(裂邪>・・・落ち着いたか?
(ミナワ>ぁ・・・はい、なんとか・・・申し訳ございません
(裂邪>気にするな、厄介事に巻き込んだのは俺だし・・・そんなことより、これってそんなにやばい奴なのか?
(シェイド>明ラカニ危険シカ察知デキンダロウ!?
(裂邪>できねぇよ!俺飲まれかけてるとはいえ仮にも人間だから!お前等みたいに気配に敏感じゃないから!
(シェイド>鍛エレ良カロウ!? 己ノ弟ヲ見習エ!
(裂邪>否定できない自分が大ッ嫌い!!
(ミナワ>ぁ・・・はい、なんとか・・・申し訳ございません
(裂邪>気にするな、厄介事に巻き込んだのは俺だし・・・そんなことより、これってそんなにやばい奴なのか?
(シェイド>明ラカニ危険シカ察知デキンダロウ!?
(裂邪>できねぇよ!俺飲まれかけてるとはいえ仮にも人間だから!お前等みたいに気配に敏感じゃないから!
(シェイド>鍛エレ良カロウ!? 己ノ弟ヲ見習エ!
(裂邪>否定できない自分が大ッ嫌い!!
かつん、と足音が響く。 そして話し声が聞こえた。
(裂邪>(くっ、瑠璃さんか・・・もう一人は誰だ?今まで俺達を追ってた都市伝説か?)
[とりあえずシェイド、お前は下がれ!]
(シェイド>[了解シタ]
[とりあえずシェイド、お前は下がれ!]
(シェイド>[了解シタ]
裂邪の指示を聞き、影に引っ込んだシェイド。 その直後
(裂邪>うわっ!?
(ミナワ>きゃっ!?
(ミナワ>きゃっ!?
トイレの個室いっぱいに赤が広がったかと思うと、
突然赤いマントを羽織った男性と、これまた赤いはんてんを着た幼女が現れた。
突然赤いマントを羽織った男性と、これまた赤いはんてんを着た幼女が現れた。
(幼女>あぅあぅあぅ!?転移先に人がいた上に、また男女でラブきゃっきゃとかどんなデジャヴですか!?
(男性>むぅ、まったくだ。そして、あの時ほどではないが明らかに容量オーバーだな、この個室に
(裂邪>(ウヒッ♪ かわいいロリっ子!って)うぎゃっ!
(男性>むぅ、まったくだ。そして、あの時ほどではないが明らかに容量オーバーだな、この個室に
(裂邪>(ウヒッ♪ かわいいロリっ子!って)うぎゃっ!
扉が開き、狭い個室から4人がどさどさ、と流れ出る。
(ミナワ>あ痛たたた・・・
(幼女>む、何かよくわからないけど、あんまり関わりたくない雰囲気がするのです、赤マント、ここはとっととずらかるのですよ。
そして、花子さんの契約者がやってる執事とメイドの店に行くのです!
(男性>はっはっは、相変わらず自分勝手だな、君は。
まぁ、関わりたくない気配に関しては同感なので、ロリの気配を前にいささか名残惜しいが退散しようか
(幼女>む、何かよくわからないけど、あんまり関わりたくない雰囲気がするのです、赤マント、ここはとっととずらかるのですよ。
そして、花子さんの契約者がやってる執事とメイドの店に行くのです!
(男性>はっはっは、相変わらず自分勝手だな、君は。
まぁ、関わりたくない気配に関しては同感なので、ロリの気配を前にいささか名残惜しいが退散しようか
男性はマントをひらりと翻し、その後2人の姿は忽然と消えてしまった。
(ミナワ>・・・な、なんだったんでしょうか・・・?
(裂邪>俺が聞きたいよ・・・
(あぁ、ロリっ子がぁ・・・しかしあのおっちゃん、同じ匂いがしたのは気の所為か?)
(瑠璃>とりあえず、見つけたわよ
(裂邪>俺が聞きたいよ・・・
(あぁ、ロリっ子がぁ・・・しかしあのおっちゃん、同じ匂いがしたのは気の所為か?)
(瑠璃>とりあえず、見つけたわよ
見上げると、そこには裂邪の先輩・獄門寺瑠璃が立っていた。
ヤバイ、色んな意味でヤバイ。 彼は心の中でそう思った。
ヤバイ、色んな意味でヤバイ。 彼は心の中でそう思った。
(瑠璃>………女子トイレに逃げ込むなんて、変態?
(裂邪>変態じゃないよ!?ちょっとちっちゃな女の子が好きなだけな紳士だよ!?
(瑠璃>それはロリコンという名称の変態でしょ………それは、さておき。あの箱、渡しなさい。本当に危険なんだから
(裂邪>変態じゃないよ!?ちょっとちっちゃな女の子が好きなだけな紳士だよ!?
(瑠璃>それはロリコンという名称の変態でしょ………それは、さておき。あの箱、渡しなさい。本当に危険なんだから
瑠璃が裂邪に迫る。 かなり真剣な表情だ。
(裂邪>(どうする・・・逃げ場は0に近いし、影の中には入れてくれないし・・・
仕方ない、潔く諦めるとしよう。 ミナワも心配してるしな)
(瑠璃>…って、あら?あんた、箱は?
(裂邪>(そうだ、まずは箱を探さなけれbって)え?
仕方ない、潔く諦めるとしよう。 ミナワも心配してるしな)
(瑠璃>…って、あら?あんた、箱は?
(裂邪>(そうだ、まずは箱を探さなけれbって)え?
彼はふと気づく。 個室から押し出された時には既に持っていなかった。
てことは・・・
てことは・・・
(ミナワ>あ、ご、ご主人様、あれ……
ミナワがある方向を指差す。 その指を辿ってみると・・・
l^丶
| '゙"'゙ y-―,
ミ ´ ∀ ` ,:'
;:' ハ,_,ハ ミ ヤター、ダッシュツセイコー
; ⊃;´∀` ;(ヽ, ';
; " ; ,;:' ' ミ
`:;,, "'" ,,,:'
"゙'~"^゙""
| '゙"'゙ y-―,
ミ ´ ∀ ` ,:'
;:' ハ,_,ハ ミ ヤター、ダッシュツセイコー
; ⊃;´∀` ;(ヽ, ';
; " ; ,;:' ' ミ
`:;,, "'" ,,,:'
"゙'~"^゙""
(裂邪>蓋開いちゃった!?出てきちゃった!?
(瑠璃>っちょ………父さんと母さんが始末した奴と、何か違う!?あんなもっさりしてた覚えはないわよ!?
(瑠璃>っちょ………父さんと母さんが始末した奴と、何か違う!?あんなもっさりしてた覚えはないわよ!?
どうやら箱の蓋が開いていたらしく、もさもさした謎の生物が飛び出していた。
そして・・・
そして・・・
l^丶
| '゙"'゙ y-―, ア、ソレニゲロヤニゲロ
ミ ´ ∀ ` ,:'
(丶 (丶 ミ ニゲロ! ニゲロ!!
(( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ
;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, ,
`:; ,:' c c.ミ' c c.ミ
U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
| '゙"'゙ y-―, ア、ソレニゲロヤニゲロ
ミ ´ ∀ ` ,:'
(丶 (丶 ミ ニゲロ! ニゲロ!!
(( ミ ;': ハ,_,ハ ハ,_,ハ
;: ミ ';´∀`'; ';´∀`';, ,
`:; ,:' c c.ミ' c c.ミ
U"゙'''~"^'丶) u''゙"J u''゙"J
と、早々に彼等の目の前から姿を消したのだった。
唖然とする裂邪。
唖然とする裂邪。
(裂邪>・・・・・・か・・・
ようやく、口を開くと・・・
(裂+ミ>かわいい・・・
(瑠璃>言ってる場合かっ!?
(瑠璃>言ってる場合かっ!?
...END