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VTuberオリキャラメーカー
最終更新:
kemonowikii
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VTuberオリキャラメーカー
概要
VTuberオリキャラメーカー(VTuber Original Character Maker)は、
イラスト1枚からAIを利用して3Dキャラクターを生成し、
表情・口パク・待機モーション・OBS配信までをまとめて行うことを目的としたVTuber向けアプリケーション。
イラスト1枚からAIを利用して3Dキャラクターを生成し、
表情・口パク・待機モーション・OBS配信までをまとめて行うことを目的としたVTuber向けアプリケーション。
開発元はSumeragi。
2026年8月31日に正式公開された。
2026年8月31日に正式公開された。
Windows 10/11(64bit)およびmacOS 14以降に対応。
アプリ本体および配信機能は無料だが、
3Dモデル、表情、背景、動画などの生成には有料ポイントを使用する。
アプリ本体および配信機能は無料だが、
3Dモデル、表情、背景、動画などの生成には有料ポイントを使用する。
Steamにもページが存在するが、
2026年9月時点ではSteam版は「発表予定」と表示されている。
2026年9月時点ではSteam版は「発表予定」と表示されている。
公式では、
「画像1枚からオリジナルの3D VTuberモデルを生成して、そのまま配信できる」
ことを特徴としている。
「画像1枚からオリジナルの3D VTuberモデルを生成して、そのまま配信できる」
ことを特徴としている。
主な機能
イラストから3Dモデル生成
正面に近い全身または上半身イラストを入力し、
リグ入り3Dキャラクターを自動生成する。
リグ入り3Dキャラクターを自動生成する。
画像を用意していない場合は、
キャラクターの特徴を文章で指定して基準画像を生成する機能もある。
キャラクターの特徴を文章で指定して基準画像を生成する機能もある。
3D生成では、
- キャラクター画像の処理
- 正面ビュー生成
- 3Dモデル生成
- 自動リギング
- 待機アニメーション生成
などが自動的に行われる。
生成されたモデルは正面、側面、360度回転表示などで確認できる。
表情・口形生成
笑顔、怒り、悲しみなどの表情テンプレートから、
表情画像と口パク用の口形を生成する。
表情画像と口パク用の口形を生成する。
口形は、
- 閉じ
- あ
- い
- う
- え
- お
などが生成される。
マイク連動
マイク入力から母音を推定して、
3Dキャラクターの口を動かす。
3Dキャラクターの口を動かす。
音声認識や配信中の表情選択については
ユーザーのPC上で動くローカルAIによって処理されるとしている。
ユーザーのPC上で動くローカルAIによって処理されるとしている。
自動表情切り替え
発話内容を解析し、
会話内容に合わせて生成済み表情を自動的に切り替える。
会話内容に合わせて生成済み表情を自動的に切り替える。
動画生成
「手を振る」などの指示から短いキャラクター動画を生成し、
配信中に再生することができる。
配信中に再生することができる。
OBS連携
配信用画面をOBSのブラウザソースとして取り込める。
グリーンバックも用意されており、
クロマキーを使用した配信を想定している。
クロマキーを使用した配信を想定している。
モデル書き出し
公式FAQでは、
「保存済みキャラ」からモデル、アニメーション、表情テクスチャを
フォルダへ書き出す機能が案内されている。
「保存済みキャラ」からモデル、アニメーション、表情テクスチャを
フォルダへ書き出す機能が案内されている。
生成したモデルは条件を満たせば商用・非商用利用のほか、
第三者への販売・配布も可能とされている。
第三者への販売・配布も可能とされている。
使用している外部サービス
本サービスは単独のAIモデルですべてを処理するものではなく、
複数の外部サービスを組み合わせている。
複数の外部サービスを組み合わせている。
プライバシーポリシーによれば主に以下が利用される。
| サービス | 用途 |
| Amazon Web Services | 認証、データ保存、生成処理基盤 |
| Googleアカウントによるログイン | |
| Stripe | ポイント購入時の決済 |
| OpenAI | キャラクター基準画像、表情、背景等の画像生成・編集 |
| Tripo AI | 画像から3Dモデル生成 |
| Meshy | 3Dモデルの自動リギング、待機モーション |
| BytePlus | キャラクター動画生成 |
| Cloudflare | アプリ・AIモデル・Webサイト等の配信 |
特に3D生成そのものにはTripo AI、
その後の自動リギングにはMeshyが利用されている。
その後の自動リギングにはMeshyが利用されている。
Steamのストアページにも、
AIコンテンツ生成のサードパーティーサービスとしてTripoへの接続が明記されている。
AIコンテンツ生成のサードパーティーサービスとしてTripoへの接続が明記されている。
料金
基本アプリと、
完成済みキャラクターを利用した口パク・表情切替・OBS出力などは無料。
完成済みキャラクターを利用した口パク・表情切替・OBS出力などは無料。
一方、新しいコンテンツを生成する場合はポイントを消費する。
| 機能 | 消費ポイント |
| 3Dキャラクター生成 | 800pt |
| 表情セット | 200pt |
| 背景画像 | 60pt |
| 動画生成 | 85pt / 1秒 |
| 特徴文章から入力画像を生成 | 25pt |
ポイント販売例として、
- 600pt:630円
- 2,000pt:2,080円
などが案内されている。
3Dキャラクター1体と表情セットを一度ずつ生成すると
合計1,000ptを使用する。
合計1,000ptを使用する。
2,000ptパックの場合でも、
「3Dモデル+表情セット」を試せる回数は約2回となる。
「3Dモデル+表情セット」を試せる回数は約2回となる。
動画生成も1秒85ptであるため、
10秒で850pt、
30秒では2,550ptを消費する計算となる。
10秒で850pt、
30秒では2,550ptを消費する計算となる。
課金についての評価
ポイント消費量はかなり大きい。
特にAI 3D生成は結果のばらつきが存在するため、
一度の生成で実用的なモデルにならなかった場合、
再生成にも再び800ptが必要になる。
一度の生成で実用的なモデルにならなかった場合、
再生成にも再び800ptが必要になる。
公式規約では、
システム側の不具合によって生成処理そのものが失敗した場合は
ポイントが返還されるとしている。
システム側の不具合によって生成処理そのものが失敗した場合は
ポイントが返還されるとしている。
しかし、
「生成には成功したものの結果が気に入らない」
「期待した品質ではなかった」
「期待した品質ではなかった」
といった場合は返還対象ではない。
そのため生成結果を何度も試行する用途では、
ポイント制は比較的厳しい料金体系となっている。
ポイント制は比較的厳しい料金体系となっている。
特に3D生成AIは出力ガチャの性質を持つため、
試行錯誤を前提とするクリエイター用途との相性には課題がある。
試行錯誤を前提とするクリエイター用途との相性には課題がある。
利用規約
入力画像の権利
利用者は、
アップロードする画像等について必要な権利を所有しているか、
権利者から必要な許諾を得ている必要がある。
アップロードする画像等について必要な権利を所有しているか、
権利者から必要な許諾を得ている必要がある。
以下の入力は禁止されている。
- 第三者の著作権、商標権などを侵害するもの
- 第三者の肖像権、プライバシー権などを侵害するもの
- 本人の同意を得ていない顔写真
- 実在人物へのなりすましを目的としたもの
- 法令、公序良俗に反するもの
そのため、
他のイラストレーターが制作した作品を
無断で読み込ませる用途には使用しない方がよい。
他のイラストレーターが制作した作品を
無断で読み込ませる用途には使用しない方がよい。
試す場合は、
- 自分で制作したオリジナルキャラクター
- 自分自身が権利を持つイラスト
- AI入力について明確な許諾を受けた素材
などを使用するのが適切である。
生成物
規約上、
サービス提供者が生成物について持つ権利は
利用者へ譲渡または許諾される。
サービス提供者が生成物について持つ権利は
利用者へ譲渡または許諾される。
そのため条件を満たした生成物は、
商用・非商用の両方で利用可能。
商用・非商用の両方で利用可能。
販売、譲渡、再配布も可能とされている。
ただし、
- 生成物の独自性は保証されない
- 他ユーザーに似た生成物が出る場合がある
- 第三者の権利を侵害しないことは保証されない
- 生成AI出力そのものに著作権が成立することも保証されない
- 外部AIサービス側の利用条件が適用される場合がある
とされている。
生成品質
利用規約第6条では、
生成物の品質、正確性、有用性、
利用者の期待への適合性について保証しないとしている。
生成物の品質、正確性、有用性、
利用者の期待への適合性について保証しないとしている。
また、
同じ入力画像でも異なる結果が生成される場合がある。
同じ入力画像でも異なる結果が生成される場合がある。
3Dモデルの自動リギングについても、
入力画像の構図によって骨格推定が破綻する場合があり、
規約上は技術的制約として扱われる。
入力画像の構図によって骨格推定が破綻する場合があり、
規約上は技術的制約として扱われる。
ポイント
ポイントの有効期限は付与から180日。
換金、払い戻し、第三者への譲渡などはできない。
生成処理を受け付けた時点でポイントが消費される。
サービス側システムの問題で生成処理自体に失敗した場合は
ポイントが自動返還される。
ポイントが自動返還される。
一方、
完成した生成物の品質が期待と異なっていた場合には
基本的に返還されない。
完成した生成物の品質が期待と異なっていた場合には
基本的に返還されない。
プライバシー
生成に使用した入力画像、テキスト、生成物は、
処理に必要な範囲で外部生成AIサービスへ送信される。
処理に必要な範囲で外部生成AIサービスへ送信される。
プライバシーポリシーでは、
- OpenAI
- Tripo AI
- Meshy
- BytePlus
などへの処理委託が明記されている。
各サービスがデータをAI学習に利用できるかについては、
VTuberオリキャラメーカー運営者と
各外部サービスとの契約内容によって異なるとしている。
VTuberオリキャラメーカー運営者と
各外部サービスとの契約内容によって異なるとしている。
VTuberオリキャラメーカー運営者自身は、
入力データを自社AIの学習には使用しないとしている。
入力データを自社AIの学習には使用しないとしている。
配信中のマイク音声と、
そこから認識した文章については、
PC内のローカルAIで処理され、
運営者または第三者へ送信されないとしている。
そこから認識した文章については、
PC内のローカルAIで処理され、
運営者または第三者へ送信されないとしている。
実用性
利点
画像1枚から、
3D生成
↓
リギング
↓
表情
↓
口パク
↓
待機モーション
↓
OBS配信
↓
リギング
↓
表情
↓
口パク
↓
待機モーション
↓
OBS配信
までを1つのアプリで完結させようとしている点は特徴的。
通常は複数のソフトウェアやサービスをまたぐ工程を
初心者でも扱えるUIにまとめることを狙っている。
初心者でも扱えるUIにまとめることを狙っている。
完成済みのサンプルキャラクターも付属しているため、
生成を行わず配信部分だけを試すこともできる。
生成を行わず配信部分だけを試すこともできる。
現時点での問題
2026年9月現在、
「画像を入れればそのまま実用VTuberモデルが完成する」
と考えて利用する場合には慎重な評価が必要である。
「画像を入れればそのまま実用VTuberモデルが完成する」
と考えて利用する場合には慎重な評価が必要である。
3D生成AIでは入力画像から見えない部分を推定する必要があるため、
顔、髪、首、服、手足などが
元イラストと異なる形状になることがある。
顔、髪、首、服、手足などが
元イラストと異なる形状になることがある。
また、
VTuberモデルでは単に立体化できるだけでは不十分で、
VTuberモデルでは単に立体化できるだけでは不十分で、
- 顔の変形
- まばたき
- 口の開閉
- 横顔
- 首の回転
- リグ
- ウェイト
- トポロジー
- UV
- 表情の安定性
などが実際の配信品質に影響する。
公式規約自身も、
骨格推定が破綻する場合があることや
生成品質を保証しないことを明記している。
骨格推定が破綻する場合があることや
生成品質を保証しないことを明記している。
そのため現段階では、
「完成したVTuberモデルを確実に作るツール」ではなく、
「AIによる3Dキャラクター生成と簡易VTuber化を試すツール」
として見る方が実態に近い。
「完成したVTuberモデルを確実に作るツール」ではなく、
「AIによる3Dキャラクター生成と簡易VTuber化を試すツール」
として見る方が実態に近い。
特にオリジナルキャラクターを長期間使用したい場合や、
表情品質、リグ、メッシュ構造まで重視する場合は、
Blender等で制作した3Dモデルや、
Live2Dなどの従来方式と比較して判断する必要がある。
表情品質、リグ、メッシュ構造まで重視する場合は、
Blender等で制作した3Dモデルや、
Live2Dなどの従来方式と比較して判断する必要がある。
総評
発想としては、
3D生成AI、リギング、表情生成、口パク、OBS連携を
ひとまとめにした興味深いサービスである。
3D生成AI、リギング、表情生成、口パク、OBS連携を
ひとまとめにした興味深いサービスである。
一方で、
3Dモデル生成800pt、
表情生成200ptという料金設定に対して、
生成AI特有の出力差が存在し、
品質を理由としたポイント返還も行われない。
3Dモデル生成800pt、
表情生成200ptという料金設定に対して、
生成AI特有の出力差が存在し、
品質を理由としたポイント返還も行われない。
そのため、
生成結果を何度も試して改善する運用では
費用が膨らみやすい。
生成結果を何度も試して改善する運用では
費用が膨らみやすい。
またVTuber用途では、
「3Dモデルが生成できた」ことと
「配信で安定して使えるモデルである」ことは別問題である。
「3Dモデルが生成できた」ことと
「配信で安定して使えるモデルである」ことは別問題である。
2026年9月現在では、
初心者が1枚の画像から短時間で3Dキャラクターを試す用途には面白いが、
本格的なVTuber活動で継続運用するモデルを作る用途では
まだ厳しい部分が多いと評価できる。
初心者が1枚の画像から短時間で3Dキャラクターを試す用途には面白いが、
本格的なVTuber活動で継続運用するモデルを作る用途では
まだ厳しい部分が多いと評価できる。
今後、
- 3D生成品質
- 顔や口周辺の安定性
- リギング精度
- 表情生成
- 生成失敗時の扱い
- ポイント消費量
- 編集性
などが改善されれば、
評価が変化する可能性がある。
評価が変化する可能性がある。









