「いよ~ぉ。解毒は順調かぁ?」
「……あんたは」
「……あんたは」
声を駆けられ、青年…否、元青年は顔をあげた
路地裏の闇に隠れるように、黒服一人
路地裏の闇に隠れるように、黒服一人
……しゅるりっ
彼女を見た瞬間に、かすかに髪が伸びたように見えた
彼女を見た瞬間に、かすかに髪が伸びたように見えた
「一応、少しずつは解毒できているらしいですよ」
「時間がかかるって訳か。まぁ、その手の毒は成分がわからないと解毒が難しいらしいしな」
「時間がかかるって訳か。まぁ、その手の毒は成分がわからないと解毒が難しいらしいしな」
「薔薇十字団」の魔女もそう言っていたな、と黒服Hはこっそりとそう考える
成分さえわかれば、解毒剤の作成依頼を………あ、いや、別にいいか
街の住人総女化はわりと歓迎だ
成分さえわかれば、解毒剤の作成依頼を………あ、いや、別にいいか
街の住人総女化はわりと歓迎だ
「何か、妙な事を考えていません?」
「なぁに、気のせいだ」
「なぁに、気のせいだ」
しゅるるりん
髪を適度に伸ばしつつ、黒服Hは元青年にそう返す
なぁに、妙な事じゃない
男として、わりと普通かなー、と思う事を考えただけだ
髪を適度に伸ばしつつ、黒服Hは元青年にそう返す
なぁに、妙な事じゃない
男として、わりと普通かなー、と思う事を考えただけだ
「それで、何か御用で?」
「あぁ、一応、マッドガッサーの女体化ガスの毒の中和方法が見付かったんでな」
「あぁ、一応、マッドガッサーの女体化ガスの毒の中和方法が見付かったんでな」
相手の顔色が変わった事を、自覚する
1日でも早く、元に戻りたい事だろう
喉から手が出る程欲しい情報のはずだ
1日でも早く、元に戻りたい事だろう
喉から手が出る程欲しい情報のはずだ
「…どうする?聞くか?」
聞いて、その手段を実行すると言うのなら、手伝ってもいいしな
こっそりとそう考えながら…黒服Hは、元青年の反応を窺うのだった
こっそりとそう考えながら…黒服Hは、元青年の反応を窺うのだった
to be … ?