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連載 - ぼくの物語-02

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sougiya

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《飛脚の赤褌に触ると幸せになれる》

最近のぼくはついてない。
――というと気のせいと言われるかもしれないが悲しいことに事実だ。

この前も公園近くの通学路を歩いていたらいきなり砂が目に入った。
誰かの雄叫びのような叫び声のようなものが聞こえたと思ったら次の瞬間には体中砂まみれになっていた。
やっとの思いで砂を取り払うと誰もいなかったから声は気のせいか、もしくはぼくと同じ目にあった人だろう。

この前も上の階の人がベランダから砂をこぼしたらしく干してた布団が砂まみれになっていた。
その日は泣く泣く固いフローリングの床の上で寝た。

ついてないとしか言い様がない。
幸運の女神とやらはブサメンには微笑んでくれないのか。
なんてつまらないことを考えていると、佐川急便のトラックが視界に入る。

そういや『飛脚の赤褌に触ると幸せになれる』なんて都市伝説があったな。
……別に信じてるわけじゃないが試しに触ってみるか。

そう思い、手を伸ばした瞬間――

撥ねられた。

都市伝説は信じるもんじゃないね、マジで。

みんなもトラックには気を付けろよな。
ぼくとの約束だぜ!

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