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種族:創造体魔導巧殻

登場作品:魔導巧殻、封緘のグラセスタ(戦闘ユニットとしてのみ)



解説

メルキア帝国が所有する四体の魔導巧殻の一体。
闇の月を司るアルタヌーの力を宿しており、核としている晦冥の雫アルタヌーが創り出した本物の神器。
晦冥の雫を封じる器という使命が与えられた特別な魔導巧殻であり、神器が放つ闇の魔力の影響を受けている事から他の三体と比べて感情が薄い。
ユン・ガソル連合国の侵攻によるセンタクス陥落時に前東領元帥ノイアスによって折玄の森に逃がされたが、
森林内で魔物に襲撃されてしまい、窮地に陥っていたところをヴァイスハイト達に助けられた。
その後、所有者であったノイアスセンタクス陥落時に戦死してる可能性が高い事から皇帝ジルタニアから新たな元帥に任命されたヴァイスハイトが所有者となった。
配下の兵士達の脳内に直接情報や作戦指示を伝える術を行使可能な事もあって高い指揮能力を有しており、また単体としての戦闘能力も優れている。
その高い能力と可愛さで兵士達からも慕われており、ヴァイスハイト公認の私設後援会も存在する。
所有者であるヴァイスハイトから道具ではなく普通の仲間として扱われた事や彼をはじめとする仲間達との交流を通して次第に人間らしい感情を持つようになり、
特にヴァイスハイトに対しては恋愛感情を持つに至ったが、同時に人間の女性では無い自分では彼に愛されはしないと思い悩む事にもなった。
ノイアスとの最後の戦いにおいて彼の魂が込められた血を浴びて精神を侵食された事で後にアルタヌーの化身として覚醒し、
晦冥の雫の真なる解放を果たす為に封印装置である他の魔導巧殻を破壊してヴァイスハイトの下から逃亡、皇帝ジルタニアの側に寝返った。
その後、究極の魔導兵器であるアルファラ・カーラに組み込まれ、ユン・ガソル連合国王都ロンテグリフを破壊するなど猛威を振るったものの、ヴァイスハイト達との直接対決には敗北、
戦いに敗れた事でジルタニアに見限られて破壊されかかったが、幸運にもそれを切っ掛けとして元の人格を取り戻した。
しかし復活を喜ぶ暇も無く今度はジルタニア晦冥の雫諸共取り込まれてしまったが、ヴァイスハイト達によってアルタヌーの化身となったジルタニアもまた倒され、今度こそ本当に救出された。
ジルタニアからは解放されたものの、最終決戦において核である晦冥の雫が破壊された事から魂の完全消滅を迎えるはずであったが、
エルファティシアの命を賭した秘術によってその魂はルリエンの元へと送られる事となり、何時の日かエルフとして転生し、再びヴァイスハイトと巡り合う事を夢見ながらその生涯を終えた。


雑感・考察



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最終更新:2019年08月01日 21:03
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