ここでは、女子部に向けて上演された「顕正会ドラえもんショー」について解説する。
本編
ニコニコ動画
概要
皆おなじみ「顕ドラ」後編の別バージョン。
2021年11月5日、突如YouTube・ニコニコ動画にてその全容を収めた映像が発掘・公開に至ったのがこの「女子部版顕ドラ」である。
先に発掘されていた顕ドラの観客が「男子部」だったのに対し、こちらは「女子部」を対象にしている事から、ここでは「女子部版」、前者の顕ドラを「男子部版」と呼ぶことにする。
2021年11月5日、突如YouTube・ニコニコ動画にてその全容を収めた映像が発掘・公開に至ったのがこの「女子部版顕ドラ」である。
先に発掘されていた顕ドラの観客が「男子部」だったのに対し、こちらは「女子部」を対象にしている事から、ここでは「女子部版」、前者の顕ドラを「男子部版」と呼ぶことにする。
特徴
ストーリーの大筋は男子部版とほとんど変わらないが、一部台詞の発言者が異なっていたり演出を含め細部のカットや追加など相違点が見られ、最後のシーンのみ大幅な改変が存在する(後述)。ドラえもんら着ぐるみの演者も異なっている。
当初ニコニコ動画に投稿された男子部版の映像と比べて映像の保存状態が良好であることから、その劣悪なクオリティが語り草とされてきた着ぐるみ・被り物の造形を初めて鮮明に窺い知ることができるという意味でも大きく注目された。また、男子部版の動画にあった後付け挿入のテロップは見られない。(※現在は男子部版も高画質でテロップのない映像が公開されている)
男子部版との相違点
前述の通り全体のストーリーは男子部版とほぼ同じなのだが、演出や台詞などで微妙な違いがいくつか存在する。一字一句レベルの台詞の差異までここで列挙するのはさすがに限界があるため、その辺りは各自実際に比較してみていただきたい。
- 男子部版で時々見られた微妙な間が少なく、アドリブ的な台詞や掛け合いもあまり見られない事から全体的にテンポが速い
- 配役だけでなく演技や声の質についても変化が大きい
- 特に違いが大きいのはドラえもんで、男子部版ではそれなりに物真似で似せようという意志があったかに見えた反面、こちらは明らかにやる気のないダウナー系の喋り方が特徴的
- 男子部版では異様に声が高く
「スネ夫やれよ」などと不評だったジャイアンだが、こちらはやや低めで比較的ジャイアンっぽい - ジャイ子は更に声が甲高く「水田わさび」などとネタにされている
- 完成度の高さに定評があったスネ夫のママとジャイアンの母ちゃんはそんなに似ていない
- ジャイアンの母ちゃんと静香のママの服装が違う
- ナレーションの解説時にキャラ達のサクラ的リアクションがある
- ドラえもんの自己紹介がない
- のび太のパパが禁煙した話が第六天の魔王に関する解説の後に挿入されている
- 衛護隊の説明シーンがない
- 衛護隊長が登場しない
- 瀬下支隊長を労うくだりがカット
- 「大好きなお母さんの歌」のキーが原曲「乙女のポリシー」のキーに近い
- 「陸軍行進曲抜刀隊」と「陸軍分列行進曲」が使用されていない。エンディングでは代わりに「Ready Go!」が使われている
- 最後のドラえもん・のび太・ジャイアン・スネ夫による宣誓および池田批判シーンは丸々カット。静香とジャイ子による宣誓に差し替えられている
- 男子部版では一度も名前が出なかった源静香が↑のシーンにてフルネームが登場する