C 視力障害
100H17
62歳の男性。1週前からの左眼の視力低下を主訴に来院した。視力は右 1.0(矯正不能),左 0.02(矯正不能)。瞳孔径に左右差はなく,直像鏡検査で左眼は眼底の透見が不能である。右眼の眼底には異常を認めない。
考えられる疾患はどれか。2つ選べ。
a 白内障
b 硝子体出血
c 外傷性視神経症
d 網膜中心動脈閉塞症
e 原発閉塞隅角緑内障
○ a
○ b
× c
× d
× e
正解 ab
診断 白内障または硝子体出血の疑い
100I27(試行問題)
82歳の男性。右眼の視力低下の進行を主訴に来院した。4年前から両眼ともに徐々に進行するかすみを自覚していたが放置していた。視力は右 0.4(矯正不能),左 0.8(矯正不能)。眼圧は正常であり,眼底は透見できる範囲では異常がない。右眼の前眼部写真を別に示す。

術後視機能に優れた術式選択に必要な検査はどれか。2つ選べ。
a 眼軸長
b 角膜厚
c 角膜屈折力
d 水晶体厚
e 水晶体核硬度
○ a
× b
○ c
× d
× e
正解 ac
診断 白内障