自分を猫だと信じ込んだ虎の子がいた
にゃーにゃー鳴いて、猫に混ざりたがる
にゃーにゃー鳴いて、猫に混ざりたがる
虎の子が大人になって
自分が猫ではないと絶望するまで、あと何年?
自分が猫ではないと絶望するまで、あと何年?
Red Cape
「…ぬら、剣を、教えて欲しい」
「うん?……剣なら、親父さん達から習ってるんだろ?」
「……もっと……実戦的な、剣を」
「………お前さんにゃ、まだ早いだろうよ」
「駄目だ………俺は、弱いから。強くなる為には、今から鍛錬を続ける必要がある」
「お前さん、その歳にしちゃあ、十分強いと思うがねぇ」
「……試合での、話だ」
「年上相手に、だぜ?」
「…俺が子供だからと、手加減してくれているだけだろうから」
「……相手の前でそれ、言うなよ?傷つくと思うぜ?」
「ぬらは、俺を買いかぶりすぎだ」
「…やれやれ。本当、お前は龍に似てるよ。似なくていい部分まで、そっくりだ」
「………?」
「あぁ、いや、こっちの話さ、気にするな……………そうだな。稽古、つけてやってもいいぞ」
「…!」
「ただし、俺は甘くないぜ?」
「……構わない」
「よし、それじゃあ、木刀とりな…………俺の技、全て盗んでみせな」
「うん?……剣なら、親父さん達から習ってるんだろ?」
「……もっと……実戦的な、剣を」
「………お前さんにゃ、まだ早いだろうよ」
「駄目だ………俺は、弱いから。強くなる為には、今から鍛錬を続ける必要がある」
「お前さん、その歳にしちゃあ、十分強いと思うがねぇ」
「……試合での、話だ」
「年上相手に、だぜ?」
「…俺が子供だからと、手加減してくれているだけだろうから」
「……相手の前でそれ、言うなよ?傷つくと思うぜ?」
「ぬらは、俺を買いかぶりすぎだ」
「…やれやれ。本当、お前は龍に似てるよ。似なくていい部分まで、そっくりだ」
「………?」
「あぁ、いや、こっちの話さ、気にするな……………そうだな。稽古、つけてやってもいいぞ」
「…!」
「ただし、俺は甘くないぜ?」
「……構わない」
「よし、それじゃあ、木刀とりな…………俺の技、全て盗んでみせな」
あぁして、牙の扱い方を教えたから
あの日、龍一は血に塗れてしまったのか?
あの日、龍一は血に塗れてしまったのか?
いや
教えずとも、きっと、あぁなっていたに違いない
俺が教えずとも、あいつはとっくに、あいつと同じような剣の扱い方を身に付けていたのだから
教えずとも、きっと、あぁなっていたに違いない
俺が教えずとも、あいつはとっくに、あいつと同じような剣の扱い方を身に付けていたのだから
fin