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連載 - 首なしライダー-11a

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首なしライダー 11


グー○ィーにやられた傷が一歩走るたびに痛む

 骨の折れた片腕が振動で揺れてさらに痛む

 でも、止まれない

 俺のもう片方の腕は、前を走っている少女の手に握られていた。

 前を走る少女は襲い掛かる黒い服の集団を空いている手で持ったバールのような物で片っ端から殴り飛ばしている

 …この少女は何者なんだろう

 と、いうか女子高生がこんなに強いとは……

「っ…!」
グー○ィーに斬られた傷が痛む

「もう少し走ってください!後少しですから!」

バールのような物を片手で扱い、黒い服集団を吹っ飛ばしながら進む少女と俺

進む先には廃墟になったビルがそびえ立っていた。

 ガッシャーン!!

 窓ガラスを割って廃墟のビルに避難する俺と少女

 着地の衝撃で一段と体に激痛が走る

 闇雲にビル内を走り回ってたどり着いたのはとある部屋
 どうやらグー○ィー率いるパレードの集団を撒くことが出来たようだ。

「し、死ぬかと思った…ありがとう助かった」
「いえいえ…………えーっと、さっきの事なんですけどー……」

『私を妊娠させてください』

 さっきの言葉が耳から離れない

 本気なのかこの少女?
と、いうか

 何故こんな状況でそんな言葉が出てくるんだ…

まったく、最近の高校生は…

 変な勘違いをした俺だった。

 …いや、誘惑に負けるな俺
 俺には彼女がいるではないか


「ってか、お嬢さん…何で俺の姿を見ても驚かないんだ? 朝野さんの友人か?」

「あさの……?」
 しかし、彼女は首をかしげる
 どうやら朝野の事は知らないみたいだ。

 ………やばい、どうしようこの状況

「と、とにかく、女性が軽々しく妊娠させてくださいなんて言わない事 どんな理由があろうと軽々しく男を誘っちゃだめだって」

 ……誘惑に負けるな、俺


 俺は隠れている部屋からこっそりと外の様子を確認する

物音はしない
黒服もグー○ィーもいない

「とにかく、ここを離れるぞ」

俺と少女はビルの裏からこっそりと脱出した。





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