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連載 - 仲介者と追撃者と堕天使と-25

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「…………っち」

 ばさり
 夜の街を飛びながら、マステマは小さく舌打ちした
 街中に……どうにも、動く死体、それも、キョンシーの類が動き回っているような気がする
 キョンシーを使う相手に、嫌な奴がいたことを思い出す

「…「アメリカ政府の陰謀論」、か?」

 エリカ達も大嫌いな、あそこか
 あそこが、この街で何かやろうとしていると言うのか?

「冗談じゃねぇぞ、おい」

 あんな連中に、この街で好き勝手させてたまるか
 いや、自分の力だけでは、抑えられる相手でもないが
 …自分に、何ができる?
 マステマは、それを考える

「……ヘタしたら、呂布のバックにいやがるのも、そいつらか?人質とか卑怯な手段なら、あそこにはそれが十八番な野郎共がいるだろうし…」

 気に食わない
 その手の悪党は、自分もエリカ達も大嫌いだ
 うん、見つけたら容赦なく殺して問題ない

「とりあえず、あの野郎に伝えた方が………ん?」

 …犬メイドにつけている悪霊の、周囲の様子を探ろうとして
 ……キョンシーらしき…気配を、感じた

「…おいおい。見張られてんじゃねぇだろうな…?」

 念のため、あの辺りに攻撃性の高い悪霊を向かわせた方がいいか?
 自分も、一応向かっておくが


 ばさり、マステマは夜の街を飛ぶ
 その背に、無数の悪霊を従えて

 悪霊の十分の一を従える権利を、マステマは持っている
 …この世にいる悪霊の数なんざ、誰もわからない
 ゆえに、マステマが従える悪霊は、あまりにも多い

 罪を背負った魂のなれの果てを従えて
 堕天使は、惚れた女の力になりたいと、学校町で動き続ける



to be … ?

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