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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者-33a

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12月24日 7:00


「…朝早く申し訳ありません、お嬢様。報告を…」

 ……………
 この日の朝、上司であるH-No,0への報告をすべく、彼女の部屋に入ったG-No,1は
 部屋の中にいた上司の姿に、一瞬、止まった

「おぉ、Gか。どうしたのじゃ?」

 寝起きの悪い彼女だが、幸い、今朝は早く起きてくれたようだ
 既に、寝起きの状態から脱している
 …Gは、正気に戻って報告を続けた

「報告いたします。学校町内にて、恐怖のサンタが活動中。モンスの天使契約者がそれを抑えに出ています」
「うむ」
「…それと。あの黒服が……命令されてもいないのに、アレを放出したのですが」
「む、またか」

 …飛び回る全裸マッスルを想像したのだろう
 彼女は、やや辟易した表情を浮かべた
 どうにかしたいのだが、彼は自分達の管轄とは少し外れている為、止めにくいのが辛い

「……以上です」
「わかった……まぁ、死人が出ている訳ではないしのぅ。どうにかなるとは思うのじゃが」

 どこか気楽な様子で、上司はそう言う
 …「組織」上層部は、どうしても年配の者で占められがちだ
 故に、やや時代感覚がズレている者も多いのも事実
 彼女も、その一人である
 死人が出ていないから、と言う問題ではないのだが……あの過労死候補の黒服が彼女の今の言葉を聞いたら、また頭痛と胃痛を覚えそうだ

「…ところで、お嬢様」
「何じゃ?」
「その服は、一体?」

 ……改めて、それを尋ねるG
 上司は、黒服の標準装備である黒スーツではなく……可愛らしい、ゴスロリミニスカサンタ服を着ていた
 似合っているから困る

「うむ!H-No,360が妾にクリスマスプレゼントだと言って、プレゼントしてくれたのじゃ!」
「……また、彼ですか」

 顔の縫い目を抑え付け、Gは頭痛を覚える
 ……あの、エロ魔人は……

「しかも、あやつめ、今日は何人もの女にプレゼントを渡す予定らしいのじゃが、妾に一番初めにプレゼントを渡してくれたのじゃ!着てやったら、喜んでおったぞ!」
「…まさかですが、H-No,360の目の前で着替えたので?」
「そうじゃが??」

 ………ますます、頭痛がする

「似合っておろう?」

 なんとも上機嫌に、くるり、その場で一回転などする、上司の姿に

「……はい、よくお似合いです」

 と、Gはそう答えるしかないのだった





終われ






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