エルネス
登場作品:百千の定にかわたれし剋
解説
ベルリア王国から
ラキメルに派遣されてきた
マーズテリア神殿所属の神官戦士。
真面目で頑張り屋だが、慣れない異国での任務に少し緊張しており、傍から見ても気を張っているのが伝わってしまう程。
元来小心者で天然系と言って差し支えないが、本人的には上手くそれらの性質を律する事が出来ていると自負している。
ラキメルには
マーズテリア神の信者が多く、保護という名目も兼ねて部下と共に滞在しており、
光勢力に所属する者として闇勢力下にある
ネリィール王国や戦闘能力に長けている
ユソル部族国といった周辺国の動向に目を光らせている。
趣味は釣りだが、特に上手いという訳では無い。
マルク達とは
ラキメルで発生した強盗事件の犯人を追う最中に出会い、協力を申し出た彼等と共に盗賊団を討伐した。
その後は
ラキメルで匿われる
ヴィオレットの護衛につくはずだったが、当の
ヴィオレットから
マルク達に同行して協力する様に頼まれ、彼等と行動を共にする事となった。
異国に派遣されたのは過去の失態が絡んでいると考えており、修行の一貫として汚名を挽回(本人談)しようと気合を込めて任務を遂行している。
なお過去の失態とは親切とお節介の境界を見誤って行動してしまった事であり、当時の上官からは行動前にしっかり確認を取らなかった事をたっぷりと絞られたらしい。
しかし
ラキメルにおいても少しでも不審な事があると闇勢力と結びつけて先走った結果、結局勘違いで騒動を起こしてしまうなど失態を繰り返してしまう。
失敗を繰り返す事に思い悩んだりもしていたが、
マルクから肩ひじを張らずとも自分のままで任務にあたってもいいのでは無いかと助言を受け、
自分が神官戦士である事にこだわり過ぎた結果として空回りしていた事を自覚し、自分らしく任務をこなしていく事で自信を取り戻していった。
いずれは
ミケルティ王国から離れる事になると考えていたが、
深紅衣の動乱後も
ラキメル公国に派遣されている形でこの地方に留まっており、
ミケルティ王国連合には加わらず独立した公国にて光勢力内での戦力確保に尽力している。
雑感・考察
光ルートではどちらのエンドでも最終的には
ラキメルで活動している。
再会エンドの方ではもう少し赴任期間はあるが、いずれは
ミケルティ王国を離れる事になると語られている。
エルネスの所属や立場が変わっている訳では無いので、おそらくは正史ルートでもいずれはこの地を離れる事になると思われる。
闇ルートでのその後は不明だが、
マーズテリア神殿所属という立場からすると闇寄りになってしまった
ミケルティ王国とは将来的に敵対する可能性もありそう。
最終更新:2024年11月05日 14:55