(ルート>『ドリンゲント・オペラツィオン』!!
ムカデのような竜の身体に、5つの赤いクロスを描く
低く大きな唸り声を上げながら、竜はその長い身体をくねらせた
低く大きな唸り声を上げながら、竜はその長い身体をくねらせた
(ルート>何十匹出そうが無駄ぁ!! ぜぇんぶ斬り刻んであげるからねぇ―――――ッ!?
と言った束の間、小さな身体は大きく弾き飛ばされた
くるりと宙で態勢を整え、上手く着地して状況を把握する
先程傷を作った竜が、何事も無かったかのようにぴんぴんしていた
くるりと宙で態勢を整え、上手く着地して状況を把握する
先程傷を作った竜が、何事も無かったかのようにぴんぴんしていた
(ルート>なっ・・・どういうことぉ!?
(日天>「ワーム」は強い再生能力を持つ・・・「画竜点睛」はモデルになった竜の力も引き出せるからな
(日天>「ワーム」は強い再生能力を持つ・・・「画竜点睛」はモデルになった竜の力も引き出せるからな
「ワーム」の陰に隠れ、日天は再びスケッチブックを広げ、
(日天>画竜点睛!
睛を点じ、画から竜を新たに呼び出す
「ワイバーン」や「ワーム」と違い、東洋風の龍
白い鱗の上に青い斑点があり、首から尾にかけて生えた翡翠の鬣は波のように揺れ、
盾のような両前足を鰭のように使ってその場を浮遊する
風雨の化身――「蛟」
「蛟」はその身に宿した神通力で突風を巻き起こし、今度こそルートを壁に叩きつけ、動きを封じた
その勢いで、10の刃も掻き消された
「ワイバーン」や「ワーム」と違い、東洋風の龍
白い鱗の上に青い斑点があり、首から尾にかけて生えた翡翠の鬣は波のように揺れ、
盾のような両前足を鰭のように使ってその場を浮遊する
風雨の化身――「蛟」
「蛟」はその身に宿した神通力で突風を巻き起こし、今度こそルートを壁に叩きつけ、動きを封じた
その勢いで、10の刃も掻き消された
(ルート>グゥッ・・・! こん、のぉ・・・次から次へとぉ!!
(日天>もういいだろ・・・? 無駄な抵抗は、やめてくれ・・・
オレは、お前を殺そうだなんて思ってない・・・寧ろ、オレはお前に生きていてほしいんだ
頼む・・・出頭してくれ
(ルート>い、やだぁ・・・負ける、もんかぁ!!
(日天>もういいだろ・・・? 無駄な抵抗は、やめてくれ・・・
オレは、お前を殺そうだなんて思ってない・・・寧ろ、オレはお前に生きていてほしいんだ
頼む・・・出頭してくれ
(ルート>い、やだぁ・・・負ける、もんかぁ!!
血を流すほど拳を強く握り締め、強風で押さえつけられた身体を無理に動かす
と同時に、周りにウィルスを展開した
ウィルスは鋭い針のようなものに変化し、
と同時に、周りにウィルスを展開した
ウィルスは鋭い針のようなものに変化し、
(ルート>『ギフト・トロプフェン』!!
逆風を突き進み、「蛟」に向けて飛んでいった
細い針は風の抵抗を受ける事なく、無慈悲に翡翠の毛並みに紅を生んだ
虚しく断末魔を上げ、「蛟」は横たわり、煙のように消えていった
細い針は風の抵抗を受ける事なく、無慈悲に翡翠の毛並みに紅を生んだ
虚しく断末魔を上げ、「蛟」は横たわり、煙のように消えていった
(日天>「蛟」・・・すまん
(ルート>まだよぉ!
(ルート>まだよぉ!
風の束縛から解放されたルートは、右腕に無数のウィルスを集め、巨大な剣を作り出した
それは、先程蓮華の『ユグドラシル』を破った技
それは、先程蓮華の『ユグドラシル』を破った技
(ルート>『ゴット・アルム』!!
幾つもの病を斬り捌いた“神の腕”が、「ワーム」を縦一文字に容赦無く切り捨てた
(ルート>半分にされたらぁ・・・流石に治らないよねぇ?
どうやらルートの読みは当たっていたらしい
双方に分かれた「ワーム」の身体は、砂塵を撒き散らして倒れ、「蛟」同様消えてしまった
双方に分かれた「ワーム」の身体は、砂塵を撒き散らして倒れ、「蛟」同様消えてしまった
(日天>「ワーム」まで・・・! 画竜――――――
(ルート>させる訳ないよねぇ!?
(ルート>させる訳ないよねぇ!?
日天が別の竜を召喚しようとスケッチブックを開いた瞬間、ルートの爪先が鳩尾を捉えた
逆流する酸っぱい物を飲み込み、日天は咳き込んでその場に蹲った
それを、怪しい笑みで見下しながら、ルートは再び蹴りを入れ、仰向けに倒れさせた
彼女の右腕を踏み躙り、悲痛な表情を愉しみつつ、
逆流する酸っぱい物を飲み込み、日天は咳き込んでその場に蹲った
それを、怪しい笑みで見下しながら、ルートは再び蹴りを入れ、仰向けに倒れさせた
彼女の右腕を踏み躙り、悲痛な表情を愉しみつつ、
(ルート>『カイザーシュニット』♪
細く長い刃を作り出し、日天の腹に抱えられたスケッチブックに切っ先を向けた
(ルート>鬱陶しいよねぇ、それ・・・子宮ごと貫いてあげるわぁ!!
一気に、その切っ先を彼女の身体に――――――――
―――何描いてんのぉ?
腕が、止まった
―――アタシからの、バレンタイン・・・食べて、くれるぅ?
頭の中に、様々な言葉が流れる
―――お前に泣かれると、どうも良心が痛む
その流れは、やがて
―――・・・ありがとう
彼女の頬を濡らした
(日天>・・・ルー、ト?
輝く涙を見て、思わず声を漏らした日天
ルートは零れる涙を拭うが、それは止まる事なく溢れ続けた
ルートは零れる涙を拭うが、それは止まる事なく溢れ続けた
(ルート>・・・っき、ない・・・
そして、
(ルート>でき、ないよぉ・・・
彼女は、
(ルート>だってぇ・・・日天さんはぁ・・・日天さん、なんだもん・・・
想いさえも、零した
(日天>ッ・・・ルート、お前―――――
「R-No.1! R-No.3! 無事ですの!?」
「R-No.1! R-No.3! 無事ですの!?」
聞こえた声の方向に、一斉に振り向いた
日の光に染まり始めた夜闇から、赤い翼を広げて舞い降りる、赤い髪の少女――R-No.0、ローゼ・ラインハルト
翼を消し、彼女はすぐに状況を確認した
血に染まり気を失っている蓮華
地面に倒れ、動けない日天
そして、自らに敵意を向ける影
日の光に染まり始めた夜闇から、赤い翼を広げて舞い降りる、赤い髪の少女――R-No.0、ローゼ・ラインハルト
翼を消し、彼女はすぐに状況を確認した
血に染まり気を失っている蓮華
地面に倒れ、動けない日天
そして、自らに敵意を向ける影
(ルート>トップの・・・姉貴ィ・・・!!
ルートの行動は早かった
ウィルスの刃の切っ先を、瞬時にローゼに向けた
しかしローゼも、光子で赤い剣を作り、その刃を抑えた
ウィルスの刃の切っ先を、瞬時にローゼに向けた
しかしローゼも、光子で赤い剣を作り、その刃を抑えた
(ルート>殺してやる・・・テメェはアタシがこの手でぇ!!
(ローゼ>本当に、ルート・ライフアイゼンですの!? どうして、貴方がこんなことを―――
(ルート>黙れぇ!! テメェが・・・テメェがいるからぁ!!!
(ローゼ>本当に、ルート・ライフアイゼンですの!? どうして、貴方がこんなことを―――
(ルート>黙れぇ!! テメェが・・・テメェがいるからぁ!!!
刃は激しく火花を散らし、互いを退けさせた
(ローゼ>・・・仕方、ありませんわね
ふぅ、と小さく息を吐き、静かに目を瞑る
(ローゼ>力づくでも、貴方を連れ帰りますわ!
赤い瞳が、大きく開かれた
...setzen Sie fort