「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - とある組織の構成員の憂鬱-43

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○月×日 20:00 東区中央 高校前


 冷え込んできた夜道を、一人で歩く「日焼けマシン」の契約者
 今日は、アルバイトで遅くなってしまった
 まぁ、夕食は温めればそれでいいよう、用意していたから大丈夫だとは思うが…
 そんな事を考えつつ、母校の前を指しかかった、その時

「------!!」

 校舎の、屋上
 そこに…何か、不審な物体と
 そして、手すりに腰掛けているマリ・ヴェリテのベートと思わしき、人狼の姿を見た

「…まさか、マッドガッサー一味か?」

 人狼の他にも、ちらほらと人影が見える
 …まさか
 ここの校舎で、何か行おうと言うのか?

「冗談じゃねぇぞ…」

 辺りを見回す
 門は…開いてないが、これくらい乗り越えられる!
 すたん、と軽々と門を乗り越え、校舎に向かいながら…「日焼けマシン」の契約者は、懐から携帯電話を取り出した





○月×日 20:00 東区 彼らの自宅にて


 携帯が鳴り響く
 「日焼けマシン」の契約者からだ
 …どうしたのだろうか?

「はい、私です。どうしました?…………え?マッドガッサーの一味が?」

 ぴくり
 黒服から発せられた言葉に、はないちもんめの少女は反応する

「場所は……東区の中央高校、ですね。わかりました……すぐに、そちらに向かいます。危険ですから、あまり派手に動き回らないでくださいね?」

 なにやら、さらに二言三言、連絡して
 …通話を切った黒服は、続けてどこかに連絡しようとしている

「チャラ男からでしょ?何があったの?」
「…東区の中央高校校舎にて、マッドガッサーの一味を目撃したそうです。あの子も、校舎の中に侵入したようなのですが…」

 せめて、こちらが到着するまで侵入は待っていて欲しかった
 しかし、あの子の性格を考えるに…黙って待っている事はできなかったのだろう
 あの子らしい行動だ
 …ならば、自分が今すぐにでも、向かってあげなければ

「私は、東区の中央高等学校に向かいます。あなたは、地下トンネルに…」
「私も行くわよ」

 きっぱりと少女は黒服に告げた
 黒服がなにやら口を開く前に、続ける

「あなたとチャラ男だけを危険な目にあわせるなんて絶対に嫌よ」

 強い、強い意思でそう言いきられて
 …黒服は、小さく苦笑した

「…わかりました。でも、絶対に無茶はしないでくださいね?」
「えぇ」

 …あなたこそ、と
 少女は、心の中で呟いた
 黒服も、ついでにチャラ男も……無茶な行動をしなければいい
 そう強く、少女は願ったのだった

「…夜分すみません、少々急ぎますので、用件だけ告げさせていただきます」

 少女を伴い家を後にしつつ、黒服は…Tさんに、連絡をとる

「マッドガッサーの一味が、東区の中央高等学校に出没しました。ミサイルも、そこにある可能性が高いです………すぐに発射できる状態か、そうではないのか、そこまではわかりません。しかし、恐らく彼らはそこで、ガスを詰めたミサイルを発射するものと思われます…推定、ですが、恐らく一味全員が、そこに集まっているかと」

 ……そして
 一つ、気がかりな事を、告げる

「…それと、これはマッドガッサーの一味に関連があるかどうか、わかりませんが。私が「組織」にて担当しております、「骨を溶かすコーラ」の契約者と、15分ほど前から連絡が取れないんです。元々、こちらからの連絡を無視してくる事も多かったので、何とも言えませんが…念のため、これから彼のお兄さんにも連絡をとってみます………はい、引き続き、何かわかりましたらご連絡しますね」

 通話を切る
 …事態は、悪い方へ悪い方へ、と転がっているようにしか思えない
 小さく、黒服はため息をついた

 ……どうにか、マッドガッサー達の行動を、思いとどまらせる事はできないだろうか?
 そうすれば、「組織」から彼らを、何とか逃がす事もできるかもしれない

 確かに、彼らは罪を犯した、罪を犯している
 ……だが、それでも
 その罪を、償う事もできるのだ

 はないちもんめの少女を伴い、黒服は思案しながらも、東区の中央高校へと急ぐのだった


to be … ?





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