ
ッ
百文字が雄叫ぶ!!
「両脚的超跳躍故似突進(ダブル・ズゥーム・スプリンガー)!!!」
ギガントが叫ぶ!!
「グ” ギ” ャ” オ” ォ” ォ” ォ” ォ” ー ッ ! ! 」
ッ
ッ
突進だァー!!
ギガント28号がシェルボーイ目掛けて突進したぞぉおおおおおおおお!!
ッ
ッ
絶体絶命!
だ
が
!
ザボンはこれを“好機”ととらえた!!
「(今なら、ドリルミサイルが全弾命中するぜ!!)」
ガ
シ
ュ
オ
ン
!
シェルボーイは仰向けの状態になる!
踵のローラーと手首にもローラーが仕込まれており、
四輪走行が可能ッッ!!
ッ
ッ
ギ ュ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ オ オ オ ! !
ッ
ッ
シェルボーイはローラーで後退しながら、羅根砲の狙いを定める!!
そしてザボンは叫ぶ!!
「キィース!ブッコロ死だぜ、ギガント28号ッ!!」
ッ
ッ
ダ”ギ”ュ”オ”ォ”オ”オ”ー”ッ”ッ”!”!”
ッ
ッ
ダ”ギ”ュ”オ”ォ”オ”オ”ー”ッ”ッ”!”!”
ッ
ッ
ダ”ギ”ュ”オ”ォ”オ”オ”ー”ッ”ッ”!”!”
ッ
ッ
ダ”ギ”ュ”オ”ォ”オ”オ”ー”ッ”ッ”!”!”
ッ
ッ
ダ”ギ”ュ”オ”ォ”オ”オ”ー”ッ”ッ”!”!”
ッ
ッ
羅根砲からドリルミサイルが発射されまーす!!
全弾命中!!ギガント28号の胸部装甲に穴を空け止まったぞぉー!!
す
る
と
!
「キストキストキスト…!」
「ボク達がね。とてもスティッフ(直訳は「堅い」。転じて「妥協の無い」を意味する)な弾丸兵士のね。」
「小柄なマスク・ド・サンキスト達だよ…!キィースキスキスサンキスト…!!」
ッ
ッ
小柄なマスク・ド・サンキスト達が覚醒をした…!
ッ
ッ
そして小柄なマスク・ド・サンキスト達はこう言う…!!
「今から、百文字。君ご自慢のギガント28号をね…。」
「“内部破壊”しちゃおうって寸法さ、キィースキスキスサンキスト…!!」
「ボク達の内部破壊でね。『煮込み過ぎたオーレンジ』のように、
『 見 る も 無 残 な 姿 』になる事を望んでいるんだよ!!」
ッ
ッ
「 ギ ガ ン ト 2 8 号 が だ よ ッ ッ ! ! ! 」
ッ
ッ
百文字は…。
「。」
答えない。
ッ
ッ
サンキスト達は…!
「さ。それじゃあ、お仕事お仕事。」
「ザボンくん。もうじき君の作戦は功を奏す…!!」
カ
シ
ュ
オ
!
サンキスト達はドリルミサイルから射出される。
「さて、では内部の金属を破壊しようか。」
サンキスト達は思い切り拳を叩き付ける!!
ゴッッッキィィィィィイイイ イ イ イ イ ン ! ! !
そ
し
て
サ
ン
キ
ス
ト
達
は
気
付
く
!
「な…何て頑丈な内部なんだ……!!」
「ビクともしないとはこの事だよ…!?」
そ
れ
が
!
QX団が最終兵器として作られたが所以(ゆえん)ッ!!
QX団は表向きの野望として『世界征服』を目論んでいたッ!!
そしてその最大の障害は『K.G.F(カラクリ.ガーディアン.フォース)』と踏んでいたッ!!
そ
う
だ
!
世界最強の火力を誇る『銃王』の『グロース・シュトラール』に対しッ!!
『 一 撃 だ け 耐 え ら れ る 構 造 』を思想として作られているのだッ!!
故
に
!
装 甲 も 硬 い が 内 部 も 硬 い ッ ! !
そ
れ
こ
そ
が
!
Q X 団 が 最 終 兵 器 ッ !
ギ ガ ン ト 2 8 号 で 、 あ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ る ! !
ッ
ッ
だが、捕捉しよう。
この作戦。決して悪くは無かった。
火器を使用せず、空すら飛ばないギガント28号故に、
内部構造をシンプルに硬く出来ただけの話であるのだ。
ッ
ッ
巨大さを誇るアムステラのこの3機…。
量産機故、其処まで硬くない、暴顛贅(アバレテンゼイ)。
速度と、暗闇と背景同化出来る故、装甲が犠牲になっている、狂犬客(クルイ・ケン・キャク)。
空を飛ぶ機構があり、速力もあるが故、決して頑強ではない、鷲蘆鋼人(シュウロコウジン)。
ッ
ッ
どの機体でも、この作戦は有効であったであろう。
また、そこまで巨大でない機体なら、内部破壊は十分可能。
そして、対戦艦であるなら、内部へと侵入し破壊工作も行えるであろう。
この作戦自体は、非常に恐ろしく厄介極まりないモノであるのだ。
た
だ
ギガント28号が規格外。
それだけの事であった。
ッ
ッ
ザボンは…!
「…キィースト。コイツはやらかしちまったようだな。」
「ギガント28号。コイツは想像より厄介な物らしい。」
「内部に入ったサンキスト達は死ぬ覚悟はあるが無駄死には出来ねーよな。」
ッ
ッ
決意を新たにする!!
ッ
ッ
「全員って訳はいかねぇーだろうが、救助出来るだけ救助するかね。」
「奴等は命を張った。俺も命を張るのが筋ってモンだ。」
ッ
ッ
???
「Excellent(エクセレント)ッ!」
「ザボン!良き、Fighter(ファイッタァー)ですッ!!」
「サンキスト達の救助…!私も手伝おうじゃありませんかッ!!!」
ッ
ッ
ザボン!
「キィスト!その声は!!」
ッ
ッ
ド ド ド ド ド ドドドド ドドド ドド ド ド ド ド ド ド ド ド
全長50m。肉食恐竜型の操兵。
そしてそれを操るは!!
「百文字(ハンドレッド)!私が相手をしましょう!!」
元 Q X 団 が 総 帥 ッ !
Q u e e n X の 到 着 で あ る ッ ! !
ーーーーーー