Uchinoko for Palworld
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概要
『Uchinoko for Palworld』は、VRM形式の3Dアバターや、VRChat向けに制作されたHumanoid Avatar Prefabを、PC版『Palworld/パルワールド』のプレイヤーモデルとして使用するためのファンメイド非公式ツールである。
旧名称は『DiveToPalworld』。
v2.0.0から『Uchinoko for Palworld』へ改名され、最新版の頒布および利用者サポートは大崎商会が担当している。
本ツールを利用すると、通常のパルワールド主人公モデルを、自分で制作したVRM、購入したVRM対応モデル、VRChatで普段使っているアバターなどへ置き換えられる。
「Uchinoko」は、日本語の「うちの子」に由来する名称である。
VRChatや3Dアバター文化では、自分が大切に使用しているオリジナルキャラクターやアバターを「うちの子」と呼ぶことがある。
本ツールは、そうした自分のアバターでパルパゴス島を冒険できるようにすることを目的としている。
一般的なゲームMOD制作では、Unreal Engine、ゲームアセット抽出、メッシュ変換、ボーン調整、パッケージ化など、複数の専門的な作業が必要になることがある。
一方、『Uchinoko for Palworld』は、専用アプリケーションを起動し、アバターファイルを指定して変換ボタンを押すという、比較的簡単な操作を中心に設計されている。
アバターデータの処理は利用者のPC上で行われ、外部サーバーへアバターをアップロードしないローカル完結型と説明されている。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 名称 | Uchinoko for Palworld |
| 旧名称 | DiveToPalworld |
| 読み方 | ウチノコ・フォー・パルワールド |
| 分類 | Palworld用アバター変換ツール/非公式MODツール |
| 対応ゲーム | Palworld/パルワールド PC版 |
| 対応アバター | VRM 0.0、VRM 1.0、VRChat用Humanoid Prefab |
| 主な用途 | パルワールドのプレイヤーモデルを自分のアバターへ置き換える |
| 対応OS | Windows 11 |
| Unity | VRM利用時は不要。VRChat Prefab利用時はUnity 2022.3.22f1が必要 |
| 処理方式 | ローカル処理 |
| マルチプレイ | 非対応 |
| 通常版価格 | 無料 |
| ライセンス | ツール本体はMITライセンス |
| 公式関係 | ポケットペアおよびPalworld公式とは無関係のファンメイドツール |
目次
- Uchinoko for Palworld
- 概要
- 基本情報
- 目次
- Uchinoko for Palworldとは
- 旧DiveToPalworldとの関係
- 主な特徴
- 動作環境
- 必要なもの
- ダウンロード方法
- VRMの導入方法
- VRMファイルを用意する方法
- VRChat Prefabの導入方法
- VRMとVRChat Prefabの違い
- 対応している機能
- 対応していない機能
- アバター利用規約について
- セーブデータのバックアップ
- 元のプレイヤーモデルへ戻す方法
- 他のMODとの併用
- アバター利用規約上の注意
- よくある問題
- 問い合わせ方法
- ライセンスとソースコード
- AIを利用した開発
- 非公式ツールとしての位置づけ
- 公式リンク
- 導入前チェックリスト
- まとめ
- 関連項目
- 関連キーワード
- タグ
Uchinoko for Palworldとは
『Uchinoko for Palworld』は、自分の3Dアバターをパルワールドのプレイヤーキャラクターとして使用するための変換・導入支援ツールである。
対応している主な入力形式は以下の通り。
- VRM 0.0
- VRM 1.0
- VRChat用Humanoid Avatar Prefab
- Modular Avatarを使用したVRChatアバター
VRMファイルを利用する場合、基本的にUnityプロジェクトを用意する必要はない。
すでに書き出された「.vrm」ファイルをツールへ読み込ませて変換できる。
一方、VRChat用Prefabを利用する場合は、対象アバターが入ったUnityプロジェクトと、対応するUnityバージョンが必要になる。
本ツールの公式説明では、VRChat Prefab用のUnity環境として「Unity 2022.3.22f1」が指定されている。
パルワールドはUnreal Engine製のゲームだが、利用者が自分でUnreal Engineをインストールして、ゲーム用プロジェクトを開く必要はない。
必要な変換、調整、MODデータの生成などは、専用ツール側で自動化されている。
旧DiveToPalworldとの関係
『Uchinoko for Palworld』は、以前『DiveToPalworld』という名称で公開されていたツールの後継版である。
v2.0.0で以下の変更が行われた。
- 名称をDiveToPalworldからUchinoko for Palworldへ変更
- 頒布およびサポートを大崎商会へ移管
- 必要な同梱物を減らすクリーン化
- 初回実行時に利用者のPC上で必要なダミーデータを生成する方式へ変更
- ツール内に専用問い合わせ機能を追加
- 無料版に加えて応援版を追加
- Unityの検出方法を改善
- Blenderの言語設定などに影響されにくい方式へ改善
- 日本語を含むパスへの対応を改善
- 複数の変換停止問題を修正
旧DiveToPalworldの配布ページには古いバージョンが残っている場合があるが、旧ページ側では今後更新されないと案内されている。
そのため、新しく利用する場合は、原則として『Uchinoko for Palworld』の現行配布ページから最新版を入手する。
主な特徴
VRMを直接使用できる
VRM 0.0およびVRM 1.0に対応している。
VRM形式ですでに書き出してあるアバターなら、VRChat SDKを導入したUnityプロジェクトを作らずに利用できる。
VRoid Studioなどから出力したVRM、自作モデルから出力したVRM、利用規約上ゲームMODでの使用が許可されているVRMなどを使用できる可能性がある。
ただし、アバターごとの利用規約は必ず確認する必要がある。
VRChat用Prefabに対応
VRChat向けにUnityへ導入しているHumanoid Avatar Prefabを入力できる。
普段VRChatで使用しているアバターや、Unity上で衣装改変したアバターをパルワールドへ変換できる。
対応対象はHumanoid Avatarであり、Genericリグや独自形式のボーン構成では正常に変換できない可能性がある。
Modular Avatar対応
VRChat向けアバター改変で広く利用されているModular Avatarに対応している。
Modular Avatarで装着した衣装やパーツを統合し、変換に利用できる。
ただし、Modular Avatar以外のNDMFプラグインには対応していない。
非対応のNDMFプラグインは、変換時に意図的に除去されると説明されている。
そのため、他のNDMFプラグインに依存する特殊な表現や処理は、変換後へ反映されない可能性がある。
ローカル完結
アバターファイルは利用者のPC上で処理される。
公式説明では、アバターデータを外部へ送信しないとしている。
販売アバターや未公開アバターを扱う場合でも、クラウド上の変換サービスへ直接アップロードする方式ではない。
元の状態へ戻せる
ツールには、パルワールドのプレイヤーモデルを元の状態へ戻す機能が用意されている。
導入後に通常モデルへ戻したくなった場合は、ツール内の復元機能を利用する。
ただし、ゲームアップデートや他のMODとの競合によって状況が変わる可能性があるため、導入前のバックアップも推奨される。
Unreal Engine不要
一般利用者がUnreal Engineを導入し、手作業でモデルを変換する必要はない。
ツールを展開し、実行ファイルを起動して入力アバターを指定する方式になっている。
ただし、ツール内部ではBlenderやVRM関連の第三者ソフトウェアが利用されている。
動作環境
公式配布ページおよびGitHubでは、以下の環境が示されている。
- Windows 11
- Palworld 1.0.1
- GPUを搭載したPC
- VRChat Prefabを使う場合はUnity 2022.3.22f1
- VRMファイルを使う場合はUnity不要
パルワールドのアップデート後は、ツール側が新バージョンへ対応するまで正常に動作しない可能性がある。
ゲーム本体とツールの対応バージョンは、導入前に必ず最新版の配布ページで確認する。
必要なもの
VRMを使う場合
- PC版Palworld
- Windows 11搭載PC
- GPU
- Uchinoko for Palworld最新版
- VRM 0.0またはVRM 1.0形式のアバター
- セーブデータのバックアップ
VRM利用時はUnity不要とされている。
VRChat Prefabを使う場合
- PC版Palworld
- Windows 11搭載PC
- GPU
- Uchinoko for Palworld最新版
- Unity 2022.3.22f1
- 対象アバターが導入されたUnityプロジェクト
- Humanoid設定済みのAvatar Prefab
- Modular Avatarを使用する場合は対象プロジェクト内にModular Avatar環境
- Unityプロジェクトのバックアップ
- Palworldセーブデータのバックアップ
ダウンロード方法
最新版は、大崎商会の公式配布ページから入手する。
通常版は無料で公開されている。
応援版および大きな応援版も用意されているが、公式説明では無料版を含めて中身と機能は同一とされている。
| 種類 | 価格 | 内容 |
| 通常版 | 0円 | 全機能を利用可能 |
| 応援版 | 500円 | 無料版と同一 |
| 大きな応援版 | 2,000円 | 無料版と同一 |
応援版は限定機能を購入するものではなく、開発やサポートを支援するための選択肢である。
VRMの導入方法
ここでは、すでに「.vrm」ファイルを持っている場合の基本的な流れを説明する。
実際のボタン名や表示はバージョンによって変更される可能性があるため、必ずダウンロードファイルに同梱されているMANUALも確認する。
1. セーブデータをバックアップする
ツールを使用する前に、パルワールドのセーブデータをコピーして保管する。
非公式MODの導入では、ゲームアップデート、MOD競合、ファイル破損などが発生する可能性がある。
既存のプレイデータを失わないよう、セーブフォルダを別ドライブまたはバックアップ用フォルダへコピーしておく。
2. Uchinoko for Palworldをダウンロードする
公式BOOTHまたは公式itch.ioページから最新版を入手する。
旧DiveToPalworldページではなく、Uchinoko for Palworldの現行ページを利用する。
3. ZIPファイルを展開する
ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「すべて展開」などを使用して通常のフォルダへ展開する。
ZIPファイルの中から直接実行しない。
フォルダの階層が極端に深い場所は避ける。
例:
C:\Tools\UchinokoForPalworld\
または
D:\PalworldTools\UchinokoForPalworld\
日本語パスへの対応は改善されているが、トラブルを減らすには短い英数字パスを使用すると管理しやすい。
4. ツールを起動する
展開したフォルダ内の実行ファイルを起動する。
Windowsの警告が表示された場合は、配布元とファイルを確認したうえで判断する。
非公式ツールであるため、必ず正規配布ページからダウンロードしたファイルを使用する。
5. Palworldのインストール先を確認する
ツールがPalworldのインストール場所を自動検出する。
自動検出されない場合は、ツール上でPalworldのインストールフォルダを手動指定する。
Steam版では、Steamライブラリからパルワールドを右クリックし、管理、ローカルファイルを閲覧する操作でインストール先を確認できる。
6. VRMファイルを入力する
使用したいVRMファイルをツールの入力欄へドラッグ&ドロップする。
またはファイル選択ボタンから「.vrm」ファイルを指定する。
VRM 0.0とVRM 1.0の両方に対応している。
7. プレビューまたは入力情報を確認する
正しいVRMが指定されているか確認する。
アバター名、ファイルパス、変換対象などが表示される場合は、別のモデルを誤って選択していないか確認する。
8. 変換を実行する
変換ボタンを押す。
ツールがVRMを読み込み、パルワールドのプレイヤーモデルとして利用できるデータを生成する。
PC性能、モデルのポリゴン数、テクスチャ容量、マテリアル数などによって処理時間が変わる可能性がある。
変換中はツール、Blender、関連プロセスを強制終了しない。
9. 完了表示を確認する
変換完了の表示が出たことを確認する。
エラーが出た場合は、ログを確認する。
ツール内に「ログをコピー」または問い合わせ機能がある場合は、エラー内容を保存しておく。
10. Palworldを起動する
変換完了後にPalworldを起動する。
既存のキャラクターを読み込み、プレイヤーモデルが指定したVRMへ変わっているか確認する。
11. ゲーム内で表示を確認する
次の項目を確認する。
- アバターの向き
- 頭や手足の位置
- 武器を持ったときの姿勢
- 走行モーション
- 騎乗時の表示
- 装備変更時の表示
- テクスチャの欠落
- 顔や目の表示
- 影の強さ
- メッシュの裏面
- 装備との干渉
ツールはモデルをゲームへ適合させるが、すべての体型や独自ボーンを完全に再現できるとは限らない。
VRMファイルを用意する方法
VRoid StudioからVRMを書き出す場合
VRoid Studioでモデルを作成し、VRMエクスポート機能を使用して「.vrm」ファイルを書き出す。
書き出し時には、使用するテクスチャ、ポリゴン数、利用規約、髪や衣装の構成を確認する。
出力したVRMをUchinoko for Palworldへ入力する。
Blender製アバターからVRMを書き出す場合
Blenderで制作したHumanoidモデルをVRM化するには、VRM Add-on for Blenderなどを使用する方法がある。
主な確認項目は以下の通り。
- 人型ボーンが正しく割り当てられているか
- モデルの正面方向が正しいか
- スケールが極端でないか
- ウェイトが正常か
- 未使用マテリアルが大量に残っていないか
- テクスチャファイルが欠けていないか
- VRM必須ボーンが設定されているか
VRMを書き出した後、Uchinoko for Palworldへ読み込ませる。
VRChatアバターをVRM化する必要はあるか
必ずしもVRM化する必要はない。
本ツールはVRChat用Humanoid Prefabを直接入力できる。
Unityプロジェクトを持っており、Modular Avatarによる衣装改変などを維持したい場合は、Prefab入力の方が適している可能性がある。
Unityを使用したくない場合や、すでに完成したVRMを持っている場合はVRM入力が簡単である。
VRChat Prefabの導入方法
ここでは、VRChat用Unityプロジェクト内のPrefabを利用する基本的な流れを説明する。
1. Unityプロジェクトをバックアップする
変換元のUnityプロジェクトをフォルダごとコピーする。
普段VRChatへアップロードしている本番プロジェクトを直接使用する場合は、破損や設定変更に備えて必ずバックアップを作る。
Gitなどのバージョン管理を利用している場合でも、変換前のコミットを残す。
2. Unityバージョンを確認する
公式情報ではUnity 2022.3.22f1が指定されている。
Unity 2019には対応していない。
古いVRChatアバタープロジェクトを使用している場合は、いきなり本番プロジェクトを更新せず、複製したプロジェクトで移行テストを行う。
3. アバターがHumanoidか確認する
対象アバターのモデル設定を開き、RigがHumanoidとして認識されているか確認する。
本ツールはHumanoidボーンを基準に変換する。
Humanoid以外の追加ボーンは、直近のHumanoidボーンへ移管される場合がある。
4. Prefabを確認する
Hierarchy上に置いただけの一時的なGameObjectではなく、Projectウィンドウ内で参照できるPrefabを用意する。
衣装、髪型、アクセサリー、マテリアルなどが意図した状態になっているか確認する。
5. Modular Avatarの状態を確認する
Modular Avatarを使って衣装や装飾を取り付けている場合は、対象の設定が正常に動作しているか確認する。
Modular Avatarには対応しているが、それ以外のNDMFプラグインは非対応であり、変換時に除去される。
6. Uchinoko for Palworldを起動する
ツールを起動し、VRChat Prefab用の入力方法を選択する。
Unityが自動検出されない場合は、Unity 2022.3.22f1のインストール先を手動指定する。
7. UnityプロジェクトまたはPrefabを指定する
ツールの案内に従い、対象UnityプロジェクトとPrefabを選択する。
同名Prefabが複数ある場合は、本番用、バックアップ用、テスト用を取り違えないよう注意する。
8. 変換を実行する
変換ボタンを押して処理を開始する。
Modular Avatarによる衣装統合、Humanoidボーンの変換、モデルデータの生成などが自動で行われる。
9. Palworldを起動して確認する
変換完了後にPalworldを起動し、モデル、衣装、マテリアル、ポーズ、装備状態を確認する。
VRMとVRChat Prefabの違い
| 比較項目 | VRM入力 | VRChat Prefab入力 |
| 入力形式 | .vrmファイル | Unity内のHumanoid Prefab |
| Unity | 不要 | Unity 2022.3.22f1が必要 |
| 導入難度 | 比較的簡単 | Unity環境の確認が必要 |
| Modular Avatar | VRM書き出し後の状態を使用 | 対応 |
| VRChat改変の再利用 | VRMへ書き出した内容のみ | Unity上のPrefabを利用可能 |
| 向いている利用者 | VRMをすでに持っている人 | VRChatアバター改変環境を持っている人 |
| 注意点 | VRM書き出し時に表現が変わる場合がある | Unityバージョンやプラグイン依存に注意 |
対応している機能
- VRM 0.0入力
- VRM 1.0入力
- VRChat用Humanoid Avatar Prefab入力
- Modular Avatarを使用したアバター
- Humanoidボーン
- ゲーム内での影の強さ調整
- 変換後のモデル導入
- 元の状態への復元
- ローカルでのアバター処理
- 日本語GUI
- 英語GUI
- 韓国語GUI
- 簡体字中国語GUI
- 繁体字中国語GUI
対応していない機能
揺れもの
髪、尻尾、スカート、胸、アクセサリーなどの物理演算は、現行版では反映されない。
VRChatのPhysBoneやVRM Spring Boneを、そのままPalworldの物理演算として移植する機能ではない。
そのため、長い髪や大きな尻尾などは固定された見た目になる可能性がある。
マルチプレイ
マルチプレイには対応していない。
自分の画面でモデルを置き換えて遊ぶ用途が中心となる。
オンラインサーバー、専用サーバー、他プレイヤーとの同期などを前提とした利用は避ける。
両面シェーダー
両面描画を前提とするシェーダーには対応していない。
スカート、マント、耳、羽、薄い布、板ポリゴンの髪などは、裏側から見たときに消える可能性がある。
モデル側で厚みを持たせるなどの対策が必要になる場合がある。
Unity 2019
Unity 2019のVRChatプロジェクトには対応していない。
古いアバタープロジェクトは、対応するUnity 2022環境へ移行する必要がある。
一部コラボ装備
テラリアおよびULTRAKILLとのコラボ装備の一部を装着している場合、モデルの上書きが実行されない。
公式GitHubで挙げられている非対応装備は以下の通り。
| コラボ | 非対応装備 |
| テラリア | ホーリープレート、ホーリーマスク、ホーリーヘッドギア、ホーリーヘルム、ホーリーフード、ムーンロードのおめん、クトゥルフのめだまマスク |
| ULTRAKILL | V1アーマー、V2アーマー |
回避方法として、ゲーム内の「アンティークなドレッサー」を使い、対象コラボ装備以外の見た目へ変更する方法が案内されている。
アバター利用規約について
『Uchinoko for Palworld』が技術的にモデルを変換できても、すべての販売アバターを自由にゲームMODへ使用できるとは限らない。
利用前に、アバター、衣装、テクスチャ、髪型、アクセサリーなどの規約を確認する必要がある。
確認すべき項目は以下の通り。
- 他ゲームへの使用が許可されているか
- MODへの使用が許可されているか
- データ変換が許可されているか
- 暗号化されていないゲームデータへの組み込みが許可されているか
- 個人利用に限定されているか
- 配信や動画投稿が許可されているか
- 収益化配信が許可されているか
- 改変後データの再配布が禁止されているか
- 第三者が取得可能なサーバーで使用してよいか
特に、変換後のアバターデータを他人へ配布してはいけない。
自分で購入した有料アバターを変換し、その生成物を共有サイトへアップロードする行為は、規約違反や著作権侵害になる可能性がある。
セーブデータのバックアップ
公式説明では、ツール使用前に以下のバックアップが推奨されている。
- Palworldのセーブデータ
- 変換元のUnityプロジェクト
MOD導入後に不具合が発生した場合、元のファイルへ戻せるようにする。
バックアップフォルダには日付を入れると管理しやすい。
例:
Palworld_Save_Backup_20260729 AvatarProject_Backup_20260729
元のプレイヤーモデルへ戻す方法
Uchinoko for Palworldを起動し、復元または元に戻す機能を使用する。
ボタン名はバージョンによって変更される可能性がある。
復元後にPalworldを起動し、通常のプレイヤーモデルへ戻っているか確認する。
復元できない場合は、次の方法も検討する。
- 他のモデル置換MODを外す
- Steamのゲームファイル整合性確認を行う
- バックアップから関連ファイルを戻す
- ツールのログを確認する
- 公式サポート窓口へ問い合わせる
ゲームファイル整合性確認を行うと、他のMODも無効化または削除される可能性がある。
他のMODとの併用
他のpak形式MODを導入している場合、ファイルの競合が発生する可能性がある。
v2.0.1では、他のpak MODを併用している場合に注意表示を出す機能が追加された。
問題が発生した場合は、一度ほかのMODを退避し、Uchinoko for Palworld単体で動作を確認する。
複数のプレイヤーモデル置換MODを同時に使用すると、読み込み順やファイル名によって一方が上書きされる可能性がある。
アバター利用規約上の注意
『Uchinoko for Palworld』で技術的に変換できるアバターであっても、そのアバターを『パルワールド』で使用できるとは限らない。
市販アバターや配布アバターには、それぞれ個別の利用規約が設定されている。規約によっては、暴力的表現、武器を使用する作品、キャラクターが攻撃を受ける作品、ゲームへの組み込み、VRMなど別形式への変換が禁止または制限されている場合がある。
『パルワールド』には銃撃、近接攻撃、パルとの戦闘、プレイヤーの負傷や死亡などの暴力的表現が含まれる。このため、「暴力的表現への利用を禁止する」と定められたアバターをプレイヤーモデルとして使用すると、アバター制作者の利用規約に違反する可能性がある。
特に、キプフェルなどの市販VRChatアバターを使用する場合は、変換前に販売ページ、最新の利用規約、キャラクター使用ガイドラインを確認する必要がある。
ツールで変換可能であることは、アバター制作者から利用許可を得たことを意味しない。利用者自身が各アバターの規約を確認し、許可範囲内で使用しなければならない。
よくある問題
Unityが見つからない
VRChat Prefabを使用する場合は、Unity 2022.3.22f1がインストールされているか確認する。
ツールが自動検出できない場合は、Unity Editorのインストール先を手動指定する。
VRMファイルを使用する場合はUnity不要である。
変換が途中で止まる
次の項目を確認する。
- 入力モデルがHumanoidか
- VRMファイルが破損していないか
- Armatureモディファイアが正常か
- パスが極端に長くないか
- 保存先の空き容量があるか
- セキュリティソフトが処理を止めていないか
- ツールをZIP内から直接起動していないか
- 他のMODが競合していないか
髪やスカートが動かない
揺れものは現行版では未対応である。
VRChat PhysBoneやVRM Spring Boneが、そのままPalworldへ移植されるわけではない。
服の裏側が消える
両面シェーダーには対応していない。
薄い板状のメッシュは裏側から透明になる場合がある。
アバターが表示されない
- 非対応コラボ装備を使用していないか確認する
- アンティークなドレッサーで通常衣装へ変更する
- 他のプレイヤーモデルMODを外す
- ゲームとツールの対応バージョンを確認する
- 変換処理をやり直す
- 元に戻してから再導入する
ゲームアップデート後に動かない
Palworldのアップデートによって、モデルの構造やゲームファイルが変更された可能性がある。
ツールの対応アップデートを待ち、配布ページの更新履歴を確認する。
問い合わせ方法
不具合報告や要望は、Uchinoko for Palworldのツール内にある問い合わせボタンから送信する。
診断ログを確認・編集したうえで送信できる仕組みが案内されている。
問い合わせ時には以下の情報を添えると状況を説明しやすい。
- Uchinoko for Palworldのバージョン
- Palworldのバージョン
- Windowsのバージョン
- VRM入力かPrefab入力か
- VRM 0.0かVRM 1.0か
- Unityのバージョン
- 表示されたエラー
- ログの内容
- 他に導入しているMOD
- 問題が起きるまでの操作手順
本ツールについて、Palworld開発元のポケットペアへ問い合わせてはいけない。
Uchinoko for Palworldは非公式ツールであり、問い合わせ先はツール開発・頒布側となる。
ライセンスとソースコード
Uchinoko for Palworld本体はMITライセンスで公開されている。
ソースコードはGitHubで確認できる。
配布版には、Blender、VRM Add-on、pyoozなど、本体とは異なるライセンスを持つ第三者ソフトウェアが含まれる場合がある。
再配布、改変、開発への利用を行う場合は、本体のMITライセンスだけでなく、同梱されている第三者ライセンス表記も確認する必要がある。
AIを利用した開発
公式BOOTHページでは、本ツールの開発とサポートにClaude Maxを利用していることが説明されている。
AIを利用して開発されたツールであっても、アバターデータをAIサービスへ送信するという意味ではない。
公式説明では、変換対象となるアバターデータは利用者のPC内でローカル処理され、外部へ送信しないとしている。
「開発工程でAIを使用していること」と「利用者のアバターファイルを外部AIへアップロードすること」は別の問題である。
非公式ツールとしての位置づけ
Uchinoko for Palworldは、株式会社ポケットペアおよびPalworld公式とは関係のないファンメイドツールである。
公式アップデートによる動作保証はなく、利用は自己責任となる。
Palworldおよびパルワールドは株式会社ポケットペアの商標である。
公式リンク
- Uchinoko for Palworld BOOTH
- Uchinoko for Palworld itch.io
- Uchinoko for Palworld GitHub
- 旧DiveToPalworld配布ページ
- 大崎商会
- Palworld公式サイト
導入前チェックリスト
- 最新版を公式配布ページからダウンロードした
- Palworldの対応バージョンを確認した
- セーブデータをバックアップした
- VRChat Prefabの場合はUnityプロジェクトをバックアップした
- アバターの利用規約を確認した
- 他ゲームやMODへの使用が許可されている
- 変換後データを再配布しない
- マルチプレイ非対応であることを理解した
- 揺れもの非対応であることを理解した
- 両面シェーダー非対応であることを理解した
- 他のpak MODとの競合に注意した
- 問題発生時の問い合わせ先がポケットペアではないことを理解した
まとめ
『Uchinoko for Palworld』は、VRMまたはVRChat用Humanoid Prefabを使い、自分のアバターでパルワールドを遊ぶための非公式変換ツールである。
VRMを使う場合はUnity不要で、VRMファイルをツールへ入力して変換できる。
VRChat Prefabを使う場合はUnity 2022.3.22f1が必要だが、Modular Avatarによる改変にも対応している。
Unreal Engineを利用者自身が操作する必要がなく、従来のアバターMOD制作より導入手順が簡略化されていることが大きな特徴である。
一方で、マルチプレイ、揺れもの、両面シェーダー、一部コラボ装備には対応していない。
非公式MODであるため、セーブデータとUnityプロジェクトをバックアップし、使用するアバターや衣装の利用規約を確認したうえで導入する必要がある。
関連項目
- Palworld
- パルワールド
- VRM
- VRM 0.0
- VRM 1.0
- VRChat
- Modular Avatar
- Unity
- Blender
- アバターMOD
- プレイヤーモデル置換
- DiveToPalworld
- 大崎商会
- Humanoid Avatar
- VRoid Studio
関連キーワード
- Uchinoko for Palworld 使い方
- Uchinoko for Palworld VRM
- Uchinoko for Palworld 導入
- パルワールド VRM 導入
- パルワールド 自作アバター
- パルワールド VRChat アバター
- パルワールド プレイヤーモデル変更
- パルワールド アバターMOD
- DiveToPalworld 後継
- VRChatアバター パルワールド
- Palworld avatar mod
- Palworld VRM mod
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