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Poiyomi Toon Shader
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kemonowikii
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''Poiyomi Shader''
Poiyomi Shader(ポイヤミシェーダー)は、UnityのBuilt-In Render Pipeline向けに開発された高機能トゥーン/PBRシェーダーである。特にVRChatアバター制作で広く使用されている。
概要
Poiyomi Toon Shader(ポイヨミ・トゥーン・シェーダー)は、UnityのBuilt-in Render Pipeline向けに開発されている、無料・オープンソースの多機能シェーダーである。トゥーン調、リアル調、PBR、MatCap、リムライト、アウトライン、発光、グリッター、AudioLinkなど幅広い表現に対応し、特にVRChatのPC向けアバター制作・VRChatアバター改変で広く利用されている。
公式配布はVCC(VRChat Creator Companion)リポジトリ、ALCOM、GitHub、Boothなどから行われている。無料版だけでも多数の機能を備え、さらに支援者向けのPoiyomi Proも用意されている。BOOTHでは本体だけでなく、Poiyomi用のマテリアル設定、肌・髪・衣装向けプリセット、白リム・黒リム、AudioLink対応素材なども販売・配布されている。
本記事では、Poiyomi Toon Shaderの特徴、無料版とPro版、導入方法、VRChatでの使い方、BOOTH素材を利用する際の注意点、Quest・Android・iOS対応、負荷対策について解説する。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 正式名称 | Poiyomi Toon Shader / Poiyomi Shaders |
| 読み方 | ポイヨミ・トゥーン・シェーダー |
| 開発 | Poiyomi Labs/Poiyomiコミュニティ |
| 主な用途 | UnityおよびPC版VRChat向けのマテリアル表現 |
| 描画方式 | トゥーン、スタイライズド、リアル、PBRなど |
| 配布形態 | 無料・オープンソース。支援者向けにPoiyomi Proも存在する |
| 主な入手先 | 公式VCCリポジトリ、ALCOM、GitHub、BOOTH |
| 対応レンダリングパイプライン | Unity Built-in Render Pipeline |
Poiyomiは単に影を付けるだけのシェーダーではない。アバターの色、陰影、光沢、反射、発光、輪郭、透明表現などを一つのマテリアルから細かく設定できる。設定項目が多いため最初は複雑に見えるが、プリセットや検索機能、マスク作成補助なども用意されている。
VRChatでは、アバターの顔・肌・髪・衣装・金属装飾・目・小物などで使われる。日本ではLilToon Shaderが広く普及している一方、Poiyomiは海外製アバター、リアル寄りの質感、複雑な反射、AudioLink、特殊演出を利用するアバターで見かけることが多い。
主な機能
トゥーンシェーディング
明るい部分と影の境界を調整し、アニメやイラストに近い陰影を作れる。Texture Ramp、Multilayer Math、ShadeMapなど複数の方式があり、柔らかい影から境界のはっきりしたセル調まで設定できる。
ワールドごとに照明環境が異なるVRChatでは、最低明度や最大明度、影色、ライトへの反応を調整することが重要になる。明るいワールドだけで確認すると、暗いワールドで顔が黒く沈む場合があるため、複数の照明環境で試すのが望ましい。
MatCap
MatCapは球状の画像を利用して、光沢や反射に似た見た目を加える機能である。金属、宝石、髪、瞳、布、肌などの質感作りに使われる。
Poiyomi公式は複数のMatCapスロットを案内しており、マスクを使って適用範囲を限定できる。ただし、MatCapを強くしすぎると照明に関係なく模様が貼り付いたように見えるため、顔や肌では控えめな調整が向いている。
Rim Lighting
Rim Lighting(リムライト)は、視線方向と表面の向きに応じて、モデルの輪郭付近へ明るい色や暗い色を加える機能である。逆光のような縁取り、柔らかな発光、輪郭の強調などに利用できる。
VRChatでは白い縁取りと黒い縁取りを組み合わせた表現も見られる。詳しくは黒リム白リムを参照。
Outline
モデルを外側へ膨らませて描画する方式により、アニメの輪郭線に近いアウトラインを付けられる。輪郭線はキャラクターを見やすくする一方、太さや距離によっては不自然に見えたり、描画負荷が増えたりすることがある。
Emission
Emissionは、マテリアルの一部を発光しているように見せる機能である。目、模様、機械部品、魔法陣、アクセサリーなどに使われる。Poiyomiでは複数のEmissionスロットやマスク、アニメーションを組み合わせられる。
暗所で見やすい表現だが、発光を強くしすぎると色や模様が白く飛ぶことがある。VRChat内の明るい場所と暗い場所の両方で確認するとよい。
Glitter・反射・PBR
Glitterでは細かなきらめきを作ることができる。Reflections & Specular、Clear Coat、Cubemapなどを使えば、金属、濡れた表面、塗装、宝石、ガラス風素材なども表現できる。
これらは見た目への効果が大きい一方、必要以上に機能を有効にするとシェーダーが複雑になる。使用しない機能は無効化し、完成後にシェーダーをロックすることが推奨される。
AudioLink
AudioLink対応ワールドでは、音楽や音声の解析データに合わせて色、発光、模様、波形などを動かせる。Poiyomi公式は複数のAudioLink対応モジュールと、スペクトラムをUV上へ表示するAL Spectrumを案内している。
AudioLinkが導入されていないワールドでは同じ演出にならないため、通常時の見た目も確認しておく必要がある。
LTCGI・Light Volumes
PoiyomiはLTCGIの拡散・鏡面照明を受け取る機能や、VRC Light Volumesを使った照明にも対応している。対応ワールドでは、アバターを周囲の光へなじませやすい。
無料版とPoiyomi Pro
無料版は、トゥーンシェーディング、リアル系シェーディング、MatCap、Rim Lighting、Outline、Emission、Glitter、反射、Global Masking、AudioLink、LTCGI、Light Volumesなど多数の機能を備えている。一般的なVRChatアバター改変であれば、まず無料版から試すことができる。
Poiyomi ProはPatreon支援者向けに提供される版で、無料版より先に利用できる機能やPro向け機能が含まれる。収録機能、支援プラン、導入方式は更新される可能性があるため、固定された価格や機能一覧だけで判断せず、契約前にPoiyomi公式サイトとPatreonの最新案内を確認すること。
BOOTHで販売されている「Poiyomi Pro用プリセット」は、無料版では同じ状態を再現できない場合がある。購入前に、必要なPoiyomiの版とバージョンを商品説明で確認する必要がある。
導入方法
VCCまたはALCOMから導入する場合
- Poiyomi公式サイトを開く。
- 公式VCCリポジトリをVCCまたはALCOM (VRC-GET)- VRChat Creator Companionの高速オープンソース代替Unityツールへ追加する。
- 対象のVRChat用Unityプロジェクトを選ぶ。
- Poiyomi Toon Shaderパッケージを追加する。
- Unityでプロジェクトを開き、エラーが出ていないことを確認する。
VCC/VPM方式はパッケージ管理を行いやすく、公式が案内する主要な導入方法である。過去にUnityPackage版を入れたプロジェクトへ重ねて導入すると、古いファイルとの競合が起きる場合がある。更新前には公式ドキュメントと変更履歴を確認する。
GitHubまたはBOOTHから入手する場合
GitHubのReleaseやPoiyomi公式Boothから入手できる場合もある。ただし、非公式な再配布ファイルではなく、Poiyomi公式サイトから案内されている配布先を利用すること。
UnityやVRChat SDKを含めた基本的な導入は、VRChat Unity ワールド・アバターアップロード手順(2026年5月現在)も参照。
基本的な使い方
- UnityのProjectウィンドウで新しいMaterialを作成するか、アバター付属Materialを複製する。
- MaterialのShader欄からPoiyomiの適切なシェーダーを選ぶ。
- Color & Normalsへメインテクスチャ、ノーマルマップなどを設定する。
- Shadingで影の方式、色、境界、明るさを調整する。
- 必要に応じてRim Lighting、MatCap、Outline、Emissionなどを有効にする。
- SceneビューとVRChatのBuild & Testで表示を確認する。
- 完成後、公式手順に従ってシェーダーをLockする。
アバター本体を直接上書きせず、マテリアルを複製してから作業すると元の状態へ戻しやすい。アバター改変の基礎はVRChatアバター改変を参照。
シェーダーのロック
Poiyomiは多数の機能を持つため、編集中は多くのシェーダーバリエーションを扱える状態になっている。設定完了後にLockを行うことで、使用している機能に合わせた最適化済みシェーダーを生成できる。
ロック後に設定を変更したい場合は、先にUnlockして編集し、完成後に再びLockする。アニメーションでシェーダーの数値を動かす場合は手順が異なることがあるため、Poiyomi公式の「Locking and Animation」を確認すること。
VRChatで利用する場合の注意点
PC版とQuest・Android・iOS版
Poiyomiの通常シェーダーは、PC向けVRChatアバターで主に利用される。Quest・Android・iOS向けアバターでは利用できるシェーダーが制限されており、VRChat SDKに含まれるモバイル対応シェーダーなどへ置き換える必要がある。
したがって、PC版でPoiyomiを使ったアバターをそのままAndroid向けへアップロードするのではなく、プラットフォーム別のアバターを用意する。PC版ではPoiyomi、Android版ではToon StandardやStandard Liteなど、対応シェーダーへ切り替える構成が一般的である。
パフォーマンスと描画負荷
Poiyomiは高機能だが、すべての機能を同時に使う必要はない。マテリアル数、シェーダーパス、透明表現、高解像度テクスチャ、GrabPass、複雑な特殊効果などが増えると描画負荷も大きくなりやすい。
VRChat公式は、マテリアルスロットの削減、テクスチャのVRAM使用量の確認、不要なシェーダーパスの回避、テッセレーションを使うシェーダーの回避を案内している。特に毛皮表現でテッセレーションを多用すると非常に重くなる可能性がある。
見た目だけでなく、VRChat SDKのPerformance Rankも確認すること。シェーダーをロックしても、マテリアル数や巨大なテクスチャそのものが自動で減るわけではない。
BOOTHとの関係
Boothでは、Poiyomi Toon Shader本体の公式配布ページに加え、Poiyomi向けの素材が多数公開されている。
- 肌・顔・髪向けマテリアル設定
- 白リム・黒リム用プリセット
- MatCap、ノーマルマップ、反射設定
- 発光、グリッター、AudioLink対応素材
- 衣装、アクセサリー、武器、小物用マテリアル
- 特定のVRChatアバター向け設定済みMaterial
BOOTHのプリセットは、導入するだけで作者の作例に近い質感を試せるため、設定項目の多いPoiyomiを初めて使う場合にも役立つ。ただし、同じ見た目になることを保証するものではない。テクスチャ、アバターの法線、ワールド照明、カメラ、Post Processingなどによって表示は変化する。
BOOTH素材を購入する前の確認事項
- 無料版用かPoiyomi Pro用か
- 対応するPoiyomiのメジャーバージョン
- 対応アバターと対応部位
- Poiyomi本体が同梱されているか、別途導入が必要か
- 改変、商用利用、再配布、Publicアバター化の可否
- Modular Avatarなど別ツールが必要か
古い版で作られたMaterialを新しい版へ移行すると、一部の設定や見た目が変わる場合がある。商品説明に指定バージョンがある場合は、その条件を優先すること。
LilToonとの違い
Poiyomi Toon ShaderとLilToon Shaderは、どちらもVRChatアバターで使われる高機能なトゥーンシェーダーである。
| 比較項目 | Poiyomi Toon Shader | LilToon Shader |
| 得意な方向 | トゥーン、PBR、リアル系、AudioLink、複雑な特殊表現 | トゥーン表現、扱いやすい日本語UI、日本のBOOTHアバター・衣装での普及 |
| 主な利用例 | 海外アバター、光沢、反射、黒リム・白リム、AudioLink | 日本向けアバター、衣装、セル調、日常的なアバター改変 |
| 設定項目 | 非常に多い | 多機能だが比較的把握しやすい構成 |
| モバイル版 | 通常版はQuest・Android・iOS向けには使用しない | 通常版はQuest・Android・iOS向けには使用しない |
どちらが常に優れているというものではない。購入したアバターや衣装が指定するシェーダー、作りたい質感、利用するプリセット、必要な機能に合わせて選ぶ。シェーダーを別製品へ変更すると、作者が設定した影、透明、発光、マスクなどが失われることがある。
よくある問題
アバターがピンク色になる
Unityでシェーダーが見つからない、正しくコンパイルされていない、または対応していない描画環境で表示した場合、マテリアルがピンク色になることがある。
- Poiyomiがプロジェクトへ正しく導入されているか確認する。
- Materialが存在するPoiyomiシェーダーを参照しているか確認する。
- Consoleにコンパイルエラーがないか確認する。
- アセットが要求するPoiyomiの版を確認する。
- Quest・Android・iOS向けでは対応モバイルシェーダーへ変更する。
暗いワールドで顔が黒くなる
ShadingやLight Dataの最低明度、影色、ワールド側の照明との組み合わせを確認する。プリセットをそのまま使わず、明るいワールド、暗いワールド、色付き照明のあるワールドでテストする。
プリセットが同じ見た目にならない
使用テクスチャ、ノーマル、メッシュ、Poiyomiのバージョン、照明、カメラ、Post Processingが作例と異なる可能性がある。商品説明に指定された導入順と対応版を確認する。
アップロード後に表現が動かない
シェーダー設定をAnimation Clipから操作する場合、ロックとアニメーションの設定が適切でない可能性がある。公式ドキュメントの「Locking and Animation」を確認し、操作するプロパティがアップロード後も利用できる状態か確認する。
SEO向け要約
Poiyomi Toon Shader(ポイヨミ・トゥーン・シェーダー)は、Unity Built-in Render PipelineとPC版VRChat向けに広く利用される無料・オープンソースの高機能シェーダーである。トゥーン、リアル、PBR、MatCap、Rim Lighting、Outline、Emission、Glitter、AudioLink、LTCGI、Light Volumesなどに対応する。公式VCCリポジトリ、ALCOM、GitHub、BOOTHから導入でき、BOOTHではPoiyomi向けマテリアル設定や白リム・黒リム、肌・髪・衣装プリセットも多数配布されている。Quest・Android・iOS向けVRChatアバターでは通常版Poiyomiを使わず、VRChat対応モバイルシェーダーへの置き換えが必要となる。
関連項目
- VRChat
- VRChatアバター改変
- Booth
- LilToon Shader
- 黒リム白リム
- VRChat Unity ワールド・アバターアップロード手順(2026年5月現在)
- ALCOM (VRC-GET)- VRChat Creator Companionの高速オープンソース代替Unityツール
外部リンク・参考資料
- Poiyomi Shaders公式サイト
- Poiyomi公式ドキュメント
- Poiyomi Toon Shader(BOOTH)
- Poiyomi Toon Shader(GitHub)
- VRChat公式 Avatar Optimization Tips
検索用表記:Poiyomi、Poiyomi Shader、Poiyomi Toon Shader、ポイヨミ、ポイヨミシェーダー、VRChat シェーダー、VRChat アバター改変、BOOTH Poiyomi、Poiyomi プリセット、Poiyomi 導入方法、Poiyomi Quest対応、黒リム、白リム









