R 呼吸困難,息切れ
100H40(試行問題)
75歳の男性。呼吸困難を主訴に来院した。慢性肺気腫があり治療中である。2日前から38℃の発熱,咳嗽および膿性痰が出現した。来院時,軽度の意識障害を認める。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は室内気吸入下で88%である。
まず行う検査はどれか。2つ選べ。
a 気管支鏡検査
b 動脈血ガス分析
c 喀痰グラム染色
d スパイロメトリ
e 肺換気シンチグラフィ
× a 禁忌
○ b
○ c
× d
× e
正解 bc
診断 慢性肺気腫の急性増悪
100I10
70歳の男性。労作時の息切れを主訴に来院した。平地なら同年輩の友人と同様に歩行できるが,地下鉄の階段では遅れてマイペースでないと昇れない。40年前,肺結核に対し胸郭形成術を受けた。
この患者の息切れの程度はHugh-Jones分類の何度か。
a Ⅰ度
b Ⅱ度
c Ⅲ度
d Ⅳ度
e Ⅴ度
× a
○ b
× c
× d
× e
正解 b