「えーっと…目撃情報からするとここだよな…」「そう…ですね。というか、あれじゃないんでしょうか…」
金さんの指さす先に、標的の相手はいなかった。いたのは緑色の全身タイツで頭に植物をはやした中年のおじさん。
「いや、あれは『アロエビスクマン』といってだな。突如現れて踊っては去っていく…という害のないおじさんなんだ」
「…世界というものは、広いですね…」金さんが感嘆したように手に持っている本をめくる。
金さんの指さす先に、標的の相手はいなかった。いたのは緑色の全身タイツで頭に植物をはやした中年のおじさん。
「いや、あれは『アロエビスクマン』といってだな。突如現れて踊っては去っていく…という害のないおじさんなんだ」
「…世界というものは、広いですね…」金さんが感嘆したように手に持っている本をめくる。
不意に「…!…何かが来る…!邪な心を持った人、が…」
こっちゃんが何かを感じ取ったようだ。どうやら標的の人物が現れるようだ。
こっちゃんが何かを感じ取ったようだ。どうやら標的の人物が現れるようだ。
「えーと、そうだ!ここにバズーカ砲つければもっと強くなるんじゃね?うはww俺天才wwwww」
「あれ…」「…だな」
眼鏡をかけた太った男。目撃証言と一致する。その男は、俺たちを見るなり、ひどく驚いた。
「む、むおっ?!小人に石像…ハッ!」
「お前が最近、暴れt「き、狐耳の和服幼女…萌える…!」…人の話はまず聞け」
「その様子…ま、まさか吾輩を始末しに来たのでござるか!?」「…物分かりのいい人で助かります。その通りです」
いつもどおりにふるまうノミ沢。こいつはいつでも冷静だな…。そして顔色一つ変えない金さん。というか石像だから表情が変わらないのだが
それらと対照的なのはこっちゃん。いつもとは違った弱気なオーラが見える気がする。
「…ああいうの、駄目……生理的に受け付けない…」
「なっ!?その格好だけでなく、ツンデレですと!?なお良い!」
「あー、なんだ、とりあえずそういう発言は止めたってくれ。この子怒らすと怖いから」
「むお…そのようなかわゆい幼女とお主、契っておるのか!?許せん、許せんぞおおおお!」
眼鏡をかけた太った男。目撃証言と一致する。その男は、俺たちを見るなり、ひどく驚いた。
「む、むおっ?!小人に石像…ハッ!」
「お前が最近、暴れt「き、狐耳の和服幼女…萌える…!」…人の話はまず聞け」
「その様子…ま、まさか吾輩を始末しに来たのでござるか!?」「…物分かりのいい人で助かります。その通りです」
いつもどおりにふるまうノミ沢。こいつはいつでも冷静だな…。そして顔色一つ変えない金さん。というか石像だから表情が変わらないのだが
それらと対照的なのはこっちゃん。いつもとは違った弱気なオーラが見える気がする。
「…ああいうの、駄目……生理的に受け付けない…」
「なっ!?その格好だけでなく、ツンデレですと!?なお良い!」
「あー、なんだ、とりあえずそういう発言は止めたってくれ。この子怒らすと怖いから」
「むお…そのようなかわゆい幼女とお主、契っておるのか!?許せん、許せんぞおおおお!」
なんかよく分からん理由で怒りだした男から、何かすごいオーラ、どす黒い何かが出てきている。
「ぐ、ぐおおおおおおおおおおお!」いったい…何が出るっていうんだ…?
「ぐ、ぐおおおおおおおおおおお!」いったい…何が出るっていうんだ…?
…………
「ハァーーーーッハッハッハ!いい目覚めだ!なかなかに骨のありそうな奴らと戦えるのだからな!」
「何だこいつ…?性格、というか人格が変わってる…?」
「…彼の能力…一体…?」「冥土の土産に教えてやろう、小人。我が能力の一部…それがこの『邪気眼』だ」
「何だこいつ…?性格、というか人格が変わってる…?」
「…彼の能力…一体…?」「冥土の土産に教えてやろう、小人。我が能力の一部…それがこの『邪気眼』だ」
その昔、とある青年が発症した、という設定で生活していたもの。それが邪気眼。
曰く、急に腕が痛み出したり、謎の能力を持っていたり、常に穴あき手袋をしていたりするらしい。
曰く、急に腕が痛み出したり、謎の能力を持っていたり、常に穴あき手袋をしていたりするらしい。
「だが、この眼はこの器の中に眠るわが魂を目覚めさせるためのものに過ぎん…我が真の力…見せ付けてくれようぞ」
「っ!まずい!早く何とかしないとっ!」金さんが邪気眼男に向かって突っ込む。「おい、止めっ!危険だ!」
「”蜘蛛の糸”!」背中の薪を取り出すと、一瞬でそれが剣に変わり、突きの姿勢に入る。
「石像、なかなかいい動きだ。が、そんなもろい剣では我に傷一つつけることすらできぬぞ…」
「っ!まずい!早く何とかしないとっ!」金さんが邪気眼男に向かって突っ込む。「おい、止めっ!危険だ!」
「”蜘蛛の糸”!」背中の薪を取り出すと、一瞬でそれが剣に変わり、突きの姿勢に入る。
「石像、なかなかいい動きだ。が、そんなもろい剣では我に傷一つつけることすらできぬぞ…」
「現れよ!我がしもべ、”最硬自律盾 メタラチナ・シールド”!!」
ガキィン!「…くっ!堅い…」
奴の開いたノートから突然現れた光り輝く盾によって、金さんはその剣を阻まれた。
「…あれも、邪気眼の能力…?」「いえ、奴の発言からして邪気眼の能力は精神の開放に過ぎません。おそらく、別の何か、でしょう」
「その考え…半分正解、といったところだな、小人」邪気眼が、嘲るような笑みを見せる。
「……そのネーミングセンス、そして邪気眼……そうか!お前の能力、『厨二病』だな!?」「ほぅ、なかなか鋭いな青年。正解だ」
奴の開いたノートから突然現れた光り輝く盾によって、金さんはその剣を阻まれた。
「…あれも、邪気眼の能力…?」「いえ、奴の発言からして邪気眼の能力は精神の開放に過ぎません。おそらく、別の何か、でしょう」
「その考え…半分正解、といったところだな、小人」邪気眼が、嘲るような笑みを見せる。
「……そのネーミングセンス、そして邪気眼……そうか!お前の能力、『厨二病』だな!?」「ほぅ、なかなか鋭いな青年。正解だ」
厨二病。その名の通り、人生の中で最も馬鹿といわれる中学二年生のような思考回路になる病気だ。
本来は言動がおかしい、別人格(という設定を持つ)といったアニメなどに影響された末であり、何の影響もない。
本来は言動がおかしい、別人格(という設定を持つ)といったアニメなどに影響された末であり、何の影響もない。
「この器の持ち主はな、素質がある。だから、我が元たる力に魅入られ、この力を手にしたのだよ」
「つまり、元々の厨二病をさらに悪化させたっていうのかい」「悪化?そんなことはしてないさ」
厨二男は言葉を続ける。
「この器の持ち主には厨二病の力で我がしもべを生み出してもらっているだけさ。持ち主には何の干渉もしていない。
さぁ、無駄話はやめだ!新次元の創造主たるこの器の持ち主の力、とくと見るがいい!」
「あのノート…一体どんな凶悪な厨二設定を書き連ねてやがるんだ…」「…まさか…私の剣が通らないとは…」
「つまり、元々の厨二病をさらに悪化させたっていうのかい」「悪化?そんなことはしてないさ」
厨二男は言葉を続ける。
「この器の持ち主には厨二病の力で我がしもべを生み出してもらっているだけさ。持ち主には何の干渉もしていない。
さぁ、無駄話はやめだ!新次元の創造主たるこの器の持ち主の力、とくと見るがいい!」
「あのノート…一体どんな凶悪な厨二設定を書き連ねてやがるんだ…」「…まさか…私の剣が通らないとは…」