【兄貴舞うより】
○月×日 22:10 中央高等学校上空
-----天から、雷が降り注いだ
その雷が、兄貴達の放った光を打ち消す
その雷が、兄貴達の放った光を打ち消す
「む………!?」
続けざま、いくつも降り注ぐ雷
それが、兄貴達に命中し、その体を焼いていっている
……半数以上の雷が目標に当たる事なく、グラウンドに大穴や黒こげた跡を作っていっているが
それが、兄貴達に命中し、その体を焼いていっている
……半数以上の雷が目標に当たる事なく、グラウンドに大穴や黒こげた跡を作っていっているが
サンダーバードの雷では、ない
では……誰が?
では……誰が?
「……これは、まさか」
「……これは、もしや」
「……これは、もしや」
離れた場所にいる、死人部隊の契約者と、盟主
この二人は、ほぼ同時にこの雷を落としているのが誰なのか、思い当たった
この二人は、ほぼ同時にこの雷を落としているのが誰なのか、思い当たった
○月×日 22:15 「首塚」
「……ふむ、大分落ちたか?」
首だけの状態から、武者の姿に戻り
静かに空を見上げ、将門が呟く
静かに空を見上げ、将門が呟く
…マッドガッサーとやら達が立てこもっているという寺子屋
その上空に発生した、不快な気配
それが、寺子屋を消滅させかねない攻撃をしたようだったので。とりあえず、打ち消しておいた
ついでに、撃ち落そうといくつか雷を放っておいたが……さて、目標が見えない状態で放ったが、いくつ落とせたやら
一応、あの強大な力については、力が強大だった故に目標をたがう事なく打ち消したはずだが
その上空に発生した、不快な気配
それが、寺子屋を消滅させかねない攻撃をしたようだったので。とりあえず、打ち消しておいた
ついでに、撃ち落そうといくつか雷を放っておいたが……さて、目標が見えない状態で放ったが、いくつ落とせたやら
一応、あの強大な力については、力が強大だった故に目標をたがう事なく打ち消したはずだが
「……覚えのある力だ。「組織」の黒服の一人であったか……くっかかか、「組織」の狗めが。我同士が、我の嫁候補もおる場所を消滅させようとはいい度胸だ……呪ってやろうか」
くっくっく、と
「首塚」の主は笑う
「首塚」の主は笑う
道真公に釘を刺され、今回の戦、直接参加はできないが……まぁ、これくらいはよかろう
もし、再び同じ攻撃を放とうというのなら、何度でも撃ち落してくれる
もし、再び同じ攻撃を放とうというのなら、何度でも撃ち落してくれる
……我仲間を、我の嫁候補を、護る為に
続く予定はない