アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - はないちもんめ-09

最終更新:

199105274594ts

- view
だれでも歓迎! 編集
深夜の公園にガキィンと金属同士がぶつかり合う音が鳴り響く
青年「糞、あの禿親父・・・!」
今ここには居ない黒服に対して悪態を付く
状況は劣勢、と言うか最悪と言って良い
青年「組織ももう少し頭使って人選んで欲しいですね!」
振り下ろされる剣を刀で受け止め、奴の腹を蹴飛ばし距離を取る
こっちは体力的にもキツいってのに奴さんは顔色一つ変えてない
当然だろう、今回の敵は『スリーピー・ホロウ』つまり顔が無いのだ

「スリーピー・ホロウ」
光る目の馬に乗った首無しの騎士、森の中で次の殺しの犠牲者を待っていると言われている外国産の都市伝説

今回奴は噂と違い馬に乗ってない、それが唯一の救いだろう
まぁ、首が無い時点で天敵に変わりは無いのだが・・・
スリーピー・ホロウ「・・・・・・」
奴が握っているのはグレートソードと呼ばれる類のもの
目算で180cm位、それに見合うだけの重さもある
本来ならその重量ゆえに斬り合いには向かず、命中率も悪いとされるソレだがそこは都市伝説
持ち前の怪力で難なく振り回している
正直日本刀でやりあうには分が悪すぎる相手だ
スリーピー・ホロウ「・・・・・・」
青年「はぁぁぁぁっ!!」
奴が剣を振り上げる瞬間、一気に距離を積め、狙うは鎧の間接部分
ずぶっ・・・と音が鳴り刀は奴の腹の辺りに刺さった
青年「やった・・・がっ!?」
スリーピー・ホロウ「・・・・・・・!」
腹を刺されたことに怒ったのか、単純に近すぎて剣を振れなかったから、奴に殴り飛ばされる
青年「腹刺された位じゃ死なないか・・・あ」
しまった、刀腹に刺さったまんまだ
スリーピー・ホロウ「・・・・・・」
絶体絶命とは正にこの事だろう
動くのも辛い体でしかも武器は奴の腹
青年「がっ!」
起き上がるより早く蹴り飛ばされ、踏みつけられた
青年「ぐ・・・」
奴は剣を首に押し付け・・・僕の意識はそこで途切れた

勝った
スリーピー・ホロウは確信した
既に奴に意識は無く
後はこの剣を振り上げこの男の首をはねるだけ
その慢心が動作を鈍らせ、それがスリーピー・ホロウの敗因となった

??「そこまでだよ」
背後から投げかけられる声、振り返るよりも早く じゅっ 腕が落ちた
振り返るとそこに居たのは茶色の液体の入ったボトルを持った男
弟「間に合ったかな?」
右腕を失い、拾うよりも抜いた方が早いと判断したスリーピー・ホロウは残った左腕で腹の刀を抜き男に切りかかる
弟「さっさと決めちゃおうか」
しかし斬り付けるよりも、男が液体をかける方が早かった
ゴポッゴポッ・・・と音を立てボトルから溢れるコーラを受けたスリーピーホロウはじゅっと音を立てて液状化し、消滅した

青年「ん・・・」
黒服「お目覚めですか?」
目を覚ますとそこにはどアップな黒服の顔
青年「何が悲しゅうて僕は禿たオッサンに膝枕されてるんでしょうか?」
黒服「HAHAHA、ぶち殺すぞ人間!!と、冗談はさて置き、貴方はスリーピーホロウにボコボコにされたんですよ」
青年「そうだ!奴は!?」
見ると、隣に転がってるのは・・・奴の両腕?
黒服「貴方が倒れた後、ヘルプに来た契約者によって倒されました、流石は組織内で最強と言われるだけの事はありますね、瞬殺でしたよ」
青年「その契約者の方は?」
黒服「何でも、「兄さんの明日の朝食の仕込みがあるから帰る」だ、そうです」
・・・朝食の仕込み?
黒服「まぁ、今回は能力が効かない相手にお疲れ様でした」
青年「次からはやめて下さいよ、首なし相手なんて」
黒服「えぇ、気をつけておきます」
黒服のその言葉に、「あぁ、またやらされるんだろうな」とため息を付くしかなかった

青年は『スリーピー・ホロウの剣』を手に入れた!

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー