翼が、望によってプールに沈められた
その、直後
その、直後
「翼っ!!」
そこに、駆けつけた青年一人
「ん?……あ、誠」
翼の親友の一人、誠だ
沈んだ翼を見て、誠は慌ててプールに入り
沈んだ翼を見て、誠は慌ててプールに入り
「待ってろ、今助ける!!そして、人工呼吸をがふっ!!??」
そして
思いっきり、翼に殴り飛ばされて
逆に、プールに沈んだ
思いっきり、翼に殴り飛ばされて
逆に、プールに沈んだ
「何という目にもとまらぬ神速のアッパー…と言うか、気合だけで私の「はないちもんめ」を破らないでよ」
「うっせぇ!?っつか、問答無用で沈めてくるなよ!?」
「うっせぇ!?っつか、問答無用で沈めてくるなよ!?」
けほけほと咳き込みながら、やや呆れた様子の望の言葉に反論する翼
そう、翼は誠からの人工呼吸を回避するために、まさしく気合だけで「はないちもんめ」の支配を破り、誠を殴り飛ばしたのだ
…ある意味、相当な精神力である
そう、翼は誠からの人工呼吸を回避するために、まさしく気合だけで「はないちもんめ」の支配を破り、誠を殴り飛ばしたのだ
…ある意味、相当な精神力である
「っつか、兄ちゃんの…知り合い、か?沈んだけど、いいのか?」
「うー、浮かんでこないー」
「うー、浮かんでこないー」
やや心配そうに言った裂邪と、きょとん、と首をかしげている幸太
……誠が、浮かび上がってくる様子はない
……誠が、浮かび上がってくる様子はない
「あー、大丈夫。あいつは鍛えてるし」
「ひっひっひ、その通りぃ」
「ひっひっひ、その通りぃ」
楽しげな笑い声
そちらを見ると、どこか魔女的な雰囲気を思わせる幼女が、プールサイドに近づいてきていた
誠の契約都市伝説、「魔女の一撃」こと、ロレーナだ
彼女は、己の契約者を助ける様子もなく、ひっひ、と笑って
そちらを見ると、どこか魔女的な雰囲気を思わせる幼女が、プールサイドに近づいてきていた
誠の契約都市伝説、「魔女の一撃」こと、ロレーナだ
彼女は、己の契約者を助ける様子もなく、ひっひ、と笑って
「私の主様は、この程度でくたばるお方じゃないからねぇ。その内、意識を取り戻すさね」
「そ、そうなんですか?」
「そ、そうなんですか?」
そうは言われてながらも、心配なのか、ちらちらとそちらに視線をやるミナワ
……数秒後
……数秒後
「っぷは!!」
ざば!!と
わりと平気そうに、誠が顔をだした
見事に、翼とロレーナの言葉通りである
わりと平気そうに、誠が顔をだした
見事に、翼とロレーナの言葉通りである
「…うん、いい拳だ、翼。やっぱ、俺はお前に勝てないな」
「……ったく」
「……ったく」
誠の様子に、翼はため息をついて
…そして、確認するように言う
…そして、確認するように言う
「あれ?お前とロレーナだけで来た訳じゃないよな?恵達は?」
「あぁ、これから来る。せっかく、お前からチケットもらったんだし」
「あぁ、これから来る。せっかく、お前からチケットもらったんだし」
友美から、大門家へ配られたチケット
それを、翼がまた、知り合いに一部配って
マッドガッサー一味にも、配ったのである
それを、翼がまた、知り合いに一部配って
マッドガッサー一味にも、配ったのである
…すなわち
誠とロレーナだけではなく、マッドガッサー達も、この場にやってくる訳で
誠とロレーナだけではなく、マッドガッサー達も、この場にやってくる訳で
「へぇ、初めて来たけど、結構広いのね」
「プールー?」
「プールー?」
スパニッシュフライの契約者、留美と、幼女モードのマリが
「でも、思ったより客いないな。まぁ、広いからそう見えるのか?」
「せやなぁ。ま、ええやん、ゆっくりできるんやし」
「せやなぁ。ま、ええやん、ゆっくりできるんやし」
マッドガッサーが、葵が、姿を現す
…………
おや??
おや??
「ん?恵と辰也は?」
「あー、今来る」
「あー、今来る」
翼の言葉に苦笑するマッドガッサー
…やがて
辰也と、その背後にこそこそと隠れながら、恵がやってきた
…やがて
辰也と、その背後にこそこそと隠れながら、恵がやってきた
……あ、なるほど
翼は納得する
翼は納得する
「…そうだよな、メンタル面、男のままだもんな」
「だからって。男物の水着着る訳にも、な」
「だからって。男物の水着着る訳にも、な」
つまり
…恵が、女物の水着を恥ずかしがって、辰也の背後から出てこなくて
辰也も辰也で、その姿をあまり人に見せたくないのか、恵を庇うように、ゆっくり歩いてきた訳である
……辰也の背中には、かつて背中に刻まれていたシリアルナンバーを焼いた火傷の痕が、残っているのだが
ハンニバルの騒動後、色々と吹っ切れた辰也は、あまり気にしていない様子だ
…恵が、女物の水着を恥ずかしがって、辰也の背後から出てこなくて
辰也も辰也で、その姿をあまり人に見せたくないのか、恵を庇うように、ゆっくり歩いてきた訳である
……辰也の背中には、かつて背中に刻まれていたシリアルナンバーを焼いた火傷の痕が、残っているのだが
ハンニバルの騒動後、色々と吹っ切れた辰也は、あまり気にしていない様子だ
一気に、人が増えてきた光景
……そんな、中
すぅっ………と、水の中で、何かが動いたのだが
それに気づいた者は、いなかった
すぅっ………と、水の中で、何かが動いたのだが
それに気づいた者は、いなかった
エロハプニングイベントに向かって続く