ヴィオレット・ジルテリィ
登場作品:百千の定にかわたれし剋
解説
ミケルティ王国の第一王女。
触れた事のない経験や知識を得ることに強い関心を持ち、王城生活では学べない見識を広げようと度々城を抜け出し、市井に紛れ込むイタズラ心溢れる女性。
城を抜け出す事で使用人に冷や汗をかかせているが、専属護衛の
ルフィナが共に行動しているため未だ問題にはなっていない。
なお
ルフィナとの出会いもお忍びで城を抜け出した時であり、隠れて護衛していた騎士を不審者と勘違いして撃退してしまった彼女の強さを気に入り、護衛騎士として勧誘した。
様々な人と交流を持つ為か身分の差異による態度や話し方を気にしておらず、自身もまた王女として振る舞う事をたまに忘れてしまう。
政への関心は薄いが次期国王である
兄セドリックを信頼しており、その判断に従うようにしている。
トキーグがヴィオレットを利用して何か企んでいる事を察した
セドリックの指示で
サンタリアを離れ、
ラキメルに潜伏する事となったが、
身を隠さなければならない状況でも護衛である
エルネス達を置き去りにして街を抜け出してしまい、
キエラ海岸で魔物に襲わていたところを
マルク達に助けられている。
救出後、
マルクとの会話で民衆の状況を改善しようと行動している事を知り、また
兄ローランドが彼等と共に行動している事にも気付いた為、
マルク達に協力する事が
ミケルティ王国の為になると判断、自分の護衛の一人である
エルネスを彼等に同行させる事にした。
その後は
ラキメルで潜伏生活を続けていたが、その身体を
リゼット蘇生に使用する為、
トキーグには騎士団を動かしてまで執拗に行方を追われており、
ついには潜伏場所を突き止められ、王命に従った
クレーメンスの手の者に拉致されてしまった。
しかし
クレーメンスは
トキーグよりも
セテアに協力的であった為、その身柄は
セテアに忠誠を捧げる
ヴァルター派の騎士団に引き渡され、
彼等によって
碧王の庭園遺跡群に移送されたが、救出に動いていたマルク達によって無事救出された。
救出後はしばし
マルク達に同行したが、
ソフィアの出生の秘密を知る為に訪れた
リヤマの
セルマのもとで全てが終わるまで身を隠す事となった。
自分のせいでは無いとはいえ
セルマの境遇には思うところもあり、せめて彼女の実子である
セテアについて思いつく限りの話をするつもりと語っている。
また潜伏中に
リヤマの領主に働きかけ、
セドリック達に協力するよう説得を行ってもいる。
深紅衣の動乱の後はこれまで国政にほぼ関与していなかった事から他の王族の様に幽閉では無く追放刑となり、護衛にして親友である
ルフィナと共にミケルティの地を去った。
行く先は
マーズテリア神殿の影響が強い地であるらしいが、詳細は不明。
雑感・考察
光ルートのもう一方では国王となった
セドリックの補佐をする事となるが、相変わらずお忍びで城を抜け出してはいるらしい。
闇ルートでは内乱を起こそうとする
セドリックも民衆を苦しめる事には変わらないと判断した
マルク達と敵対し戦うも敗北、捕縛されてしまう。
その後、
セテアルートでは彼女の復讐の為に殺害されてしまう。
ミレイアルートでは
リゼット蘇生の為の器となってしまい、やはり死亡してしまう。
元々は本編内でエロシーンが存在しなかったが、護衛である
ルフィナ共々アペンドで追加される事となった。
また仲間キャラとして戦闘に使える様にもなるがクローンユニット扱いであり、メインシナリオ上での扱いは変わっておらず、
マルク達に同行している訳では無い。
マルクとのエロシーンに関しては明確に本編と矛盾するとは言えないが、自由奔放とはいえ仮にも王女が割と安易に平民と関係を持とうとするのはさすがに問題がありそうに思える。
もっともエロゲーならそんなもんな気もしないでもない。
いずれにせよ前述のようにメインシナリオの流れが変わる訳では無い。
最終更新:2024年10月30日 19:33