○月×日 21:55 高等学校二階図書館
「…そろそろ、会いに行ってみましょうか」「分かった。とりあえずこれまで協力ありがとう」
図書館から出ていくフィギュアの後姿を見送る。
「しかし、あの状態で自分だって気付いてもらえるのかな…?」「まぁ、旧友というのなら大丈夫じゃないかな?」
そんなのんきな会話を二人で繰り広げる。…まぁこんなことも、じき出来なくなるのだが。
「…そんなことより、あの鳥の情報は見つかったかい?」「駄目だね。そんなにマイナーではないはずなんだけど…海外の都市伝説の本って少ないからなぁ…」
「しかし、あの状態で自分だって気付いてもらえるのかな…?」「まぁ、旧友というのなら大丈夫じゃないかな?」
そんなのんきな会話を二人で繰り広げる。…まぁこんなことも、じき出来なくなるのだが。
「…そんなことより、あの鳥の情報は見つかったかい?」「駄目だね。そんなにマイナーではないはずなんだけど…海外の都市伝説の本って少ないからなぁ…」
急がなくては…出来るだけ早くあの作戦を行わなければ…ロボが落とされてしまう。
「さて、と…お二方はどちらに……あ」
…家庭科室から出てきた御一行様に鉢合わせしてしまった。…すごい怪しまれてる気がします…
「何だ…新手か…?」「…こんな人形、一味の中にいました…?」
銀髪の青年と長髪の少女がこちらを見て話を始める…
…家庭科室から出てきた御一行様に鉢合わせしてしまった。…すごい怪しまれてる気がします…
「何だ…新手か…?」「…こんな人形、一味の中にいました…?」
銀髪の青年と長髪の少女がこちらを見て話を始める…
「侵入した奴はいくらでもいるからな。敵じゃないのもいるだろ」「……あれ?」
さらに奥から、確か白骨さん達の契約者だった教師さんと骨格さんが出てくる。
教師さんはあまり気にしてない様子だが、骨格さんはこちらをじっと見てくる。
さらに奥から、確か白骨さん達の契約者だった教師さんと骨格さんが出てくる。
教師さんはあまり気にしてない様子だが、骨格さんはこちらをじっと見てくる。
「あの…以前、どこかでお会いしたこと…ありませんか?」
…まさか。気付いて…くれている…?
だが、姿が姿なのでどうにも思い出せない様子の骨格標本。
その悩みを解決するかのように、二人がほぼ同時に発言する。
「あれ?えーと…金さん?」「……『動く二ノ宮金次郎像』?…だとすると、マッドガッサーの被害者か」
一人はまた中から出てきた新入り君。無事だったんですね。安心安心…
そしてもう一人は先ほどの銀髪の青年。…この状態の私の正体を見抜けるとは一体何の能力…?
そしてもう一人は先ほどの銀髪の青年。…この状態の私の正体を見抜けるとは一体何の能力…?
「…え?…金さん……なんですか?」「おー!金でっかー!久しぶりでんなー!」
骨格さんに加え、さらに奥から出てきた人体さんもこちらへと近づき体をバンバンと叩いてくる。
「なんだぁ?知り合いか?」「…あぁ、あの像か。いきなりいなくなった時は学校中大騒ぎになったもんだ」
骨格さんに加え、さらに奥から出てきた人体さんもこちらへと近づき体をバンバンと叩いてくる。
「なんだぁ?知り合いか?」「…あぁ、あの像か。いきなりいなくなった時は学校中大騒ぎになったもんだ」
………
「しかし本当に久しぶりですね…私が修行に出て以来ですから…4年くらい、ですかね?」
「月日がたつのは早いですね…もうそんなですか」「いやぁ、全くやなー」
「月日がたつのは早いですね…もうそんなですか」「いやぁ、全くやなー」
………
「…世間話は、そのくらいにしてくれると助かる」
…旧友と話していると時間というのは忘れてしまうもので。銀髪の青年から止められた。
「あ、申し訳ありません…久々に会ったもので」「積もる話もいろいろあるしなー」
…旧友と話していると時間というのは忘れてしまうもので。銀髪の青年から止められた。
「あ、申し訳ありません…久々に会ったもので」「積もる話もいろいろあるしなー」
「…じゃあ私たちと一緒に来ませんか?」
長髪の少女がいろんな意味で予想外な一言。
「お、おい未来!お前何を」「だって、戦力は一人でも多いほうがいいじゃないですか」
「せやな、こっから先、何が起こるか分からんしな」
「お、おい未来!お前何を」「だって、戦力は一人でも多いほうがいいじゃないですか」
「せやな、こっから先、何が起こるか分からんしな」
「…では、そういうことで…よろしくお願いします」
○月×日 22:03 金さん、占い師&不良教師一行と合流
金さんは占い師と少女様へと続きます