●
Tさんの呟きに、俺も無茶苦茶な戦いの終わりが近い事を悟った。
「年貢の納め時だな、ハンニバル」
「……ここで、死ね」
髪を伸ばした黒服さんと腕を竜っのそれっぽいものにした朝比奈のおっちゃんがハンニバルのおっちゃんに言い、攻めよせる。
「くっ!!」
明らかに鞘を狙っていると分かる攻撃。それをハンニバルのおっちゃんは剣で受け止める。
「――っ舐めるなぁ!!!」
ハンニバルのおっちゃんが叫んで剣を振り回し、今まで剣を弾いていた朝比奈のおっちゃんの肩が切り裂かれた。
「竜の装甲を抜いたか」
「おいTさん、おっちゃん大丈夫なんだろうな? 前の時より弱ってんだろ?」
Tさんは「さて……」とか呟くと指をハンニバルのおっちゃんに向けて伸ばした。
「舞、≪エクスカリバー≫が光っているのが見えるな?」
「え? あ、ほんとだ」
≪エクスカリバー≫がいつの間にか光ってる。なんか、怖いな……。
「追い詰められて足掻きだしたということだろう、油断はできん。舞、俺の後ろに下がっていろ」
「お……おう」
言われた通り、Tさんの後ろに下がる。
「貴様ら如きに、私の邪魔はさせぬ!!」
「そう言うんなら、ここから逃げ出してみな……まぁ、この状況じゃ無理だろうがな」
生首のおっちゃんがまたなんか触ったら喰われるっぽい闇を作ってハンニバルのおっちゃんを呑みこもうとする。
「≪マリー・セレスト号≫の神隠し説の応用といったところか……お前には、あまり接近すべきではないようだな」
それを避けたハンニバルのおっちゃんは光る≪エクスカリバー≫を振り回した。
「――っ」
Tさんの鋭い呼吸音が聞こえ、
「破ぁ!!」
ハンニバルのおっちゃんの衝撃波とTさんの光がぶつかって弾ける。
けど、
「うわ、なんかいっぱい飛んできた?!」
剣が光ってるせいかさっきよりもはっきりと見える衝撃波の群れがこっちに飛んできた。
「っ、――無差別攻撃、いや、視ているな? 退路を確保するために何処を切り拓くのが一番有効か!」
Tさんが両手に光を溜め、斬撃への防壁にする。
光弾と光壁、斬撃の破裂音が連続する。
「Tさん、少し引き受けよう」
直希の兄ちゃんの言と共に天使が現れて衝撃波を受ける。同時に俺の頭の上を携帯電話が飛んでった。
小規模な爆発。
「姉ちゃん?」
「く、け……」
≪爆発する携帯電話≫の姉ちゃんが辰也の兄ちゃんを抱えながら携帯を放り投げていた。
「こちらは盤石だな」
笑みでTさん。けどすぐ厳しい顔になって、
「向こうが少し不安になってきたか」
ハンニバルのおっちゃんと戦ってる二人は押しきれていないみたいだ。
「Tさん、あの黒服さんが保持している回復術が……」
「おそらく限界にきているだろうな」
言われて初めて気付く。髪の伸びる黒服さんの様子がおかしくなってる。そう、傷が……、
「回復、遅くなってねぇか?」
「石に限界が来たのだろう。このまま長引かれると不味いな」
「しかしここを僕たちが動いてしまうと階段から脱出されるぞ」
「でも髪の伸びる黒服さんぜってえ退かねえぜ? どうすんだよ」
「仕方ない、俺が――ん?」
Tさんが言いかけて口をつぐみ、衝撃波の群れを防ぎながらこっちを振り返った。あぶねぇなこの野郎。
「辰也、それは成功しそうか?」
「え?」
反射的に辰也の兄ちゃんを見る。
兄ちゃんはなにやら床を足で叩きながら、
「俺の全てを、賭けて……成功させるさ……」
Tさんは答えた辰也の兄ちゃんの目を何秒か睨みつけるようにして、
「……ならばその賭けに乗ろう」
頷き、ハンニバルのおっちゃんの方向に向き直った。
「髪の黒服さんも気付いたみたいだ」
直希の兄ちゃんが髪の伸びる黒服さんの方を向いて小声で言う。
「では詰めに入ろう。辰也、指揮を」
俺の疑問を余所に男衆の間では、なにやら作戦ができあがったらしかった。
「年貢の納め時だな、ハンニバル」
「……ここで、死ね」
髪を伸ばした黒服さんと腕を竜っのそれっぽいものにした朝比奈のおっちゃんがハンニバルのおっちゃんに言い、攻めよせる。
「くっ!!」
明らかに鞘を狙っていると分かる攻撃。それをハンニバルのおっちゃんは剣で受け止める。
「――っ舐めるなぁ!!!」
ハンニバルのおっちゃんが叫んで剣を振り回し、今まで剣を弾いていた朝比奈のおっちゃんの肩が切り裂かれた。
「竜の装甲を抜いたか」
「おいTさん、おっちゃん大丈夫なんだろうな? 前の時より弱ってんだろ?」
Tさんは「さて……」とか呟くと指をハンニバルのおっちゃんに向けて伸ばした。
「舞、≪エクスカリバー≫が光っているのが見えるな?」
「え? あ、ほんとだ」
≪エクスカリバー≫がいつの間にか光ってる。なんか、怖いな……。
「追い詰められて足掻きだしたということだろう、油断はできん。舞、俺の後ろに下がっていろ」
「お……おう」
言われた通り、Tさんの後ろに下がる。
「貴様ら如きに、私の邪魔はさせぬ!!」
「そう言うんなら、ここから逃げ出してみな……まぁ、この状況じゃ無理だろうがな」
生首のおっちゃんがまたなんか触ったら喰われるっぽい闇を作ってハンニバルのおっちゃんを呑みこもうとする。
「≪マリー・セレスト号≫の神隠し説の応用といったところか……お前には、あまり接近すべきではないようだな」
それを避けたハンニバルのおっちゃんは光る≪エクスカリバー≫を振り回した。
「――っ」
Tさんの鋭い呼吸音が聞こえ、
「破ぁ!!」
ハンニバルのおっちゃんの衝撃波とTさんの光がぶつかって弾ける。
けど、
「うわ、なんかいっぱい飛んできた?!」
剣が光ってるせいかさっきよりもはっきりと見える衝撃波の群れがこっちに飛んできた。
「っ、――無差別攻撃、いや、視ているな? 退路を確保するために何処を切り拓くのが一番有効か!」
Tさんが両手に光を溜め、斬撃への防壁にする。
光弾と光壁、斬撃の破裂音が連続する。
「Tさん、少し引き受けよう」
直希の兄ちゃんの言と共に天使が現れて衝撃波を受ける。同時に俺の頭の上を携帯電話が飛んでった。
小規模な爆発。
「姉ちゃん?」
「く、け……」
≪爆発する携帯電話≫の姉ちゃんが辰也の兄ちゃんを抱えながら携帯を放り投げていた。
「こちらは盤石だな」
笑みでTさん。けどすぐ厳しい顔になって、
「向こうが少し不安になってきたか」
ハンニバルのおっちゃんと戦ってる二人は押しきれていないみたいだ。
「Tさん、あの黒服さんが保持している回復術が……」
「おそらく限界にきているだろうな」
言われて初めて気付く。髪の伸びる黒服さんの様子がおかしくなってる。そう、傷が……、
「回復、遅くなってねぇか?」
「石に限界が来たのだろう。このまま長引かれると不味いな」
「しかしここを僕たちが動いてしまうと階段から脱出されるぞ」
「でも髪の伸びる黒服さんぜってえ退かねえぜ? どうすんだよ」
「仕方ない、俺が――ん?」
Tさんが言いかけて口をつぐみ、衝撃波の群れを防ぎながらこっちを振り返った。あぶねぇなこの野郎。
「辰也、それは成功しそうか?」
「え?」
反射的に辰也の兄ちゃんを見る。
兄ちゃんはなにやら床を足で叩きながら、
「俺の全てを、賭けて……成功させるさ……」
Tさんは答えた辰也の兄ちゃんの目を何秒か睨みつけるようにして、
「……ならばその賭けに乗ろう」
頷き、ハンニバルのおっちゃんの方向に向き直った。
「髪の黒服さんも気付いたみたいだ」
直希の兄ちゃんが髪の伸びる黒服さんの方を向いて小声で言う。
「では詰めに入ろう。辰也、指揮を」
俺の疑問を余所に男衆の間では、なにやら作戦ができあがったらしかった。
●
宏也の疲労が激しい、自分が参戦して宏也の負担を軽くしようかとTさんが思った矢先、辰也が床をある種のパターンを踏んで叩き、宏也になんらかの意図を伝えようとしているのに気付いた。
Tさんは満足に動かない身体を必死に動かしている辰也の目を見てその目に浮かぶ意志に、彼の賭けに乗る事を決めた。
「やるのは……騙し討ち、だ……Tさん、剣を破壊する、か……奴の気をこっちに向けさせてくれ」
「了解した」
答えながら直希と恵に、
「衝撃波の対処を二人に頼みたい」
「任せておいてくれ、もう少しくらいなら天使も喚んでいられる」
「う、ん……大丈夫」
≪光輝の書≫の青年は天使を喚ぶ負担が大きく、≪爆発する携帯電話≫の契約者は衝撃波を目で追って対処しているというよりも爆発物による面の防御を行っている。
長引けばこちらが殺られる。
そう結論し、手に攻撃用の光を現し、辰也に言う。
「準備完了だ」
Tさんは満足に動かない身体を必死に動かしている辰也の目を見てその目に浮かぶ意志に、彼の賭けに乗る事を決めた。
「やるのは……騙し討ち、だ……Tさん、剣を破壊する、か……奴の気をこっちに向けさせてくれ」
「了解した」
答えながら直希と恵に、
「衝撃波の対処を二人に頼みたい」
「任せておいてくれ、もう少しくらいなら天使も喚んでいられる」
「う、ん……大丈夫」
≪光輝の書≫の青年は天使を喚ぶ負担が大きく、≪爆発する携帯電話≫の契約者は衝撃波を目で追って対処しているというよりも爆発物による面の防御を行っている。
長引けばこちらが殺られる。
そう結論し、手に攻撃用の光を現し、辰也に言う。
「準備完了だ」
●
ハンニバルに追いすがり、その脚を絡めとろうとした髪が一瞬で切り落とされる。
その隙に朝比奈秀雄が接近し、
「っ」
鋭い呼気と共にハンニバルへと爪が振り下ろされた。
鞘を狙った左半身への攻撃は、しかし剣を盾にしたハンニバルによって目的を果たす事は出来なかった。
だが、
「竜の爪の一撃だ、刀身の負担はいかばかりだろうな?」
ハンニバルに向けてTさんが構えた腕が白光を纏う、
――あの狂人の鞘を砕く力を、
断続的に飛んでくる衝撃波が払われていく中、幸せを願われた光は光弾としての形を為す。
腕の先、ハンニバルが朝比奈秀雄を剣の一閃で追い払い、鞘へと収めて刀身を復活させようとする。
「……行けっ!」
辰也の声、応答は即座になされた。
「破ぁっ!!!」
光弾がハンニバルへと襲いかかる。
鞘に吸い込まれるように飛んでいく光弾に、剣を鞘に納めるタイミングを逸らされたハンニバルは朝比奈秀雄によって傷んだ刀身を構えて強引に光弾を受け止めた。
痛んだ刀身に亀裂が広がる。
「――っ」
舌打ちが響き、刀身が粉々に砕け散った。
忌々しげにハンニバルが根元をわずかに残すのみとなった剣を鞘に収めた直後、
「――――ッ這い出ろ、≪13階段≫!!!」
辰也の叫びにハンニバルが剣を引き抜きながら階段へと警戒の目を向ける。
しかし階段には何の変化も起きない。
そも、辰也には立ち上がるだけの力すら無いのだ、何かが出来るはずもない。
「……な?」
疑問がハンニバルの口をついて出る。それら一連の動きの間、陰に隠れるように動いている者がいた。
「悪いな」
宏也だ。宏也の髪がハンニバルの左腕を鞘ごと捉えていた。
「あいつは、てめぇの息子である以上に…………俺の、弟分なんだよ」
言葉と共に左腕が骨ごと切り裂かれた。≪エクスカリバー≫の鞘がハンニバルの手から離れる。
「貴様ぁっ!!」
「っ!」
ハンニバルが怒声と共に剣を振るい、宏也を左肩から袈裟懸けに切り裂いた。
鞘は破壊される事無く、先程扉から吐き出された海水の上に落ちる。
「むっ」
衝撃波が飛んでこなくなったため飛び出そうとしたTさんは、ハンニバルが伸ばした手、その先に現れた白い手を見た。
水面から生えた白い手は≪エクスカリバー≫の鞘を掴むとそのまま海面へと沈んでいく。
≪エクスカリバー≫の加護をつかさどる妖精が今更回収に現れたか……。
「終わりだ」
Tさんが小さく呟く。ハンニバルは白い手を恨みのこもった目を向け、
「っ湖の乙女ぇ……! 私に一方的に力を与えておきながら…………私を裏切るのかぁ!!!」
怨嗟の叫びもむなしく鞘は白い手によって回収された。
「ぐ、ぁ……」
失われた左腕はもう二度と癒されることはない。
「――っ!」
ハンニバルは右腕に持った剣を構え、力を使い果たしつつある≪賢者の石≫で傷を再生させる宏也へと走った。
「ただでは、死なぬ、貴様も、死ねぇっ!!!」
「ッ冗談……男と心中する気なんざねぇよ!!」
叫び返し、伸ばした髪でハンニバルを迎撃しようとする宏也。両者が激突する寸前、
「何故だ……何故、視えぬっ!?」
ハンニバルの喚声が木霊した。
「お嬢さん達が、うまくやってくれたらしいなぁ?」
皮肉気に笑う宏也の髪が今度こそハンニバルの全身を覆い尽くした。
「舞、リカちゃん、見るな」
いらえが返るか返らないかのタイミングで宏也の声、
「――――あばよ、狂人。二度と蘇ってくるんじゃねぇ」
直後、ハンニバルの全身が肉片へと解体される異音が聞こえた。ハンニバルであった肉片が血の河の上に落ちていく。右手に握られていた≪エクスカリバー≫が床に落下し、首だけが無傷のまま宙へと放り投げられる。
呆然とした表情のそれに、朝比奈秀雄が炎を吐きつけた。
「Tさん?」
「ああ、舞もリカちゃんも……もういいぞ」
舞達に答え、振り向いた時にはハンニバルはこの世から消滅していた。
その隙に朝比奈秀雄が接近し、
「っ」
鋭い呼気と共にハンニバルへと爪が振り下ろされた。
鞘を狙った左半身への攻撃は、しかし剣を盾にしたハンニバルによって目的を果たす事は出来なかった。
だが、
「竜の爪の一撃だ、刀身の負担はいかばかりだろうな?」
ハンニバルに向けてTさんが構えた腕が白光を纏う、
――あの狂人の鞘を砕く力を、
断続的に飛んでくる衝撃波が払われていく中、幸せを願われた光は光弾としての形を為す。
腕の先、ハンニバルが朝比奈秀雄を剣の一閃で追い払い、鞘へと収めて刀身を復活させようとする。
「……行けっ!」
辰也の声、応答は即座になされた。
「破ぁっ!!!」
光弾がハンニバルへと襲いかかる。
鞘に吸い込まれるように飛んでいく光弾に、剣を鞘に納めるタイミングを逸らされたハンニバルは朝比奈秀雄によって傷んだ刀身を構えて強引に光弾を受け止めた。
痛んだ刀身に亀裂が広がる。
「――っ」
舌打ちが響き、刀身が粉々に砕け散った。
忌々しげにハンニバルが根元をわずかに残すのみとなった剣を鞘に収めた直後、
「――――ッ這い出ろ、≪13階段≫!!!」
辰也の叫びにハンニバルが剣を引き抜きながら階段へと警戒の目を向ける。
しかし階段には何の変化も起きない。
そも、辰也には立ち上がるだけの力すら無いのだ、何かが出来るはずもない。
「……な?」
疑問がハンニバルの口をついて出る。それら一連の動きの間、陰に隠れるように動いている者がいた。
「悪いな」
宏也だ。宏也の髪がハンニバルの左腕を鞘ごと捉えていた。
「あいつは、てめぇの息子である以上に…………俺の、弟分なんだよ」
言葉と共に左腕が骨ごと切り裂かれた。≪エクスカリバー≫の鞘がハンニバルの手から離れる。
「貴様ぁっ!!」
「っ!」
ハンニバルが怒声と共に剣を振るい、宏也を左肩から袈裟懸けに切り裂いた。
鞘は破壊される事無く、先程扉から吐き出された海水の上に落ちる。
「むっ」
衝撃波が飛んでこなくなったため飛び出そうとしたTさんは、ハンニバルが伸ばした手、その先に現れた白い手を見た。
水面から生えた白い手は≪エクスカリバー≫の鞘を掴むとそのまま海面へと沈んでいく。
≪エクスカリバー≫の加護をつかさどる妖精が今更回収に現れたか……。
「終わりだ」
Tさんが小さく呟く。ハンニバルは白い手を恨みのこもった目を向け、
「っ湖の乙女ぇ……! 私に一方的に力を与えておきながら…………私を裏切るのかぁ!!!」
怨嗟の叫びもむなしく鞘は白い手によって回収された。
「ぐ、ぁ……」
失われた左腕はもう二度と癒されることはない。
「――っ!」
ハンニバルは右腕に持った剣を構え、力を使い果たしつつある≪賢者の石≫で傷を再生させる宏也へと走った。
「ただでは、死なぬ、貴様も、死ねぇっ!!!」
「ッ冗談……男と心中する気なんざねぇよ!!」
叫び返し、伸ばした髪でハンニバルを迎撃しようとする宏也。両者が激突する寸前、
「何故だ……何故、視えぬっ!?」
ハンニバルの喚声が木霊した。
「お嬢さん達が、うまくやってくれたらしいなぁ?」
皮肉気に笑う宏也の髪が今度こそハンニバルの全身を覆い尽くした。
「舞、リカちゃん、見るな」
いらえが返るか返らないかのタイミングで宏也の声、
「――――あばよ、狂人。二度と蘇ってくるんじゃねぇ」
直後、ハンニバルの全身が肉片へと解体される異音が聞こえた。ハンニバルであった肉片が血の河の上に落ちていく。右手に握られていた≪エクスカリバー≫が床に落下し、首だけが無傷のまま宙へと放り投げられる。
呆然とした表情のそれに、朝比奈秀雄が炎を吐きつけた。
「Tさん?」
「ああ、舞もリカちゃんも……もういいぞ」
舞達に答え、振り向いた時にはハンニバルはこの世から消滅していた。