宴会小ネタ(少年編その2・簡略化ver)
(ハンガーの生首の少女より)
【ゲスト:ハンガーの生首の少女、アンサー、夢子ちゃん、Tさんの契約者】
(ぷしゅー)
「もしかしてこの子、どこか具合悪いのかな?」
「病気か? 病気か?」
「でもゴーストの病気なんて、そんなのお屋敷でも聞いた事ないよ……うーん」
「病気か? 病気か?」
「でもゴーストの病気なんて、そんなのお屋敷でも聞いた事ないよ……うーん」
「もしかすると、この子の契約者なら知ってるかも、知ってるかも」
「けーやくしゃ??」
「けーやくしゃ??」
「お前、もしかして契約者いない? いない?」
「うーん、たぶん。でも『けーやくしゃ』って何なの?」
「うーん、たぶん。でも『けーやくしゃ』って何なの?」
「私たち都市伝説と契約した人間、それが契約者、契約者」
「『けーやく』かあ……」
「『けーやく』かあ……」
「私たちにとって特別な人間、そう思えばいい、いい」
「ふうん、じゃあアンサーにもけーやくしゃがいるの?」
「いるぞ! いるぞ!」(胸張り)
「ふうん、じゃあアンサーにもけーやくしゃがいるの?」
「いるぞ! いるぞ!」(胸張り)
(……へえ、なんか面白そう。今度聞いてみようっと)
「よし、じゃあ僕そのけーやくしゃを探してくるよ!」
「あ、おい待……」
「あ、おい待……」
「……どんなやつか知ってるのか、あいつ、あいつ」
*
<会場フロア、廊下にて>
「知らない? そっか、ありがとー」
「……うーん、これぐらいの広さならすぐ見つかると思ったんだけどな」
「……うーん、これぐらいの広さならすぐ見つかると思ったんだけどな」
「あれ……上にも誰かいる? もしかしてそこにいるのかな……よし上にも行ってみよう」
<一つ上の階フロア、廊下にて>
「ここかな、どれどれ……えい」(すぽん)
「えっ?」
「あれ?」
「あれ?」
*
<VIPルームにて>
「君って……そうだ、王さまのお付きの子でしょ? 君も来てたんだね」
「え、私の事」
「え、私の事」
「僕、ずっと前にパレードを見たから知ってるよ。お屋敷の中からだったから、ちらっとしか見えなかったんだけどね」
「お屋敷……もしかして、幽霊屋敷の?」
「うん、大当たり!」
「お屋敷……もしかして、幽霊屋敷の?」
「うん、大当たり!」
「で、今はゴーストホストの言い付けで……あれ、じゃあもしかして今日は王さまも来てるの? 僕会ってみたい!」
「いや、その……今は私が王様なんです」
「えっ?」
「いや、その……今は私が王様なんです」
「えっ?」
*
「……君が? ほんとに?」
「ほ、本当にです」
「ほ、本当にです」
「…………」
「…………」(どきどき)
「…………」(どきどき)
「……っ、すごいや! じゃあ僕、今王さまとお話ししてるんだね!」
「え……う、うん、そうですね」
「え……う、うん、そうですね」
「そっか! 僕わかっちゃった!」
「?」
「?」
「実はね、ちょっと前まで僕以外のお屋敷のゴーストたちが皆おかしかったんだ。でも、また元に戻ったんだよ! きっと新しい王さまが戻ったからなのかな?」
「それは……」
「ありがとう、新しい王さま!」
「そんな、私……」
「それは……」
「ありがとう、新しい王さま!」
「そんな、私……」
『――王ならもっと胸を張っていればいい』
「……いえ、どういたしまして」(にっこり)
「えへへー」
「えへへー」
*
「そうだ! じゃあ僕、一つ王さまにお願いしてもいい?」
「お願い?」
「お願い?」
「うん。僕、本当はすぐそっちに帰るつもりだったんだけど、こっちの世界が気に入っちゃったからもうしばらくいようと思って。だから、その事をお屋敷の皆に伝えて欲しいんだ」
「伝言、ですか?」
「うん。僕は元気です、だから大丈夫だよって」
「伝言、ですか?」
「うん。僕は元気です、だから大丈夫だよって」
「わかりました、確かに伝えます」
「うん、ありがとう! ……あ、誰か来ちゃうや。またね王さま!」(すぽん)
「あ……」
「うん、ありがとう! ……あ、誰か来ちゃうや。またね王さま!」(すぽん)
「あ……」
(ガチャ)
「お待たせー夢子ちゃ……あれ、今誰か……?」
「お待たせー夢子ちゃ……あれ、今誰か……?」
*
<会場フロア廊下にて>
「ふふふ、初めて王さまに会っちゃったー♪」
「あ、そういえばけーやくしゃの事聞くの忘れてた……ま、なんとかなるよね」
「あ、そういえばけーやくしゃの事聞くの忘れてた……ま、なんとかなるよね」
「あ、そこのスーツのお姉さーん、ちょっと聞きたい事が……」
終わり。