I Kissed a Girl - 鬼レンチャンWiki

アーティスト：Katy Perry
予想レベル：7
作詞・作曲：：Katy Perry/Lukasz Gottwald/Max Martin/Cathy Dennis

想定歌唱範囲：Cメロ後半〜サビ(Too good〜and I liked it.)

地声最低音：mid2A(It felt so wrong,it felt so right 等)
地声最高音：hiD(Ain't no big deal,It's)
裏声最高音：hiE(innocent)

ケイティ・ペリーの楽曲。2枚目のアルバム「One of the boys」のリードシングルとして発売された。
デビュー・アルバム「Katy Hudson」は本名のケイティ・ハドソン名義での発売であったため、2枚目のアルバムからの1枚目のシングルである本作がケイティ・ペリーとしてのデビュー曲として知られる。
アメリカだけでも480万枚、世界中では800万枚を売り上げる大ヒットとなり、約20カ国のチャートにて首位を獲得した。結果として、21世紀で10番目に売れたシングルであるといわれている。
歌詞はケイティ自身の経験に基づいたものになっており、発売当初はバイセクシャルへの関心をテーマとしていることから批判の声も大きく、発売においてレーベル内でも強く批判されたが、現在ではLGBTQ+への理解を高めたものになったとの評価を受けている。

Cメロは、絶えることなく連発される高音の中、揺れる音程への対応力が求められる。
「deny it.」のように途中で上がる音程のほか、「Ain't no big〜」の部分は第一の鬼門であるといえるだろう。ここでは計3回登場する地声最高音hiDと、地声hiAを行き来する音程が息継ぎなしで連発する。地声高音の強さとスタミナが求められるだろう。またその後すぐ「innocent」で地声と裏声の切り替えが挟まれる。ここでもブレスはできない。その後裏声hiEを含むフェイクへとブレスなしで連続するためこの部分はまさに地獄。桁外れの歌唱力が求められるといえよう。
サビに入ると、「I kissed a girl」のような地hiCから徐々に降りる音程が頻出。必ずフレーズ頭に地hiCが登場するため体力がごっそり削がれる。
また、「the taste」や「I hope」のような一瞬沈む音程等、外しやすい音程も随所に見られる。
その後「It felt so wrong〜」の低音パートが登場。ここはおそらくバーではオクターブ下で反映されているとは思われるが、もしオクターブ上で反映されていた場合、地hiEが3回も訪れるため鬼門となる。
その後hiCが頭に登場するフレーズが何度か登場してフィニッシュ。外れやすいポイントはかなり多く、一時の油断も許されない難曲となっている。