貫禄のある貴族
登場作品:百千の定にかわたれし剋
解説
カレンリを統治する貴族。
レイシアメイルとの関係に苦慮しているようで、
ネリィール王国の暗躍で森で何者かが暴れ、
エルフ族との関係が悪化した時には真相を知らぬまま街の住人を叱責していた。
エルフ族からは不始末を
カレンリ側で解決できなければ
レイシアメイル側で対処する旨の通達を受けたが、
ネリィール王国の犯行である事から当然
カレンリ内に容疑者はおらず捜査は行き詰っていた。
本当に
カレンリの住人による犯行ならば監督責任があり、
エルフ族に勝手な処罰を任せる訳にもいかない為、彼らを刺激する事を理解しながらも王国騎士団の派遣を要請しようとしていたが、
結果としては
ルクレツィアの情報提供で
カレンリを訪れた
マルク一行の
ロランが全責任を負うと明言して捜査を引き継ぎ、彼らの活躍によって無事問題は解決された。
その後、首謀者が
ネリィール王国と
セテア王女であり、
国王トキーグも加担している事、他地方の情勢を告げられた事で革命勢力に協力する道を選んでいる。
マルクとの会話では平民である彼を見下すなど貴族らしい傲慢な態度を見せているが、
ミケルティ王国の体制が限界を迎えている事は察しており、
また本来なら自分も革命で倒される側である事も理解している。
 
雑感・考察
正史ルートが確定した後にしか出番がない。
それなりに重要な立場だが他の領主の多くと同じく名前は無く、立ち絵も
横暴な貴族の流用。
セテアエンドでは
小太りの貴族との会話シーンがあるが、どちらも本人であるかは不明。
名前と立ち絵が流用された別人かもしれない。
最終更新:2025年07月26日 10:06