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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者-19

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匿名ユーザー

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黒服Hと呪われた歌の契約者 19


 酒を手に、月を眺める
 さぁて、今ごろは宴会、か
 「組織」からも黒服が数名参加しているはずだが、さて、楽しんでいるだろうか?

「…俺じゃあ、楽しめそうにないしなぁ」

 自分では、無理だ
 「首塚」に自分が生きている事がバレたらヤバイ
 絶対、楽しむどころじゃない
 そう考えながら、三本目の缶ビールを空にしていると

「あの、この資料ですけど……って、勤務中にお酒は駄目でしょう!?」
「俺の今日の勤務時間は終了してる。いいだろ、別に」

 でも…と、困った表情をしている後輩黒服女に笑ってみせる
 ぷしゅっ、と新たな缶ビールを空けつつ、伝えてやる

「あまり、俺に関わらん方がいいぞ?」
「え?…でも、この仕事の資料はあなたの担当で」
「俺は、いつ消されてもおかしくないからな」

 …こちらの、この言葉に
 え?と彼女は言葉を詰まらせる
 その表情がどこか可愛らしかったものだから、俺はニヤニヤと笑ってやった

「--いや、何でもない。まぁ、とりあえず、お前も飲まないか?」
「の、飲みませんよ!勤務中ですし!」
「そうかぁ?せっかくだから、飲んで乱れた姿とか見たい訳だが」
「ッセ、セクハラーーーー!!!!!」

 しゅるり
 伸びたこちらの髪を見て、悲鳴をあげながら黒服女は逃亡する
 …うん、逃げる後ろ姿もいいぞ、いいぞ
 揺れる尻がいいぞ、いいぞ
 しゅるしゅる、髪を伸ばしながら、怯えた表情を記憶に刻み込む


 さて、俺はいつ消されるかねぇ?
 「組織」に消されるか?
 「首塚」に消されるか?
 あぁ、それとも「第三帝国」にでも消されるかねぇ?
 「薔薇十字団」と「第三帝国」は、正直仲が悪い
 まぁ、南米支部にいなかっただけ、良しとしようか
 「薔薇十字団」南米支部の責任者は、特に「第三帝国」を嫌っているから

「…ま、その時が来るまで、人生楽しむだけさ」

 死神の記録帳に、名前が載る瞬間まで
 自分は、この人生に、出来る限り華を求め続ける、ただ、それだけなのだ

fin



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