ダルフィア・フェシュネール - ディル=リフィーナまとめwiki

ダルフィア・フェシュネール

種族：人間族

登場作品：封緘のグラセスタ

解説

テルフィオン連邦の地方遠征軍である藍鷹騎士団に所属する将軍。
騎士団における序列は団長、副団長に次ぐ第三位。
常に冷静で思慮深く、立場に囚われる事無く公明正大な行動をとる優秀な騎士。
しかしその一方で非常に好戦的かつ加虐的な性格でもあり、他者の苦しむ顔や痛がる姿を好むという悪癖も持つ。
貴族としての窮屈な生き方に嫌気がさして家を抜き出し、実家と付き合いのあるアドラーに無理を言って藍鷹騎士団に潜り込んでおり、
また本来は文官として配属されたにもかかわらず、騎士として戦いに身を置いている事もあってアドラーからは常に気にかけられている。
名のある貴族の娘でありながら前線での活動を好み、第十三次ウストーヌ渓谷戦にも参加、その武勇で戦を勝利に導いて多くのベルガラード将兵を奴隷に落とした。
その戦いにおいて自身が率いる隊の副将ズューセを討ち取ったジェダルに興味を抱き、以降事ある毎に藍鷹騎士団への勧誘を行う。
ジェダルに対してはやや歪んだ執着心を抱いており、高い戦闘能力を持つ彼の戦いを間近で見たいと思うと同時にどんな無様な死に方をするのか見てみたいとも考えている。
ジェダル以外では勝利に必要な要素を見渡す戦略眼と機を見て実行に移す大胆さを持つユトレを評価しており、彼に対しても勧誘を行っている。
レギの要請によって行われたベリファ＝マラル攻略戦では団長アドラーをはじめとする騎士団の仲間達の多くを燐使に変質させられて失ってしまい、
以降は生き残った人員の中では序列が最も高かった為、団長代理として藍鷹騎士団を率いる事となった。
その後は同胞の仇討ちや騎士としてグラセスタの民を守る為にジェダル達への協力を誓い、レギとの戦いに協力した。
またその際に指揮系統を明確にする為、勝者が敗者に従うという条件でジェダルと決闘を行うも敗れ、事前の約束通りに彼に従う事を誓った。
なお決闘に勝利した場合は勿論、負けた場合も自身より強い男であるジェダルを婿にするつもりと語っており、どちらに転んでも彼を手に入れる事を諦める気は全く無かった様子。
レギを倒した後は正式に藍鷹騎士団の団長の地位に就いており、騎士団と共に引き続きグラセスタに駐留している。

雑感・考察