アットウィキロゴ

「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

連載 - 首塚-83a

最終更新:

guest01

- view
だれでも歓迎! 編集
 燃やす
 燃やす、燃やす、燃やす、燃やす、燃やす
 視界内に飛び込んでくる筋肉達磨を、全て、焼き尽くしていく

 翼の「日焼けマシンで人間ステーキ」が、半ば暴走状態で発動し続けている
 己の邪魔をする者を、焼き殺すために
 容赦なく、その命を奪う為に

 学校町中で暴れ出した兄貴達
 翼にも当然、襲い掛かってきているが……その全てが、翼に攻撃を届かせる前に、焼き殺されていた
 翼の背後から襲いかかろうとした兄貴も、同じ
 その身が翼に届く前に、その身は焼け焦げ、事切れる

 半ば暴走状態の「日焼けマシンで人間ステーキ」
 翼の体温は今、劇的に上がっていた
 翼自身すら焼き尽くしかねないほどに上がり続ける体温
 その状態の翼に触れられるものなど、いない
 誰も……翼を止める事などできない


 はず
 だった、のだ


「……っどきやがれ!!」

 視界に入ってきた黒服の男に、怒鳴りつける
 大樹ではない、宏也でもない
 …知らない黒服
 敵だ、と即座に判断する
 黒服が、何か問いかけてきていたようだが、それに答えもせずに
 燃え盛る右腕を、突き出そうとして

「-----っ!?」

 鋭い痛みが走った
 黒服の手に、何か握られている

「…ふん、K-No.0め。厄介な事をして……………だが、おかげで、こいつを仕留められた」

 何、を
 それを口に出そうとして……翼は、血を吐き出した

 己の胸元に、穴が開いたことに気付かぬまま
 ……黒服の手に握られているのが、自分の心臓だと、気づかぬまま

「日景と大門の血が混ざりあった存在など、危険極まりない………S-No.0は気にするなと言っていたが、放置はできん。眠るがいい、危険因子め」

 ----翼の意識は、ぶつん!!と、そこで途切れた


 そんな翼を、黒服………アンサーに飲まれた存在である、S-No.444は冷たく見下ろして
 己の能力で奪い取った翼の心臓を、ぐしゃり、握りつぶした




 学校町のどこか
 とらわれている、その場所で

「--------!!」

 本能の奥底で、望は、それを感じ取った


 ノ マ レ ル



 そして
 同じく、学校町の、どこか

「……っ!?」

 それを、大樹は感じ取る
 都市伝説として………己の契約者の状態を、感じ取れないはずはなく
 そして
 都市伝説であるがゆえに……それを、感じ取ってしまう


 ノ ミ コ ム



 二人の契約者による、同時契約
 同時契約だったから、契約者を飲み込まずにすんでいた
 同時契約だったから、都市伝説に飲み込まれずにすんでいた

 ならば
 その契約者の片割れが、死亡したら?



 その、答えは
 火を見るよりも、明らかだった










to be … ?





タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー