○月×日 20:00 東区中央 高校前
冷え込んできた夜道を、一人で歩く「日焼けマシン」の契約者
今日は、アルバイトで遅くなってしまった
まぁ、夕食は温めればそれでいいよう、用意していたから大丈夫だとは思うが…
そんな事を考えつつ、母校の前を指しかかった、その時
今日は、アルバイトで遅くなってしまった
まぁ、夕食は温めればそれでいいよう、用意していたから大丈夫だとは思うが…
そんな事を考えつつ、母校の前を指しかかった、その時
「------!!」
校舎の、屋上
そこに…何か、不審な物体と
そして、手すりに腰掛けているマリ・ヴェリテのベートと思わしき、人狼の姿を見た
そこに…何か、不審な物体と
そして、手すりに腰掛けているマリ・ヴェリテのベートと思わしき、人狼の姿を見た
「…まさか、マッドガッサー一味か?」
人狼の他にも、ちらほらと人影が見える
…まさか
ここの校舎で、何か行おうと言うのか?
…まさか
ここの校舎で、何か行おうと言うのか?
「冗談じゃねぇぞ…」
辺りを見回す
門は…開いてないが、これくらい乗り越えられる!
すたん、と軽々と門を乗り越え、校舎に向かいながら…「日焼けマシン」の契約者は、懐から携帯電話を取り出した
門は…開いてないが、これくらい乗り越えられる!
すたん、と軽々と門を乗り越え、校舎に向かいながら…「日焼けマシン」の契約者は、懐から携帯電話を取り出した
○月×日 20:00 東区 彼らの自宅にて
携帯が鳴り響く
「日焼けマシン」の契約者からだ
…どうしたのだろうか?
「日焼けマシン」の契約者からだ
…どうしたのだろうか?
「はい、私です。どうしました?…………え?マッドガッサーの一味が?」
ぴくり
黒服から発せられた言葉に、はないちもんめの少女は反応する
黒服から発せられた言葉に、はないちもんめの少女は反応する
「場所は……東区の中央高校、ですね。わかりました……すぐに、そちらに向かいます。危険ですから、あまり派手に動き回らないでくださいね?」
なにやら、さらに二言三言、連絡して
…通話を切った黒服は、続けてどこかに連絡しようとしている
…通話を切った黒服は、続けてどこかに連絡しようとしている
「チャラ男からでしょ?何があったの?」
「…東区の中央高校校舎にて、マッドガッサーの一味を目撃したそうです。あの子も、校舎の中に侵入したようなのですが…」
「…東区の中央高校校舎にて、マッドガッサーの一味を目撃したそうです。あの子も、校舎の中に侵入したようなのですが…」
せめて、こちらが到着するまで侵入は待っていて欲しかった
しかし、あの子の性格を考えるに…黙って待っている事はできなかったのだろう
あの子らしい行動だ
…ならば、自分が今すぐにでも、向かってあげなければ
しかし、あの子の性格を考えるに…黙って待っている事はできなかったのだろう
あの子らしい行動だ
…ならば、自分が今すぐにでも、向かってあげなければ
「私は、東区の中央高等学校に向かいます。あなたは、地下トンネルに…」
「私も行くわよ」
「私も行くわよ」
きっぱりと少女は黒服に告げた
黒服がなにやら口を開く前に、続ける
黒服がなにやら口を開く前に、続ける
「あなたとチャラ男だけを危険な目にあわせるなんて絶対に嫌よ」
強い、強い意思でそう言いきられて
…黒服は、小さく苦笑した
…黒服は、小さく苦笑した
「…わかりました。でも、絶対に無茶はしないでくださいね?」
「えぇ」
「えぇ」
…あなたこそ、と
少女は、心の中で呟いた
黒服も、ついでにチャラ男も……無茶な行動をしなければいい
そう強く、少女は願ったのだった
少女は、心の中で呟いた
黒服も、ついでにチャラ男も……無茶な行動をしなければいい
そう強く、少女は願ったのだった
「…夜分すみません、少々急ぎますので、用件だけ告げさせていただきます」
少女を伴い家を後にしつつ、黒服は…Tさんに、連絡をとる
「マッドガッサーの一味が、東区の中央高等学校に出没しました。ミサイルも、そこにある可能性が高いです………すぐに発射できる状態か、そうではないのか、そこまではわかりません。しかし、恐らく彼らはそこで、ガスを詰めたミサイルを発射するものと思われます…推定、ですが、恐らく一味全員が、そこに集まっているかと」
……そして
一つ、気がかりな事を、告げる
一つ、気がかりな事を、告げる
「…それと、これはマッドガッサーの一味に関連があるかどうか、わかりませんが。私が「組織」にて担当しております、「骨を溶かすコーラ」の契約者と、15分ほど前から連絡が取れないんです。元々、こちらからの連絡を無視してくる事も多かったので、何とも言えませんが…念のため、これから彼のお兄さんにも連絡をとってみます………はい、引き続き、何かわかりましたらご連絡しますね」
通話を切る
…事態は、悪い方へ悪い方へ、と転がっているようにしか思えない
小さく、黒服はため息をついた
…事態は、悪い方へ悪い方へ、と転がっているようにしか思えない
小さく、黒服はため息をついた
……どうにか、マッドガッサー達の行動を、思いとどまらせる事はできないだろうか?
そうすれば、「組織」から彼らを、何とか逃がす事もできるかもしれない
そうすれば、「組織」から彼らを、何とか逃がす事もできるかもしれない
確かに、彼らは罪を犯した、罪を犯している
……だが、それでも
その罪を、償う事もできるのだ
……だが、それでも
その罪を、償う事もできるのだ
はないちもんめの少女を伴い、黒服は思案しながらも、東区の中央高校へと急ぐのだった
to be … ?