アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 仄暗い魂-16

最終更新:

Retsuya

- view
だれでも歓迎! 編集
(エーヴィヒ>驚いたよ・・・いつから、僕の正体に気づいてたのかな?
(ルート>・・・最初からぁ
     アタシだって、都市伝説の気配の探知くらい、できるしぃ・・・

学校町、北区の山にて
ルートとエーヴィヒは、朝日が昇った町を山の上から見下ろしていた

(エーヴィヒ>ところで、これで良かったのかい?
(ルート>何がぁ?
(エーヴィヒ>彼・・・R-No.3の事さ
       まだ、何か言いかけてたみたいだけど
(ルート>・・・うん、いいの

立ち上がり、お尻についた砂をはたいて落としながら、「それに、」と続けた

(ルート>全部聞いちゃったら・・・アタシ、立ち直れないかも知れない
(エーヴィヒ>・・・そうか

エーヴィヒは察したように、ふふっ、と笑った

(ルート>ところでテメェ、ネコの癖に良い声してるねぇ
     もうちょっと可愛い声にならないのぉ?
(エーヴィヒ>生憎、僕が飲み込んでしまった主がこの姿だったからね
       僕にはどうしようもないよ
(ルート>ふぅん・・・まぁ、いいけどぉ

エーヴィヒの首根っこを掴んで、ルートは彼を己の肩に乗せる
そして、町に背を向け、山奥へと歩き始めた

(エーヴィヒ>で、これからどうするんだい、君は
(ルート>暫く、この町を離れるのぉ
(エーヴィヒ>・・・旅に出る、ということかな
(ルート>もう、ここに帰ってくることもないだろうけどねぇ・・・
     そもそもアタシには、帰る場所なんて無かったしぃ

こちょこちょと顎を擽りながらエーヴィヒの問いに答える
気持ち良さそうにしながら、彼は口を開いた

(エーヴィヒ>僕は、ここが・・・この町が、君の帰る場所になると思うけど
(ルート>・・・アタシは・・・きっと、この町に嫌われてるだろうから

ヒャハ、と短く笑い、歩を進める
不意に足を止め、彼女はちら、と町を見た
一日が始まり、目覚めた町を眺めて、

(ルート>・・・日天さん・・・トップの姉貴・・・Danke(ありがとう)

呟き、深く立ち込める霧の中に消えていった

   ...Bis bald

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー