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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 黒服Hと呪われた歌の契約者-59q

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 ……ハンニバルの「最強の目」の本体が隠されていた、研究所の最奥部にて
 エーテルが、そこのパソコンから、広瀬 辰也に関する情報を見つけた……その、直後

「お嬢様!」
「…!ジェラルド!」

 ヘンリエッタの命令で、何かを取りに行くため「組織」本部に戻っていたジェラルドが、ようやく到達した
 …そこに、ダレンと大地の姿を見て、一瞬、止まる

「…安心せい、ジェラルド……ダレン本人、じゃ」
「久しぶりだね、ジェラルド」

 やや警戒した様子を見せたジェラルドに、優しく笑いかけるダレン
 …ヘンリエッタの言葉もあったからか、ジェラルドは警戒を解く

「……お久しぶりです………ご存命でいらしたのですね」
「うん…ジェラルドも、元気そうで良かった」

 小さく笑うダレン
 ジェラルドは…彼をやや苦手としているのか、軽く会釈するだけですませ
 そして、本来の用件をすますべく、ヘンリエッタに駆け寄る

「お嬢様」
「……うむ」

 ジェラルドから渡されたそれを、手にとるヘンリエッタ
 それを見て…マクスウェルが、「あ」と声をあげた

 無理矢理に契約させられ、無理矢理に生かされ続ける契約者
 それを解放させるには……その命を、散らせるか
 もしくは

「…「刃物は縁を切る」…」

 悪魔の囁き騒動の時、朝比奈 秀雄から、「黄金伝説」のドラゴン達を切り離すのにも使用された短刀
 さほど強い力を持っている訳でもないそれ、通常ならば、不意でも打たなければ、強制的な契約の解除などできない

 …だが
 相手が、意思のない状態ならば……

「…さて」

 短刀を手に、ヘンリエッタはゆっくりと、それに近づく
 液体が満たされたカプセルの中に浮かぶその人間を、じっと見詰める

「……今、解放しよう」

 そう言って………ヘンリエッタは、カプセルの前に立ち
 ひゅん、と短刀を振るった


 ----っぷつん、と
 何かが、切れた音が、響いて


(…………え?)

 ---エーテルの、目には
 カプセルの中の人間が……一瞬、ほっとして笑ったように、見えた
 カプセルの中の人間から、都市伝説の気配が消滅する
 数々の、目に関する都市伝説が……カプセルの中の人間との契約を解除され、消滅する

 これで……ハンニバルも、目の効力を失ったはずだ

 ヘンリエッタが、ほっと、小さく息を吐く

「…これで、こちらでの、妾達のやるべき事は終わりじゃな」
「あぁ………ここのデータその他は、後で回収する必要があるけどな」

 だが、今は
 宏也達も向かった研究所に、向かうべきだろう
 そこで、ハンニバルとの戦闘が行われているはずだから
 ……無事だと、いいのだが

「……のう、ダレン。お前は、これ以上は無理をしてついてくる必要はないぞ」
「ヘンリエッタ達が危ない場所に向かうのなら、僕はほうって置けないよ」

 ……大地が何か言いたそうではあるが、恐らく、この男は退かないだろう
 妙なところで頑固というか……譲らないから

「普段、僕らが隠れている異空間を使った方が、早くつけると思う。急ぐんだよね?」
「あぁ……その通りじゃ」

 さぁ、一刻も早く、向かわねば
 ……味方が、誰一人、命を落としていないことを、祈りながら



to be … ?



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