謎のオーラを放つもさもさした生き物が逃亡した後、裂邪達はとりあえず場所を移すことにした。
・・・男が女子トイレに長居するのも問題であるし。
・・・男が女子トイレに長居するのも問題であるし。
(瑠璃>…あぁ言うのを見て平気、って事は。黄昏、あなたも契約者なの?
最初に口を開いたのは瑠璃だった。
あまり一般人には知られたくない話題ではあるが、この喧騒の中なら誰にも聞かれないだろう
あまり一般人には知られたくない話題ではあるが、この喧騒の中なら誰にも聞かれないだろう
(裂邪>え?……って事は、瑠璃さんも?
(瑠璃>えぇ、そうよ。鏡のおばーちゃんと契約してるわ
(老婆>『ほっほ。正確には、「鏡の中の四次元婆」だけどねぇ』
(瑠璃>えぇ、そうよ。鏡のおばーちゃんと契約してるわ
(老婆>『ほっほ。正確には、「鏡の中の四次元婆」だけどねぇ』
瑠璃の取り出した手鏡に、白い着物の老婆の姿が映っていた。
(裂邪>追いかけてきてた気配は、その婆ちゃんか
(老婆>『ほっほっほ。鏡さえあれば、どこでも覗けるからねぇ』
(裂邪>(なるほどねぇ・・・トイレの中に逃げたのは失敗だったわけだ;)
(老婆>『ほっほっほ。鏡さえあれば、どこでも覗けるからねぇ』
(裂邪>(なるほどねぇ・・・トイレの中に逃げたのは失敗だったわけだ;)
(瑠璃>それで?あんたは、何と契約してるの?
(裂邪>俺は……このミナワと、他に三つ
(ミナワ>御主人様と契約しています、ミナワと申します
(裂邪>俺は……このミナワと、他に三つ
(ミナワ>御主人様と契約しています、ミナワと申します
軽く頭を下げるミナワ。 瑠璃はそっと笑いかけるが、すぐに表情が変わり、
(瑠璃>……他に三つ?多重契約じゃない。それって、危ないんじゃないの?
素朴だが、大きな疑問。
―――そういえば、シェイドも去年戦った赤マントも同じ事を言ってたっけ。
少し疲れはするけど、ヤバげなデメリットが現れた事は、今のところないような・・・
―――そういえば、シェイドも去年戦った赤マントも同じ事を言ってたっけ。
少し疲れはするけど、ヤバげなデメリットが現れた事は、今のところないような・・・
(裂邪>まぁ、そうだけど…
(ミナワ>大丈夫です!ご主人様のことは、私達が護りますから!
(ミナワ>大丈夫です!ご主人様のことは、私達が護りますから!
ピクリ、と裂邪の腕が一瞬、痙攣する。
いや、正確にはミナワを抱き寄せようと思ったが、人前なので自重しただけなのだが。
いや、正確にはミナワを抱き寄せようと思ったが、人前なので自重しただけなのだが。
(瑠璃>そう。でも、気をつけなさいよ?この街、やたらめったら都市伝説が多いんだから。
契約者だと、特に遭遇しやすいわよ
(裂邪>あぁ…さっきの、赤いマントのおっさんと、赤いはんてんのロリ幼女のように?
(瑠璃>そうね、ちょうど、さっきのって言うか、あそこにいるような…
契約者だと、特に遭遇しやすいわよ
(裂邪>あぁ…さっきの、赤いマントのおっさんと、赤いはんてんのロリ幼女のように?
(瑠璃>そうね、ちょうど、さっきのって言うか、あそこにいるような…
・・・前方に、赤すぎる2人組。
つい先程トイレの中に現れた、赤いマントの男と赤いはんてんの少女が、そこにいた。
つい先程トイレの中に現れた、赤いマントの男と赤いはんてんの少女が、そこにいた。
(裂邪>(ヒャッホォォォォォォォ!! ロリっ子いたぁぁぁぁぁぁぁ!!!
これは是非! お友達になって貰わねば!!
そしてあのおっさん・・・同じ赤マントでもあの時の赤マントとは雰囲気が違う。
俺と同じ匂いがする事が何よりの証拠。あの人もいい友人になれそう。ウヒヒヒヒ・・・)
これは是非! お友達になって貰わねば!!
そしてあのおっさん・・・同じ赤マントでもあの時の赤マントとは雰囲気が違う。
俺と同じ匂いがする事が何よりの証拠。あの人もいい友人になれそう。ウヒヒヒヒ・・・)
裂邪は何故か、ニヤニヤが止まらないのであった。
...END