ウルトラマサイ 第8話
【レゼルヴェ国研究所】
マサイの戦士ムチャウ・ザイネンの槍が届いてから丸一日と数時間。
フェミリアが研究に協力してから10数時間。
触り叩き舐め揺らし回し上げ下げ刺し振りなどなどしてみるものの一向に新発見は為されていない。
フェミリアが研究に協力してから10数時間。
触り叩き舐め揺らし回し上げ下げ刺し振りなどなどしてみるものの一向に新発見は為されていない。
「マーサーイ!」
下着姿で槍を掲げる事を数十回繰り返すフェミリアだったが、一度も変身は出来ず。
汗をタオルで拭き、一旦休憩した彼女はこれまでの試行結果とこの槍がこの研究室に届くまでの
出来事を頭の中でまとめ直してみる。
汗をタオルで拭き、一旦休憩した彼女はこれまでの試行結果とこの槍がこの研究室に届くまでの
出来事を頭の中でまとめ直してみる。
「この槍の持ち主、ムチャウという人物の出身地に何か資料は無いのかしら」
「我々もその点は電話で確認したのですが、あいにく、あそこの部族は近年急速に文明化するまでは
文字による文化継承も無く、ムチャウ氏が面接官に口で伝えた事以上の情報はどこにもないと
言うことでした」
「我々もその点は電話で確認したのですが、あいにく、あそこの部族は近年急速に文明化するまでは
文字による文化継承も無く、ムチャウ氏が面接官に口で伝えた事以上の情報はどこにもないと
言うことでした」
研究室のベテランの一人、老年の白人が肩を落としつつ答える。
「そう…、残念ね。この槍はレゼルヴェの北に昔から存在する。
部族の代表に受け継がれる。南部にあるメハ族(メハメハコンマ族の事)のロボットに
匹敵する力が眠っているかもしれないけどその根拠は今のところ無し。
たったこれだけの情報で…いや、待てよひょっとして」
部族の代表に受け継がれる。南部にあるメハ族(メハメハコンマ族の事)のロボットに
匹敵する力が眠っているかもしれないけどその根拠は今のところ無し。
たったこれだけの情報で…いや、待てよひょっとして」
フェミリアは頭の中から自分の小さい頃の記憶を必死にたぐりよせる。
そして、記憶の中から今回の研究に約立つかもしれない情報を引っ張り出すことに成功した。
そして、記憶の中から今回の研究に約立つかもしれない情報を引っ張り出すことに成功した。
「確か父さんの研究記録にあったはず!!」
「ぬわー!何ですか」
「ぬわー!何ですか」
突然大声を出したフェミリアに驚く研究所の人々。
革命の日以降軍の各施設に黒人が多く採用されてはいるが、研究分野においては
まだまだ白人の割合が多く、フェミリアに対して「オッケー、まずは服を着るんだ」と
返せる面白黒人の博士は残念ながらこの部署には居なかった。
(ルイヌーヴォーは政務があるので帰った)
革命の日以降軍の各施設に黒人が多く採用されてはいるが、研究分野においては
まだまだ白人の割合が多く、フェミリアに対して「オッケー、まずは服を着るんだ」と
返せる面白黒人の博士は残念ながらこの部署には居なかった。
(ルイヌーヴォーは政務があるので帰った)
フェミリアは頭上に盛られた髪の中に手を突っ込みメモリースティックを何本か取り出す。
「えーと、これだったかな」
それらしきスティックをパソコンに差し込み、記録を呼び出すとモニター上に
何十枚かの画像が出てきた。
何十枚かの画像が出てきた。
「フェミリアさんこれは一体?」
「私の父さんの若い頃の研究資料。今から35年ぐらい前にイスラエルのジェイコブ先生
に連れられ、アフリカの人食い部族が持つと言われているロストテクノロジーを探しに行った事が
あったって言ってたのを思い出したのよ。ムチャウという奴が何かとメハ族の事を言ってたのなら
ひょっとしたらメハ族の資料の方に何かヒントがあるかもって思ってね」
「私の父さんの若い頃の研究資料。今から35年ぐらい前にイスラエルのジェイコブ先生
に連れられ、アフリカの人食い部族が持つと言われているロストテクノロジーを探しに行った事が
あったって言ってたのを思い出したのよ。ムチャウという奴が何かとメハ族の事を言ってたのなら
ひょっとしたらメハ族の資料の方に何かヒントがあるかもって思ってね」
画面をスクロールさせ、フェミリアは35年前のメハ族調査の記録写真を見つけ出す。
『森の入口で三人記念撮影』、『アポ無し調査中にメハ族に見つかって逃げながらの一枚』、
『肩に矢が刺さりアメリカに帰りたいと嘆くリュウさん』、『人食いカバに勝利』、
『夕飯は人食いカバ』、『キャンプの火に気づいたメハ族と再会』、『真っ先に逃げる先生』
『リュウさんに二本目の矢が命中』、『守護神がありそうな場所は守りが硬すぎて断念』、
『洞窟で一泊』、『洞窟に彫られた絵を発見・他部族との交流記録か』
『肩に矢が刺さりアメリカに帰りたいと嘆くリュウさん』、『人食いカバに勝利』、
『夕飯は人食いカバ』、『キャンプの火に気づいたメハ族と再会』、『真っ先に逃げる先生』
『リュウさんに二本目の矢が命中』、『守護神がありそうな場所は守りが硬すぎて断念』、
『洞窟で一泊』、『洞窟に彫られた絵を発見・他部族との交流記録か』
「あった、これだわ」
ポチっとクリックして画像を拡大するとフェミリアの期待通り、壁画には大きな槍を手にした
メハ族とは違う格好をした人物が描かれていた。
肌の色はメハ族よりやや薄く、手には持った槍は刃の幅が広くフェミリアの持っているそれと似ている。
メハ族とは違う格好をした人物が描かれていた。
肌の色はメハ族よりやや薄く、手には持った槍は刃の幅が広くフェミリアの持っているそれと似ている。
「ビンゴ!…あら?何か画像とこの槍に違和感が」
手元と写真を何度も見比べてフェミリアは二箇所の違いに気づく。
「写真の人物の持つ槍、お尻の方にフサフサの毛の飾りが付いてるわ。それに持ち主がモヒカンじゃない」
ムチャウのご先祖かもしれないその男はモヒカンではなかった。
その代わりに、槍の後ろの方が少し長くなっておりそこに毛の房が付いていた。
その代わりに、槍の後ろの方が少し長くなっておりそこに毛の房が付いていた。
◇◇◇
【二次試験会場】
「この浮き石には順番にアルファベッドの番号が刻まれてるのか、まずは目の前のABCのどこに
着地をするか…い、いや、あの池の中央にあるIの石に決めたぜ~っ、俺の魂にウォンウォン囁く!!」
「あーっと、鎌瀬犬一助走をつけて7メートル先の浮き石に一気に飛びついたーっ。
しかし、それは罠の固定されていない石だーっ、余力の無い鎌瀬は近くの石に飛び移れずに落ちたーっ。
まさに墓石のマット~!」
「ギャゴーン!」
着地をするか…い、いや、あの池の中央にあるIの石に決めたぜ~っ、俺の魂にウォンウォン囁く!!」
「あーっと、鎌瀬犬一助走をつけて7メートル先の浮き石に一気に飛びついたーっ。
しかし、それは罠の固定されていない石だーっ、余力の無い鎌瀬は近くの石に飛び移れずに落ちたーっ。
まさに墓石のマット~!」
「ギャゴーン!」
アナンドが「いけー」と言ったのにあわせて参加者が一斉に飛び出したが、二次試験は
カツ丼試験の成績の悪い奴から先にプレイする事になった。一番手は一次試験ギリギリ合格だった鎌瀬である。
カツ丼試験の成績の悪い奴から先にプレイする事になった。一番手は一次試験ギリギリ合格だった鎌瀬である。
「ケッ、こんなウォータースライダーなんぞ俺にかかっちゃあ只の滑り台よ。
こうやって、お椀の前方の両手を置いて立ち上がり腰を振って…ああーっ、いけねえ~っ」
「犬はチンチンの態勢から両手を壁などで固定すると尻を振る習性がある!
鎌瀬選手は完全なる犬だーっ、案の定お椀からバランスを崩し落ちた!」
「ギャゴーン!」
こうやって、お椀の前方の両手を置いて立ち上がり腰を振って…ああーっ、いけねえ~っ」
「犬はチンチンの態勢から両手を壁などで固定すると尻を振る習性がある!
鎌瀬選手は完全なる犬だーっ、案の定お椀からバランスを崩し落ちた!」
「ギャゴーン!」
一次試験トップのムチャウとそのチームメイトの4人の順番は当分後。
先に挑戦する受験者の動きを見ながら対策を頭の中で立てる事が出来る。
先に挑戦する受験者の動きを見ながら対策を頭の中で立てる事が出来る。
「こんなボールなんて全部…キャッチしてやるぜーっ!!」
「飛んできたバレーボールを全部キャッチした!それはそれで凄いがそういう競技じゃないぞ鎌瀬選手!
ああ~っボールを追いかけて橋から落下した!」
「ギャゴーン!」
「飛んできたバレーボールを全部キャッチした!それはそれで凄いがそういう競技じゃないぞ鎌瀬選手!
ああ~っボールを追いかけて橋から落下した!」
「ギャゴーン!」
鎌瀬の活躍を実況しているのは一次試験と同じく獅子鼻のバッドロー。
「ウォルテガさん、注意しなくていいのか?」
「今度のはチームプレイじゃないから別にええわい」
「鎌瀬選手最後の迷路もアナウンスを無視し、真っ直ぐ間違った道を選び泥水ゴールに飛び込んだー!
散歩コースで主人に逆らいリードを引っ張る犬のごとし!」
「ギャゴーン!」
「今度のはチームプレイじゃないから別にええわい」
「鎌瀬選手最後の迷路もアナウンスを無視し、真っ直ぐ間違った道を選び泥水ゴールに飛び込んだー!
散歩コースで主人に逆らいリードを引っ張る犬のごとし!」
「ギャゴーン!」
無駄に洗練された無駄のない無駄な動きで鎌瀬犬一の全種目終了。
彼のアグレッシブな失敗を見た後続達はレゼルヴェ人にしては地道にクリアあるいは失敗していった。
泥まみれで血まみれ、足が変な方向に曲がってタンカで運ばれていく鎌瀬の姿を見て
ふざけたことは出来ないとブレーキが掛かったのだろう。
彼のアグレッシブな失敗を見た後続達はレゼルヴェ人にしては地道にクリアあるいは失敗していった。
泥まみれで血まみれ、足が変な方向に曲がってタンカで運ばれていく鎌瀬の姿を見て
ふざけたことは出来ないとブレーキが掛かったのだろう。
そして、待つこと2時間ちょっと、ようやく最後の受験者すなわち前試験トップのムチャウの出番が来た。
最初の種目の池の浮き石を見つめ、開始位置から数歩下がる。
最初の種目の池の浮き石を見つめ、開始位置から数歩下がる。
「よし…いくか!」
ダダダダダッ
「目指すはあの石ッ」
水際ギリギリで跳躍し、Iのマークの入った石に一直線!!
「うわっ、あいつ、何やってる」
「初手から全力で飛んだら鎌瀬みたいに足をくじくぞ!」
「惜しい人を亡くしましたみょん!」
「初手から全力で飛んだら鎌瀬みたいに足をくじくぞ!」
「惜しい人を亡くしましたみょん!」
ブブラカとジュダとバッドはこの後起きる悲劇に目を閉じる。
着地と同時に足場が傾き激しい水音が会場に響く…いや、響かない。
着地と同時に足場が傾き激しい水音が会場に響く…いや、響かない。
「ホップステップかーるいす!」
どこかで聞いたようなフレーズを口ずさみ、ムチャウは浮いているだけの足場をものともせず
タンッタンと軽快に三段跳びでゴールに着地した。
タンッタンと軽快に三段跳びでゴールに着地した。
「よしっ次」
ウォータースライダーに向かって走るムチャウ、審査員の始めの合図と共にお椀に乗り込み、
なんとこれまでの挑戦者約900人が誰もやらなかった姿勢で滑り出した!
なんとこれまでの挑戦者約900人が誰もやらなかった姿勢で滑り出した!
「な、何をやってるんだ」
ブブラカが驚くのも無理はない。
ムチャウはお椀の縁に両手を置いてはいるが体があるのはお椀の中ではない。
彼はお椀が滑り出すと同時にお椀の上に逆立ちになったのだ!
ムチャウはお椀の縁に両手を置いてはいるが体があるのはお椀の中ではない。
彼はお椀が滑り出すと同時にお椀の上に逆立ちになったのだ!
「す、すげぇー!!この獅子鼻のバッドロー、俺より強い奴は何百と見てきたが…
マサイ戦士の頂点パネエ!俺が知ってる俺より強い奴ランキング中じゃあ『あの人達』に次ぐ
第三位にランクインした、今この瞬間にな!でもハッキリ言って身体能力関係なく無理だこりゃ!」
「あのままじゃあ…」
「みょん、着水の衝撃に耐えられる訳がない」
「身体能力がいくら高かろうと、物理には逆らえぬわな。どれだけバランス感覚がよくて、
全身の筋力がゴリラ並みだろうと着水時にお椀に急激に掛かるブレーキはどうしようもない。
あの逆立ちの状態から半回転してお椀の下敷きになってしまじゃろな」
マサイ戦士の頂点パネエ!俺が知ってる俺より強い奴ランキング中じゃあ『あの人達』に次ぐ
第三位にランクインした、今この瞬間にな!でもハッキリ言って身体能力関係なく無理だこりゃ!」
「あのままじゃあ…」
「みょん、着水の衝撃に耐えられる訳がない」
「身体能力がいくら高かろうと、物理には逆らえぬわな。どれだけバランス感覚がよくて、
全身の筋力がゴリラ並みだろうと着水時にお椀に急激に掛かるブレーキはどうしようもない。
あの逆立ちの状態から半回転してお椀の下敷きになってしまじゃろな」
順調にお椀の上で逆立ちのまま下り続けるムチャウだったが解説トリオだけでなく
ウォルテガすら彼のこの競技の合格は無いと思っていた。
ウォルテガすら彼のこの競技の合格は無いと思っていた。
ドボォン!!
滑り台部分が終わり、お椀が激しく着水してブレーキが掛かる。
慣性に従ってムチャウの体だけが前へと飛ばされて―
慣性に従ってムチャウの体だけが前へと飛ばされて―
「この時を待っていたんだぁーーーーーーっ」
前方に投げ出されるはずのムチャウの体がの軌道が変化する。
彼は逆立ちしながらもその両手でお椀の縁をがっしりとつかんでいた。
その結果、前方に飛ばされるはずだったムチャウの軌道は円運動へと変化し、
彼の両腕と一体となったお椀も再度動き出す。
彼は逆立ちしながらもその両手でお椀の縁をがっしりとつかんでいた。
その結果、前方に飛ばされるはずだったムチャウの軌道は円運動へと変化し、
彼の両腕と一体となったお椀も再度動き出す。
「タアッ!」
腹筋と背筋を限界まで使い体をエビの様に曲げる。
すると自分の頭の後ろにあったお椀が頭上を通過してから縄跳びの縄の如く足元へと戻ってくる。
ムチャウはそこでお椀を手から離し、自分の真下に来たお椀に尻から着地して体重で慣性をストップさせた。
そのままドンブラコーとゴールイン。
すると自分の頭の後ろにあったお椀が頭上を通過してから縄跳びの縄の如く足元へと戻ってくる。
ムチャウはそこでお椀を手から離し、自分の真下に来たお椀に尻から着地して体重で慣性をストップさせた。
そのままドンブラコーとゴールイン。
「次はボール避けだな!」
汗一つかかず、負傷も無く、ムチャウは楽しみながら次の競技へと向かう。
小さい頃から本物の大自然を相手に部族の代表となるべく鍛錬を強制された日々、
本物の滝から丸太に乗ってダイブした時や負傷した観光客を背負って人食いカバの出る川を
横切った時に比べればたしげ城の障害は彼にとっては文字通りアトラクションでしかなかった。
小さい頃から本物の大自然を相手に部族の代表となるべく鍛錬を強制された日々、
本物の滝から丸太に乗ってダイブした時や負傷した観光客を背負って人食いカバの出る川を
横切った時に比べればたしげ城の障害は彼にとっては文字通りアトラクションでしかなかった。
この後、彼は残り三種目も余裕を持ってクリアしてみせた。
一次試験に続きこのマサイのモヒカン男が最高得点である事を疑うものはいないだろう。
一次試験に続きこのマサイのモヒカン男が最高得点である事を疑うものはいないだろう。
(えー、最後の一人が全種目終了したので二次試験はここまでっス。
ではここで最終試験の内容紹介と行きます。モニターを見てください)
ではここで最終試験の内容紹介と行きます。モニターを見てください)
アナンドのアナウンス従いモニターを見る1800の眼。
画面には、一人のパイロットとその愛機が映されていた。
画面には、一人のパイロットとその愛機が映されていた。
『PG隊の新人、アナンド、アルヘナーガ!』
パイロット名と機体名が告げられると、次の画面へと移行する。
どうやら何人かのパイロットを紹介していく流れの様だ。
どうやら何人かのパイロットを紹介していく流れの様だ。
『カツ丼と戦闘の達人、シリング刑事、修斗!』
『オシリス傭兵にして人気ヒール、マルー、修牙!』
『マルーのチームメイト、ネイキッド、デスプレイヤー!』
『チームワイルドカードのリーダー、ジュン、5型カスタム!』
『革命直後の志願兵合格者その1、ズラナンデス、修斗!』
『革命直後の志願兵合格者その2、アゴナガーイ、修斗!』
『革命直後の志願兵合格者その3実は審査員側だったのは外部協力者にもナイショでした、鎌瀬、修斗!』
『オシリス傭兵にして人気ヒール、マルー、修牙!』
『マルーのチームメイト、ネイキッド、デスプレイヤー!』
『チームワイルドカードのリーダー、ジュン、5型カスタム!』
『革命直後の志願兵合格者その1、ズラナンデス、修斗!』
『革命直後の志願兵合格者その2、アゴナガーイ、修斗!』
『革命直後の志願兵合格者その3実は審査員側だったのは外部協力者にもナイショでした、鎌瀬、修斗!』
(と、言うわけで二次試験の採点が終わった後、合格者達は最終試験で戦ってもらうッス!
相手は君達と同じ様に試験をクリアーしてパイロット候補になった先輩三人と俺達外部の実戦経験者五人!
これが最終試験『お前らこういうの好きだろ模擬戦やったれやウヒャッホーイ!』だ!
それでは各自ホテルの部屋で採点結果を待っててくれい!)
相手は君達と同じ様に試験をクリアーしてパイロット候補になった先輩三人と俺達外部の実戦経験者五人!
これが最終試験『お前らこういうの好きだろ模擬戦やったれやウヒャッホーイ!』だ!
それでは各自ホテルの部屋で採点結果を待っててくれい!)
「「「「「「ウヒャッホーーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!」」」」」」
最終試験がロボットバトルと聞きパイロット志願者達は一斉に歓声をあげた。
鎌瀬が試験官側だったとか自分の成績とか横にどけておいてワクワクを弾けさせている。
男の子はこういうの好きなんだ。ましてや彼らはその多くが人型パイロット希望者!
鎌瀬が試験官側だったとか自分の成績とか横にどけておいてワクワクを弾けさせている。
男の子はこういうの好きなんだ。ましてや彼らはその多くが人型パイロット希望者!
「なんだみょんこの変な熱気は。嫌だねえこれだから野蛮人は」
まあ、極一部には友達に無理やり連れてこられた彼の様なのや就職活動ついでの記念受験者もいるのだが。
マサイの青年ムチャウ・ザイネン24歳。戦士としての生き方を定められていた彼は
身体能力テストなど何の驚異でも無かった。だが、最終試験はパイロットとして戦わねばならない。
果たして彼は人型の操縦においても才覚を現す事が出来るのか?他の受験者達は?
空に太陽ビッカビカ、今色んな意味で最高に熱い。
身体能力テストなど何の驚異でも無かった。だが、最終試験はパイロットとして戦わねばならない。
果たして彼は人型の操縦においても才覚を現す事が出来るのか?他の受験者達は?
空に太陽ビッカビカ、今色んな意味で最高に熱い。