南区のその一角で、銃声が鳴り響く
三人の警察官が、襲い掛かってくるコーク・ロアに支配された被害者達に、その影響を取り除く特殊な薬品を内臓する特殊弾を放っていく
…何らかの都市伝説の影響が働いているのだろう
一般人の姿がない為、わりと遠慮なく発砲し続けている
三人の警察官が、襲い掛かってくるコーク・ロアに支配された被害者達に、その影響を取り除く特殊な薬品を内臓する特殊弾を放っていく
…何らかの都市伝説の影響が働いているのだろう
一般人の姿がない為、わりと遠慮なく発砲し続けている
「あぁ、くそ、弾切れか!?……ッ広瀬警部補!」
「今、そちらに装填済みの銃を………っ!?」
「今、そちらに装填済みの銃を………っ!?」
中年の警察官に、特殊弾を装填済の銃を投げ渡そうとした広瀬 美緒
しかし…その彼女の体を、背後から現れた何者かが、押さえ込んだ
振り返れば、包帯塗れの顔の何者かがいて……その、ぽっかりと空洞になったような目の位置に、狂気がにじみ出ていて
その体に、漆黒の蛇が巻きつき、ゲラゲラと笑っていた
しかし…その彼女の体を、背後から現れた何者かが、押さえ込んだ
振り返れば、包帯塗れの顔の何者かがいて……その、ぽっかりと空洞になったような目の位置に、狂気がにじみ出ていて
その体に、漆黒の蛇が巻きつき、ゲラゲラと笑っていた
「注射ぁ……して、あげようかぁあ……?」
『ヒャッハハハハハハハハ!!やッチマエ!!タップリト注射シテヤレヨォオオ!!』
「--ッ注射男……!」
『ヒャッハハハハハハハハ!!やッチマエ!!タップリト注射シテヤレヨォオオ!!』
「--ッ注射男……!」
その腕から逃れようとするが、都市伝説の強い腕力で押さえ込まれ、身動きできない
注射男の片腕に…どす紫色の液体の入った注射器が、現れて
中年警官が、急いで駆け寄ろうとしてくるが……距離がありすぎる
間に合わない
注射器は、そのまま、美緒の腕に、注射を打とうとして
注射男の片腕に…どす紫色の液体の入った注射器が、現れて
中年警官が、急いで駆け寄ろうとしてくるが……距離がありすぎる
間に合わない
注射器は、そのまま、美緒の腕に、注射を打とうとして
「----っぎ!?」
『グァ!?』
『グァ!?』
すぱぁんっ、と
その腕が……あっけなく、切り飛ばされた
鮮血を撒き散らし、注射男は痛みに悶え、美緒から手を離す
その腕が……あっけなく、切り飛ばされた
鮮血を撒き散らし、注射男は痛みに悶え、美緒から手を離す
「無事ですか!?」
「…影守、さん…………はい、問題、ありません」
「…影守、さん…………はい、問題、ありません」
刀を手にし、鎧を纏った影守が美緒を背後に庇うように、注射男の前に立った
刀の切っ先は、痛みに悶える注射男に向けられている
刀の切っ先は、痛みに悶える注射男に向けられている
「都市伝説や、悪魔の囁き憑きの相手は、俺達が引き受けます。あなた達は、コーク・ロア被害者の対処を!」
「……わかりました」
「……わかりました」
影守がきたことで………少し
ほんの、少しだけ
美緒は、ほっとしたような表情を、浮かべたのだが
その表情は、すぐにいつもの、どこか冷たい表情へと、戻った
ほんの、少しだけ
美緒は、ほっとしたような表情を、浮かべたのだが
その表情は、すぐにいつもの、どこか冷たい表情へと、戻った
「無事か?警部補殿」
「…問題ありません。都市伝説の相手は「組織」の方にお任せしましょう」
「…問題ありません。都市伝説の相手は「組織」の方にお任せしましょう」
駆け寄ってきた中年警官に、弾を装填済の銃を手渡す美緒
あぁ、と中年警官は、頷いて
あぁ、と中年警官は、頷いて
「……よかったな?ここに駆けつけたのが、あの兄ちゃんで」
「……………どう言う意味ですか?」
「いや、警部補殿としては、嬉しいんじゃないかと思ってな」
「この状況で、馬鹿な事を仰らないでください。訴えますよ?そして勝ちますよ?」
「……………どう言う意味ですか?」
「いや、警部補殿としては、嬉しいんじゃないかと思ってな」
「この状況で、馬鹿な事を仰らないでください。訴えますよ?そして勝ちますよ?」
わかったわかった、と苦笑して、中年警官は再び、コーク・ロア被害者達に向かっていく
美緒も、そちらに応戦したいが……自分は三人のサポートで精一杯だ
駆けつけた影守のサポートも…彼女には、無理だから
美緒も、そちらに応戦したいが……自分は三人のサポートで精一杯だ
駆けつけた影守のサポートも…彼女には、無理だから
「………どうか………………誰も、死なないでくださいよ……」
ぽつり、と
小さく呟かれた、美緒の言葉は
小さく呟かれた、美緒の言葉は
誰の耳にも届く事なく、喧騒の中吸い込まれて、消えた
to be … ?