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「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首塚-78i

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 さて
 どうやら、うっかり水死体になりかけていたらしいところ、助かったらしい、と認識した葉
 …なのだが
 はて、何か忘れているような…?

「…おぉ」

 ぽん、と手を打つ葉
 ちゅ?とノロイが首をかしげる

「そうだ、浮き輪」
「ちゅちゅちゅ?」

 そう、浮き輪
 葉は、浮き輪でぷかぷか浮いていた時に、うっかり眠ってしまい流されて
 その最中、うっかり浮き輪から落ちて、水死体一歩手前になっていたのである
 ……その浮き輪は、どこにいった?

 何か、他にも探さなきゃいけないものがある気もするのだが
 一緒に来たはずの部下とか部下とか部下とか
 まぁ、まずはそれよりも浮き輪である

「ん~…どっか、流されたかなぁ?」
「うー?浮き輪??」

 ぴょこりっ
 …小さな少年が、葉の顔を覗き込んできた
 小学校低学年か、幼稚園児といったところか?
 うー?と、愛らしく首を傾げてきている

「うん、そうなんだよ……まぁ、流れるプールなんだし。引っかかってない限り、いつか流れてくるかな」
「うー??浮き輪、待つ?」
「うん、まぁ、待とうかなぁ」

 探すべきなんだろうけど
 眠たいし、面倒臭いし

「あら、なら、探してきましょうか?」
「あれ?いいの?」

 申し出てきた、ビキニとパレオの女性に、首をかしげる葉
 えぇ、と女性は笑ってきた

「それくらい、お安い御用よ?」
「ん~……でも、探させるのは悪いなぁ…やっぱ、自分でも探してみる」

 すっく、と立ち上がる葉
 すると

「うー!浮き輪探すー!おねーちゃんと一緒に探すー!」
「ちゅー!」

 どうやら
 少年とネズミが、ついてきたそうな様子である
 あら、と、女性がどこか困ったような表情をした

「幸太、駄目よ。迷惑かけちゃ…」
「いや、こっちは構わないよ」

 何せ、自分はまた、うっかり眠ってしまう可能性がある
 が、傍に誰かいれば、すぐに起こしてくれるだろう、多分

「うー!おねーちゃんと一緒ー!」
「あら……それじゃあ、すみません……幸太?迷惑かけちゃ駄目よ?」
「うー!」

 どうやら、少年の名前は幸太というらしい
 この様子を見ると、女性とは親子なのだろうか?

「妾も、幸太達につく。それなら問題あるまい?」
「そうね…お願いね?」

 おや、どうやらもう一人いたようだ
 うん、さらにもう一人居れば、うっかり寝ても大丈夫

「見つけたら、すぐに伝えるわね?」
「うー!パパ頑張ってー!」
「ちゅっちゅー!」

 女性が、プールサイドを歩いていく
 さて、自分達は反対方向に行こうか

「……ふぁ」
「うー?おねーたん、眠たい?」
「ん~、ちょっとね…」

 「夢日記」に飲まれた存在
 そんな自分だからこそ、仕方ない

 そう、葉が考えていると


 ……きひひ、と
 小さく、笑い声が聞こえた


「…………そっか……………そうやってお姉ちゃんは…………夢と現の間を、いつも行ったりきたりしてるんだね…………」
「へ?」
「うー??」

 かくん、と首を傾げてくる幸太
 ……んん?
 今、幸太が何か言った様な……?

 ついでに
 何か、大切な事を突っ込み忘れているような…?

「……あれ?パパ??」
「うー?」
「ちゅー?」

 あれ?と
 葉は幸太とネズミと一緒に、首をかしげたのだった



 …きひひ、と
 小さく聞こえた、笑い声は
 夢か現か、わからない







to be … ?




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