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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者-33b

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匿名ユーザー

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「…さてっと。一応、Gの野郎に報告を…………っ!?」

 懐から、携帯を取り出そうとして
 げほげほと、黒服Hは咳き込みだした
 傍の壁にもたれかかり、しばし咳き込み続ける

 ------ぽたり

 白い雪の上に、鮮血が飛び散る

「あー………くそっ」

 口の中に広がる血の味
 体中を走り回る不快感に、表情をゆがめる

 ……命を長引かせる為の「切り札」を仕込んだとは言え…これでは、本末転倒か
 だとしても、「組織」のメンテナンスを、まともに受けていい状態ではないのだ
 この「切り札」に気づかれたくない
 だからといって、「薔薇十字団」にその手のメンテナンスを頼む訳にも…

「……仕方ねぇか」

 苦笑し、上司への報告は後回しにして……別の番号へと、かける

「…よぉ、辰也………ん?お楽しみの最中だったか?……ま、そう言うな…………悪い、今度、そっち顔出すから…アレ、頼む」

 簡潔に用件だけを告げて、電話を切った
 再び、体中を走りぬける不快感
 げほげほと、再び咳き込む

 ぽたり、ぽたり
 雪の上に、真っ赤な広がりが出来ていく

「…あ~、畜生……まぁ、人前でこの症状が出ないだけ、マシか…」

 体が、拒絶反応を起こしている
 それを、はっきりと自覚する

 …だが、これは「切り札」なのだ
 「組織」の強硬派や過激派を、始末し続けるうえで…自分とて、いつ消されそうになるか、わからないから
 だから、これは「保険」で「切り札」
 どんなに拒絶反応が起こったとしても、手放す訳にはいかない

「……さて、今日はもう、仕事がないといいねぇ…」


 一人、ぼそりと呟いて
 黒服Hは、路地裏に姿を消した


 …後には気絶したサンタと、血溜まりだけが残されたのだった






to be … ?






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