ヴァルター・フリック

種族:人間族

登場作品:百千の定にかわたれし剋



解説

ミケルティ王国騎士団の副団長。
貴族の生まれであり、民は国家の為に尽くすべしという考えを常識と疑わない。
苛烈な行いにより成果を上げて副団長の座についた実力者であり、戦闘において躊躇や情け容赦は欠片も見せない。
部下を持つようになってからは人員を上手く扱い、作戦を成功に導く要領の良さや狡猾さが目立つ様になった。
マルク達がミケルティ王国の現状を憂いて行動を開始するきっかけとなったコテエリルの徴収を現場で直接指揮しており、
その後も秘密裏に商人を襲って物資を奪うなど合法非合法問わず徴収行為を繰り返している。
騎士団内にも王命とはいえ民衆から徴収や徴兵を行う事に抵抗感がある者がいる中、好き放題やれる現場を楽しんでいる。
性格に問題はあっても実力はある為か、あるいは後ろ盾となっているセテアの影響か騎士団内で派閥を拡大しており、団長レナードが全体を掌握できぬ程に騎士団を分裂させている。
国王トキーグではなくセテアに忠誠を誓っており、民衆相手に好き放題やっているのもセテアがそれを望んでいるという面もあり、
その忠誠心の強さは彼女の命令ならば、ミレイアによる怪しげな強化処置を文句も言わずに受け入れる程。
強化処置を受けた後、クレーメンスによって潜伏先のラキメルから拉致されたヴィオレットを利用して碧王の庭園遺跡群の内部に侵入したが、
ヴィオレットを奪還する為に騎士団を追って遺跡に侵入してきたマルク達と戦闘になり、強化によって得た異様な力を振るうも敗れ、マルクの手でとどめを刺された。


雑感・考察

全ルートで立ち位置や行動はほぼ同じ。
光ルートのもう一方では強化された力でレナードを倒し捕らえたが、王朝内の戦いでマルク達に倒され捕らえられた。
セテアルートでは彼女の部屋でマルク達と戦う事になるが、このルートでは命を落とさず生存し、最終的には女王となったセテアの下で騎士団長となる。
ミレイアエンドでの消息は不明だが、このルートはセテアが死亡する為、彼女への忠義が真なら命を落としていそうである。


  • ストーリー上で嫌な奴を徹頭徹尾貫いてくれたから逆に好感持てた - 名無しさん (2024-09-06 23:35:57)
  • 声優の人の喉が心配になる - 名無しさん (2024-09-22 07:14:19)
  • 逆主人公補正が働いたかのように即退場するまでやること成すことほとんどが成功していた印象しかない。 - 名無しさん (2024-11-10 10:19:15)

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最終更新:2024年11月04日 23:50
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