セテア・ジルテリィ
登場作品:百千の定にかわたれし剋
解説
ミケルティ王国の第二王女。
普段は大人しく目立たないように振る舞うが、譲れない場面でははっきりと意見を出す芯の強さを持つ。
兄セドリックとは異なり、圧政を敷いて国民を苦しめる
国王トキーグの方針に表向き特に反対はしておらず、
自身も腹心の部下である
ヴァルターを使って徴収を行うなどむしろ積極的に加担する素振りを見せる。
公的には
セドリックや
ローランド、
ヴィオレットと同じく
正妃リゼットの子とされているが、実の母親はかつて王朝で働いていた侍女の
セルマであり、
ソフィアにとっては両親を同じくする実姉。
ただし実母である
セルマが現在も生きている事や実妹である
ソフィアが存在している事は把握しておらず、母親は既に亡くなっていると思い込んでいる。
出生の秘密を知った後は
セルマを傷つけ、自分から引き離した者達全てを恨み、
リゼットを毒殺するなどミケルティ王家に復讐する為に暗躍する事となる。
トキーグの圧政に同調しているのも
ミケルティ王国を衰退させ、崩壊に導く事が復讐に繋がる為であり、利害が一致する部分もある事から
ミレイアとは協力関係にある。
リゼットを蘇生させる器である
ヴィオレットを匿い、身柄の確保を妨害したと
トキーグに伝える事で王位継承権上位の
セドリックや
ローランドを廃嫡に追い込み、
着々と王国内での影響力を高めていくが、
トキーグに対する復讐の要となる
ヴィオレットの身柄確保自体は
マルク達の行動によって失敗し、腹心である
ヴァルターを失う結果にもなった。
主要都市の領主や民衆を味方にした
セドリックによって革命が起こされた後は王位の簒奪計画を放棄し、王朝から姿を消して
ミレイアと共に
ネリィール王国へと渡った。
その後、
ミケルティ王国を滅ぼす為の力を得る為、自らの意思で
先史文明期の
魔導兵器との融合を果たし、半ば理性を失った状態で
マルク達の前に立ち塞がった。
強力な自己進化能力で猛威を振るうが、それでも何とか命を奪わずに救おうと考える
マルク達に対し、
アセリアは別の
魔導兵器の制御核を共振させる事で機能不全に陥らせた上で分離させる方法を提案、
その方法では重い後遺症が残る可能性があったが、それ以外に手段は無いと判断され
魔導兵器から切り離された。
事前に
アセリアが警告した様に
魔導兵器の機能停止と共に一切反応を示さなくなり、回復魔術も通じない危険な状態となったが、
姉を救う為に命を捧げる覚悟で
イーリュンに祈りを捧げた
ソフィアによって辛うじて命を救われた。
しかし肉体はともかく精神を完全に癒やす事は叶わずに幼児退行を起こしてしまったが、幸か不幸かこれまでの記憶の多くを失った事で復讐心から解放される結果となった。
深紅衣の動乱の後は国を乱した罪により、
セドリックや
トキーグと共に
ナフィ島で幽閉される事となったが、時々
ソフィアや
セルマが会いに来ている模様。
後世でも
トキーグ王と共に圧政を敷いた王女として名が残っている。
その行いが国民の蜂起を招いてしまい、
深紅衣の動乱の末に打倒されたとのみ伝えられている模様。
雑感・考察
ルーデンステルグ、
トキーグと並んで神採りの段階で名前だけは出ていた人。
神採り時点で設定されていた王族の中では唯一の王女という事で
エミリッタ達の母親説もあったが百千にて否定されている。
神採りの時代で生きているかどうかは不明。
百千の正史ルートでのラスボス。
魔導兵器と融合した状態、
アルトグレント(およびアルトグレント改)として
マルク達の前に立ち塞がる。
光ルートのもう一方では王朝内で
マルク達に敗れて捕らえられ、その後は正史同様に
ナフィ島で幽閉となる。
こちらでは
魔導兵器と融合する事が無いので記憶を失ったりはしない。
闇ルートのセテアエンドでは復讐を果たし、
ミケルティ王国の新たな女王となる。
トキーグは
リゼットを蘇生させる器である
ヴィオレットを目の前で殺害された事で絶望して自殺、
セドリックは処刑した事が語られている。
ロランだけは消息不明となっているが、腹心の部下で唯一心を許す
マルクとの関係を考慮すると見逃したのかもしれない。
ミケルティ王国は闇側に傾きつつあるが、民衆の生活も改善しているのでセテアと敵対さえしなければ
ラキメル以外にとってはそれなりに良い結末なのかもしれない。
ミレイアエンドの方では
リゼットを蘇生させる為の生贄となり、死亡した事が語られる。
一番の復讐対象であろう
トキーグ大勝利エンドとも言えるので多分一番不幸な結末。
最終更新:2024年12月26日 17:37