トイレの花子様 26 花子様の秋祭り三日目 お化け屋敷~
なんだこれは?お化け屋敷クオリティ高すぎだろ。
今まで、少なくない数の都市伝説。一種の人外の存在を見てきたし、
そういうものを花子様が容赦なく散らせるのも結構見てきた。
俺自身、仮にも都市伝説の花子様と一緒に暮らしてるわけだ。
作り物のお化けなんて、そこまで怖くないだろうと思ってた。
でも…
今まで、少なくない数の都市伝説。一種の人外の存在を見てきたし、
そういうものを花子様が容赦なく散らせるのも結構見てきた。
俺自身、仮にも都市伝説の花子様と一緒に暮らしてるわけだ。
作り物のお化けなんて、そこまで怖くないだろうと思ってた。
でも…
男「怖えええ…」
花「なによ、やっぱり頼りないのね。でもガクブルする駄犬も…イイ♪」
男「花子様だって俺の後ろ歩いてきて…怖いんですkうごあ!!」
花「違うわよ!!後ろからお前の脅える姿を楽しむためよ。」
花「違うわよ!!後ろからお前の脅える姿を楽しむためよ。」
お化け屋敷に入ってから、首輪を付けられ、首輪から伸びる鎖を花子様に握られている。
俺が早足過ぎたりすると鎖をグイっと引かれ、叱ってくる。
それが、花子様も怖くて、俺を先に行かせるのか、ホントに俺を震えさせて遊んでるかは分からない。
でも、気持ちイイからいいか。
時々、花子様が「ヒッ!?」とか声を出したり、ビクッとしている気もするが…。
花子様は後ろにいて見えないので分からない。
俺が早足過ぎたりすると鎖をグイっと引かれ、叱ってくる。
それが、花子様も怖くて、俺を先に行かせるのか、ホントに俺を震えさせて遊んでるかは分からない。
でも、気持ちイイからいいか。
時々、花子様が「ヒッ!?」とか声を出したり、ビクッとしている気もするが…。
花子様は後ろにいて見えないので分からない。
そうこうしながら、理科室のような所に入った。
そこにいたのは、踊っているようなやたらと肉っぽいというか柔らかそうな人体模型と、
カチャカチャ動く、内股の女々しい骨格標本だった。
そこにいたのは、踊っているようなやたらと肉っぽいというか柔らかそうな人体模型と、
カチャカチャ動く、内股の女々しい骨格標本だった。
男「すっげーリアル…ぐえええええええ」
ぐいいいっと鎖を引かれ、よろけて数歩後に下がると、背中に軟らかい二つの感触が…。
男「は、花子様、当たってますよ…。」
花「馬鹿、そういう場合じゃないわよ。あの二人は『本物』よ。」
男「都市伝説…ですか?」
花「こんなとこで働いてるあたり、敵ではないと思うけど…」
理科室に一組の男女が入ってくる。
骨「ヒソヒソ…都市伝説と一般人のカップルみたいですね~。素敵です。」
人「ヒソヒソ…ここは二人を急接近させるために、ワイが一肌脱いだるわぁ!」
骨「ヒソヒソ…もう肌を脱いでるじゃないですか~、文字通りですけど。
あんまり過ぎた事しないほうが…って聞いてくださいよ~」
あんまり過ぎた事しないほうが…って聞いてくださいよ~」
人「ほれほれ~内臓が飛び出すで~」
となりにいる人体模型から色艶やかな内臓が飛んでいく。
グロイ内臓が飛来する?まさか、罠だったの?
客を脅かすにはやりすぎだ。しかも、この内臓の飛来速度は「脅迫」というより「攻撃」のそれに感じる。
花「ちっ」
人「ゆえgcvydcvyっいぇふゅ!!!!」
内臓を蹴り落とし、直撃を避ける。どうやら自身の内臓ゆえ、本体もダメージを受けるらしい。しかし…
圧倒的に部が悪い。見たところ、ここは向こうのテリトリーで、私には何の力もない。逃げおおせられるなら逃げるべきだ。
花「駄犬!走るわよ!!!」
男「は、はい!」
鎖を引いて理科室から出るために走る。ドアに手をかけるが…
客を脅かすにはやりすぎだ。しかも、この内臓の飛来速度は「脅迫」というより「攻撃」のそれに感じる。
花「ちっ」
人「ゆえgcvydcvyっいぇふゅ!!!!」
内臓を蹴り落とし、直撃を避ける。どうやら自身の内臓ゆえ、本体もダメージを受けるらしい。しかし…
圧倒的に部が悪い。見たところ、ここは向こうのテリトリーで、私には何の力もない。逃げおおせられるなら逃げるべきだ。
花「駄犬!走るわよ!!!」
男「は、はい!」
鎖を引いて理科室から出るために走る。ドアに手をかけるが…
花「あ、開かない!?」
閉じ込められた。そうか、こうやってノコノコやってきた都市伝説を喰らっていたのか…。
振り返ると、人体模型は自分の内臓を再度腹に収め、骨格模型も近づいてくる。
もう逃げられない…ここで終わり?そんなのは嫌だ。せめて…アレだけは…。
閉じ込められた。そうか、こうやってノコノコやってきた都市伝説を喰らっていたのか…。
振り返ると、人体模型は自分の内臓を再度腹に収め、骨格模型も近づいてくる。
もう逃げられない…ここで終わり?そんなのは嫌だ。せめて…アレだけは…。
花「駄犬!」 男「へ?ごあ!?」
一度も「本番」をせずに死ねるものか。
押し倒した男の上に体を這わせながら、浴衣をはだけさせる。
一度も「本番」をせずに死ねるものか。
押し倒した男の上に体を這わせながら、浴衣をはだけさせる。
花「駄犬…」
男「は、花子様…むぐぅ」
男「は、花子様…むぐぅ」
男と唇を重ね、舌を絡ませる。ぷはっと唇を離しても顔は近いままだ。
私の熱っぽい吐息が、駄犬の眼鏡が少し曇る。
最後まで、できるだろうか?その前に※される可能性の方が高いが…。
私の熱っぽい吐息が、駄犬の眼鏡が少し曇る。
最後まで、できるだろうか?その前に※される可能性の方が高いが…。
花「愛してるわよ…。」
脅かしたカップルの様子がおかしい。怖がり方が奇妙だ。
内臓ボンバーを防ぐあたり、戦い慣れてはいるようだけど…。
そう思ってるといきなり焦り初めて逃げようとして、ドアが開かないと更に焦る。
そっちのドアは締め切りなのに。伝えようにもタイミングが掴めない。
ここの出入り口は二枚の扉がスライドするごく普通のタイプのドアで、
二人が開けようとした方はスライドしないのだ。焦ったと思ったらいきなり女性が男性を押し倒して…
内臓ボンバーを防ぐあたり、戦い慣れてはいるようだけど…。
そう思ってるといきなり焦り初めて逃げようとして、ドアが開かないと更に焦る。
そっちのドアは締め切りなのに。伝えようにもタイミングが掴めない。
ここの出入り口は二枚の扉がスライドするごく普通のタイプのドアで、
二人が開けようとした方はスライドしないのだ。焦ったと思ったらいきなり女性が男性を押し倒して…
骨「ええええええええ!?」
人「盛り上がってきたで~」
人「盛り上がってきたで~」
骨「エッチなのは、いけないと思います!!!」
ガラっとドアを開けて二人に出るように促す。
骨「私たちは貴方達を倒そうなんて考えてませんから、こんな所でそんな事始めないでください!」
何か言いたげな二人を問答無用で締め出す。
正直、自分でも驚くほど強気で、力強く行動したと思う。
あのあと二人がどうなったかは分からない。
正直、自分でも驚くほど強気で、力強く行動したと思う。
あのあと二人がどうなったかは分からない。
何故か乙女な骨格模型に追い出され、訳が分からないままお化け屋敷を出る。
崩れた浴衣を直し、適当に座れる所に腰掛け、一休みすることにした。
よく分からないがドッと疲れ、二人もたれ掛かりあい、ため息をつく。
ボーっとしていると携帯が鳴った。
『~お揃いね私たち これでお揃いね嗚呼幸せ~』
崩れた浴衣を直し、適当に座れる所に腰掛け、一休みすることにした。
よく分からないがドッと疲れ、二人もたれ掛かりあい、ため息をつく。
ボーっとしていると携帯が鳴った。
『~お揃いね私たち これでお揃いね嗚呼幸せ~』
メールの着信…
花「な!?」
男「どうしたんですか?」
男「どうしたんですか?」
花「花子さんの契約者から『言い忘れたけど、祭りに行くならお化け屋敷は止めた方が良い。気持ち悪いから…』って」
花・男「「おそいよ!!」」
ハモった叫びは祭りの雑踏に消えた。
ハモった叫びは祭りの雑踏に消えた。
花「あ、そうだ。」
ついでだ、あの悪夢について聞いてみよう。
返信メールで何か知らないかと送信してみる。
返信メールで何か知らないかと送信してみる。
この後少し遊び、金魚すくいの錦鯉を回収し、帰路に着いた。
帰宅後にケータイを見ると着信1。あの悪夢はしらないとの事だった。
帰宅後にケータイを見ると着信1。あの悪夢はしらないとの事だった。
翌朝。
さすがに二晩続けて悪夢を見ることは無かった。
朝食後、ケータイには着信が、花子さんの契約者からだった。
花子さんも契約者も昨晩あの夢を見たらしい。どうやら、宴会はガチらしい。
となれば気になるのは…
花「『アナタたちは行くの?』っと。」
罠の可能性は捨てられない。万が一の事を考え、この二人が行くかで自分の参加を決めようと思った。
さすがに二晩続けて悪夢を見ることは無かった。
朝食後、ケータイには着信が、花子さんの契約者からだった。
花子さんも契約者も昨晩あの夢を見たらしい。どうやら、宴会はガチらしい。
となれば気になるのは…
花「『アナタたちは行くの?』っと。」
罠の可能性は捨てられない。万が一の事を考え、この二人が行くかで自分の参加を決めようと思った。
『花子さんの友達の都市伝説…ああ、以前一緒に戦ったコも行くから行くって花子さんが言うから行こうと思う。』か。
決まりね。なら私も行こう。臆病とか言いたければ言うが良いわ。
罠にはまって駄犬を失うよりずっと良いもの。
決まりね。なら私も行こう。臆病とか言いたければ言うが良いわ。
罠にはまって駄犬を失うよりずっと良いもの。
そうと決まれば早速彼女に電話だ。
花「あ、メイド?なんか宴会行くことになったから、差し入れの酒かなんか適当に用意して頂戴。」
メ『あの夢ですね。どうせこうなると思って差し入れを含め、参加準備は完璧です。』
準備がいい。さすがメイドだ。
花「アレは用意した?」
メ『アレですね?最強の器…』
花・メ「『タッパー!!』」
花「あ、メイド?なんか宴会行くことになったから、差し入れの酒かなんか適当に用意して頂戴。」
メ『あの夢ですね。どうせこうなると思って差し入れを含め、参加準備は完璧です。』
準備がいい。さすがメイドだ。
花「アレは用意した?」
メ『アレですね?最強の器…』
花・メ「『タッパー!!』」
私たちに死角は…無いっ!!!