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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - ビター・スウィート・ビターポイズン-06

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
 人間、誰しも嫌いな物、苦手な物は存在するだろう
 そんなもの全くない、と言う人間は希少であると言える
 普通なら、誰だって苦手な物の一つや二つ、存在するのだ

 …ただ苦手、嫌い、なだけなら、まだいいだろう
 しかし、それが恐怖症レベルまでくると、厄介だ
 その対象は、その人物にとっては恐ろしい「毒」となりうる
 恐怖症を抱く対象との接触が原因で、心臓麻痺を起こす可能性だってありうるのだ
 そんな物を抱えている相手を殺す為に、その相手だけに効く毒となりえてしまう
 まったく、厄介な物である

 ……実は、この俺、祐樹 ペリシャにも、そんな恐怖症がある
 それは、普通に生活していればめったに遭遇しないものであるから、あまり問題がないのが幸いである
 都市伝説契約者として世界中を回っている間に、何度か遭遇してはしまったが…幸い、何とかなってきた
 これからも、都市伝説契約者として生きている以上、それらに遭遇する事があるかもしれない
 それは、俺にとって毒となりうる、恐ろしい存在だ
 できることならば、それと遭遇したくないものだ
 俺はいつでもそう願ってはいるのだが…

 この街は、それを許してくれないらしかった









「祝福の鐘よ鳴れ 鳴り響きしその音は 世界中を祝福し ……」

 12月24日
 朝早く、祐樹は店の前の雪かきをしていた
 今回、ククージィが始めた店は、祐樹があまり手伝い出来そうにない店だ
 だからせめて、雪かきくらいはしなければ
 いつも通り、即興の詩を口ずさみながら作業をしていく
 そうやって、雪かきが大分進んだ時だった

「----メリークリスマァス!」
「っ!」

 かけられた声に、警戒体勢を取る
 そこにいたのは…サンタクロース
 赤い衣装を着ているところを見ると、ブラックサンタではなさそうだ
 しかし、血塗れサンタの可能性はある

「……誰だ」
「良い子にはプレゼントを!」

 サンタクロースが袋を開ける
 そこから飛び出した、それに


 祐樹は、盛大に悲鳴を上げた


「------祐樹!?」

 家の中で、朝食の準備をしていたククージィ
 己の契約者の悲鳴に、外へと飛び出す
 店の前で雪かきをしていたはずの祐樹
 ククージィが飛び出した時、そこには

「………おや」

 きゅう
 ものの見事に気絶している祐樹と
 その祐樹の胸元にちょこんと腰掛

「しゃぎゃー」

 と、鳴き声をあげている、子ライオンの姿があったのだった




 ------そうだ
 俺は、どうにもライオン、と言う生き物が苦手なのだ
 子供であっても、苦手だ
 他の猫科の生物は平気だが、ライオンだけは駄目なのだ
 原因は自分でもよく覚えていないが、確か、幼い頃、施設の中でつけっぱなしだったテレビで流れていた、ライオンが人間を襲い、食べていく映画が原因なのではないかと思う

 …とにかく
 俺は、ライオンだけがどうしても駄目なのだ
 だから、俺は願わずにはいられない

 …ライオンの姿をしたビター・ポイズンに出会うことがありませんように、と






fin








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