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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - マッドガッサーと愉快な仲間たち・似非関西弁女-05

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Elfriede

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マッドガッサーと愉快な仲間たち・似非関西弁女編 05


コンナマンガヲカイテイルグライダシ
どこか遠くから聞こえてくるような
スキナンデショコウイウコト
水中から水面の音を聞くような
シンボクヲフカメルタメニ
虚ろな意識と霞む視界
ミンナデタノシモウジャナイカ
その時にあった事はほとんど覚えていない
いつの間にか、力を手にしていた
いつの間にか、力の使い方を知っていた
だから
自分の上にのしかかっていた男を
周りにいた何人もの男を
思い切り殴りつけていた
手近にあったもので、ただがむしゃらに
叩いても、ぶつけても、ただ頭に当たりさえすれば力を発揮できた
一人、また一人と意識と記憶を失い倒れていく男達
最後の一人を殴り倒し、震えながら息を切らせている彼女に
「なんだ、助けに入らなくても大丈夫だったな」
いつの間にか部屋の中にいたガスマスクの男が、くっくと喉を鳴らしながら笑う
「契約したてのホヤホヤだろ? どこの組織の息も掛かってない都市伝説の契約者は俺にとってありがたい存在でね」
「都市伝説の……契約者」
「俺と一緒に来れば色々教えてやるぜ、どうだい?」
曖昧な記憶の中でぐるぐると蠢く異性への恐怖
ガスマスクに覆われた彼の顔は、その恐怖感を少しだけ和らげてくれて
差し出された手を、躊躇いながらも怖々と握り返していた

男という存在は怖かった
そういう点で、割と細身でガスマスクで顔を隠したマッドガッサーという存在は少しだけ恐怖を和らげてくれる
趣味や性癖などの部分は普通のエロ男なのだが、不思議と自分をそういう目で見てくる事は無かった
「んで、だ。一通りのレクチャーは済んだわけだが。俺達の仲間になるかい?」
ある日、都市伝説についての講釈を一通り終えたマッドガッサーが言った言葉に、彼女は首を傾げる
自分は仲間として勧誘されてきたのではなかったのか
「そりゃまあ俺達としちゃ仲間が増えるのはありがたいさ。だけどな、お前さんの能力なら別に日常生活には大して支障は無い。まだ引き返せるところにいるって事だ」
ただ漠然と手伝いたいと言っても、彼は断るだろう
だから、漫画のネタのためという理由で
エロ漫画描きという自分の生活の糧のためという理由をでっち上げて
「……ウチかてこれで飯食ってるんや。そのための参考資料としてやな!」
何処まで本気で受け取っているのかは判らない
だが表向きの態度と言動はそれをきちんと受け止めていてくれた
「おうよ、任せとけ。俺達の活動に協力してくれるならネタ集めにゃ事欠かないさ。頼りにしてるぜ?」
そんな何気ない信頼の言葉が
彼女が生きていく原動力となっていた

―――

「それにしてもな、元気になった途端よくわからん関西弁になった時はびっくりしたもんだ」
「なんかこうなー、がばーっと一気に自分を変えたるって気分になってなぁ」
ベッドの上で抱き合い、互いの温もりと心音を感じ合いながら
「髪型もポニテにしたし、眼鏡もコンタクトにしたし、いっそ言葉も変えたろ思ったんやけど。なんとなくできそうなんが関西弁っぽいのぐらいやったん」
えへへ、と照れ笑いを浮かべたその顔は、昔の気弱そうな面影が僅かに浮かんでいた
「こうやって元気にやっとれるのも、この妙ちきりんな力のお陰なんやなー」
「俺のお陰じゃないのかね」
「この力があったから、マッドはんが来てくれたんやろ?」
「都市伝説は引かれ合うって言うしな」
似非関西弁女を上に抱き合ってた二人だが
「さて、と……流石に上でやるのは無理だろ?」
「り、理論は知ってる!」
「理論って……まあ無理するな。ゆっくりやっていこう」
マッドガッサーはぐいと身体を起こすと、彼女の身体を転がして膝の上に座らせ、後ろから抱きすくめる
「媚薬とか使ってるわけじゃないし、しっかり準備しないとな」
「んっ、ひゃう!?」
ふわりと優しく包み込むように、両手が胸の二つの膨らみに触れる
その指が軽く蠢く度に身体に震えが走り、彼女の喉からは小さく高い声が跳ねるように飛び出す
「は……んっ……く、ふっ……ぅ……うぅんっ!」
「敏感なんだな。そんなに手間は掛からなさそうだ」
「手間って……ふぁっ!?」
問い返す間もなく、肩口から首筋に掛けて口付けが降り注ぎ、意識がそちらに持っていかれる
「肌、本当に綺麗だよな」
片手が胸から離れ、するりと太股の内側に滑り込む
その間も胸に触れている手は動きを止まらない
「危ない事やって傷モノにでもなったら勿体無いだろ。だからいつも危ない事はするなってだな」
「傷モノになったら……マッドはんは、抱いてくれへん?」
「んなわけないだろ」
「せやったらええやん……ウチだって色々役に立ちた、ぁんっ!」
「傷モノになっても好きなのと、傷モノにしたくないのは別だっつーの」
太股の内側を撫で回していた手が、ぺたんと下腹部に当てられる
指が丁度、下着越しに割れ目に沿うように押し当てられて、器用に波打つように蠢く
「ふぁ、や、何……ぁ、んんっ!」
「気分悪くなったりはしないか? 大丈夫ならもっと続けるが」
「よくわからんけど……大丈夫やと思う……」
「よし、それじゃすぱっと」
「ひゃわ!?」
言うが早いか、両手でショーツの端を摘んだかと思うと一気に膝まで脱がせてしまう
「ほらほら上もだ、両手上げてー」
「へ? わ、わわ!? はわ!?」
実に手際よくショーツとスポーツブラを脱がせられ、一糸纏わぬ姿にされてしまった
そのままベッドにころりと転がされ、じっくりとその造形を観察される
そしてマッドガッサーもまた、残る衣服を脱ぎ捨ててその全てを曝け出す
「にゃ!? は、はわっ!?」
そそり勃つモノを見て、思わず声を上げる似非関西弁女
「いつも見てるだろ、捕まえた女を犯ってる時とか」
「そ、そないな事言われても……マッドはんの雰囲気もちゃうし、こう、改めて間近に見ると、その」
「ん、まあ無理すんな。俺が全部してやるから」
仰向けの似非関西弁女に覆い被さるように肌を重ね、上から表情の変化を楽しむように見詰めながら
頬に、首筋に、唇に、口付けを繰り返す
「こんな、ふ、に……優しっ、して、ん……見た事、な……もんっ……」
蕩けるような表情と声
「そりゃまあ、ただヤりたいだけの時とは違うさ」
愛撫に反応し震える胸の先端に吸い付き、舌先で弄びながら
「下着の上から触ってた時点で結構濡れてたから、もう大丈夫だとは思うが」
つい、と
年齢の割には薄い茂みをなぞり奥へと指を滑り込ませ、熱くぬるりとした感触を確かめる
割れ目をなぞるように指を這わせ、中指の先で探るように奥へと潜り込ませる
「ひぁ、んっ!?」
指に絡みつききゅうきゅうと締め付けてくる具合を確認し
ふと、顔を上げて彼女の顔を見ると
ぼろぼろと涙を流している彼女の顔が、そこにはあった
「どうした、痛かったとか?」
「……ぅ……ちゃうねん……逆」
嗚咽混じりの、か細い声
「マッドはん……ウチ、初めてはマッドはんが良かったなぁ」
そんな言葉に、マッドガッサーは涙を流し震える彼女をぎゅっと抱き締める
「それを知ってる奴らはもういない。それなら、俺が気にせずお前が覚えてないならノーカウントだ」
彼女の肌に押し付けられた脈打つものの感触
「だから、お前の初めては俺のものだ。お前の心も、身体も、過去も、未来も」
ぐい、と腰が動かされ
先端が敏感な部分を擦り上げ、抱き締められた腕の中で彼女の身体がびくんと震える
「お前は俺の契約者(もの)だ……そうだろ?」
「………………うん」
涙で濡れた顔が、僅かに笑う
「ウチを、マッドはんのものにして」
まだかすかに震えている声に応え
「んっ……」
ゆっくりと、ゆっくりと押し広げるように奥へと沈み込んでいく感触
「はっ……ぁ……」
「きつそうだが、大丈夫か?」
「おっき……から……でも、大丈夫……んぅっ!」
ぴっちりとマッドガッサーのものを包み込み
溢れんばかりだった蜜が押し出されるように零れ落ちてベッドに大きな染みを作っていく
身体の中心を真っ直ぐに貫くように、頭の天辺まで快感が駆け抜けて
「まっ、だ、動いたら、あ、かんっ……て、ぇん、んぅっ!」
「いやいや微動だにしないとかぶっちゃけ無理だから」
僅かな身動ぎのたびに嬌声を上げて身体を震わせる
「ただ契約だからってやるのも難だしな、ちゃんと気持ち良くやろうぜ?」
「ん、ぅ……ウチは……マッドはんと繋がってるだけで……も……イッてまいそ……」
一人で快感を貪ろうとはせず、必死に我慢して堪えている似非関西弁女の顔に、一瞬だけ仲間としての意識が飛び雌を見る雄の表情が浮かぶ
「我慢しなくていいぞ、ちゃんと契約が完了するまで何度でも気持ち良くしてやるから」
「ふぇ!? そ、そんなんで、ちゃんと契約でき、んんぅっ!」
「大丈夫大丈夫、俺に任せておけ」
言葉を抑え込むように、動きを大きくして奥までぐいと突きいれる
「ひゃふっ!?」
仲間としての勇ましい声でもない
過去に縛られた弱々しい声でもない
ただ今の自分だけが独占できる、自分だけの彼女の声
動きに合わせて奏でられる甘い甘い鳴き声は、今まで嬲り尽くしてきた女達のどれとも違う
美味い食事のように、心地よいまどろみのように、欲望の奥底に染み込むような快感
自然と指が絡み合い、舌が絡み合い、いきり勃つものと蕩けるものが絡み合い、心が絡み合い
「もっ、何回も……や、あっ、またっ……」
「俺も、もう出るっ……お前の中にっ……」
お互いを強く抱き締め合い
「あっ、あ、ん、んぅっ!」
大きく脈打ち注ぎ込まれる熱い欲望を、同じように身体を震わせながら受け入れ
「熱いの……いっぱい……」
呆けたように、くたりと力を抜いて大きく息を吐く似非関西弁女
「これで……契約……できたん?」
「ああ、勿論だ」
本当は挿れる前に契約者だと問い応えた時点で契約は成立していたのだが、彼女は色々と必死で気が付いていなかったようだ
「これでお前は俺のものだし、俺はお前のものだ」
「……えへへ」
照れたように笑う彼女の表情に、まだ繋がったままのものが反応する
「ものは相談なんだが。契約抜きにしてもうちょっと続けていいか?」
「ん、ええよ? ウチの身体も心も、全部マッドはんのものやもん……好きなだけしたってや」
もう何度目か解らないほど繰り返された口付けを交わし、二人はまたお互いの身体を求め合う
出会ってから今までの分を全て埋め合わせるように
何度も、何度も

―――


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